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【第一回】 わたしを作ったもの - Dancemania SPEED

大津町からおはこんばんちは。皆さま初めまして。Smeetsと申します。
UK HardcoreやHiphopのトラックを作ったり、Nutzというヒップホップグループでラップをやったり、Frootsというヒップホップグループでラップをやったりする人です。(落ち着け)
こんな感じの曲を作っています。

Smeets - You

Smeets - Baby

Froots - My Life

Nutz - Fuck You

楽曲制作やラップ制作(客演)等承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
さて、2023年も残すところあと1日。ブラックビスケッツが25年ぶりに紅白歌合戦に出場するこのタイミングでnoteを始めてみました。このタイミングで。(察して下さい)
音楽関連の事はもちろん、発達ゆっくりさんの息子の事や自分自身の事も色々と発信していきたいな〜と思っています。自己満足でしかない駄文が長々と書き綴られている誰得な内容になっておりますが、それでも構わないよって方がいらっしゃいましたら読んで頂けると嬉しいです。よろしくお願い致します。



わたしを作ったもの

「わたしを作ったもの」とはロバート・ウェストール氏の短編小説のタイトルです。中学校の国語の教科書で読んだんですが、「祖父が私を作ったのだ」という最後の一文がすごく印象に残っています。このまま物語が終わるところがまた素敵。自分のルーツやバックボーンを知るのは大事な事なんだな〜と感じさせられる素晴らしい作品ですので、気になった方はぜひ読んでみて下さい。
それじゃあ僕のルーツは何だろう?と自身の音楽のルーツを辿ってみると、幼少期に母親が好んで聴いていたソウルミュージックが原点かなぁ〜と思うところはあるんですが、決定打というか僕自身が「僕を作ったもの」だと確信しているのはこちらです。

V.A - Dancemania SPEED

ご存知Dancemania SPEEDシリーズの記念すべき第一作目。全てはここから始まりました。リリースは1998年9月23日。桃の天然水を飲んでヒューヒュー言うのが流行ってた時代です。(大嘘)
なぜこのDancemania SPEEDが僕を作ったものなのかと言うと僕が音楽を好きになるきっかけとなったCDだったからです。当時中学1年生だった僕は漫画を読んだりゲームをしたりイラストを描いたりする事が好きでさほど音楽に興味は無かったんですが、このCDを聴いて世界にはこんな音楽があるのか〜と本当に衝撃を受けました。Happy Hardcoreとの運命の出会い。
程なくしてDancemaniaメインシリーズにも手を染めた僕は(最初に買ったのはX1)お小遣いのほぼ全てをDancemaniaシリーズのCDにブチ込むようになり、ゲームをしたりイラストを描いたりするより音楽を聴く事の方が好きになっていきました。このDancemaniaシリーズのCDは今でも大事に持っています。母親にもたくさん買ってもらったな。心の底から感謝。
それではDancemania SPEEDの内容をざっくりと紹介していきます。


ヒット曲のRemix

しょっぱなからChumbawamba – Tubthumping (KCP Remix)で狂えます。高速化され過ぎだろ。アッ!アッ!アゲコッ!

Chumbawamba – Tubthumping (KCP Remix)

続く2. Bellini - Samba De Janeiro (KCP Remix)も同様の有様でもはやサンバのそれではありません。
他にも、
5. Captain Jack –Together & Forever (KCP Remix)
8. Me & My - Dub-I-Dub (KCP Remix)
11. E-Rotic - Willy Use A Billy...Boy (KCP Remix)
といったダンスマニアファンにはお馴染みのヒット曲のRemixが収録されています。原曲を知っているともっと楽しめるので、原曲聴いた事ないよって方はぜひ原曲も聴いてみて下さい。
Remixを手掛けたKCPについてはまた別の機会に色々書きたいと思います。あとこのCDのNonstop MixもKCPが担当されているみたいですね。


Happy Hardcore史屈指の名曲揃い

この一言に尽きます。
3. Vinyl Groover – Time
7. Bang! - Shooting Star (Euro Mix)
10. Brisk & Vinyl Groover – Freedom 2 Dance
14. DJ Seduction - Hey Yeah
16. Brisk & DJ Ham - On & On (Slipmatt Remix)
18. Brisk & Trixxy – Eye Opener
19. Hopscotch - Steam Train (Vinyl Groover & DNA Remix)
22. DJ Stompy – Come And Follow Me
といったHappy Hardcoreシーンのアンセム達がずらり。他にもあるだろ!とかそれは違うんじゃないの?というお叱りを受けそうですが、当時の僕が特に繰り返し聴いていた思い入れの強い曲でもあるので、これらの曲を知らない方にも聴いて欲しいという願いを込めて挙げました。
特に 18. Brisk & Trixxy – Eye Opener なんかは現在でも頻繁にクラブでプレイされている様子を見かけますし、先日はBrisk & M-Projectの手により最先端のプロダクションで再構築されたEye OpenerがKTRAからリリースされましたね。めちゃめちゃかっこよかった。ポッピーポッピーゲェ〜ス!(これ何て言ってるか未だに分からない)

Brisk & Trixxy - Eye Opener

Brisk & M-Project feat. Lindsey Marie - Eye Opener

Dancemania SPEEDがリリースされた1998年はスマートフォンも無ければインターネットの世帯普及率も10%程度といった時代。Happy Hardcoreについて調べようにもどう調べればいいのやらって感じで、当時の僕は世界中で起こっている様々な出来事や情報を簡単には知る事が出来ない状況でした。
そんな時代に本場のHappy Hardcoreが収録されたCDを簡単に買う事が出来たというのはめちゃくくちゃすごい事だったんじゃないでしょうか。
今回この記事を書きながら改めてそう思いました。ありがとうDancemania。そして僕とDancemaniaの出会いの場となった近所のニコニコドー(の中にあったCDショップ)、ありがとう。


おわり

以上、駆け足でDancemania SPEEDの内容を紹介させて頂きました。本当に素晴らしい作品なので、気になった方はぜひ聴いてみて下さい。アッ!アッ!アゲコッ!
2024年はnoteの方も適度に更新していけるよう頑張ります。あと深夜に泥酔して異常ツイート連投するのなるべく控えます。(やめますとは言わない)
記事に関する感想やアドバイス等頂けると泣いて喜びますので、何卒よろしくお願い致します。最後まで読んで頂きありがとうございました。


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