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性欲にひかれて悩んでいます‼️

「性欲にひかれて悩んでいます」


質問者「先日、テンプルステイをしてから欲をなくせばよくなるだろうという言葉が心に響いて、欲を捨てようとしました。 ところで今日お昼にカレーが出たんですが食べ過ぎて後悔する私を見るようになりました。 欲を捨てようとするのに行動はそうならないです。


 

若いからか特に性的欲求がたくさん上がってきます。 法的に問題のない線で行動しようと思いますが、楽な人には傷がつきかねない状況です。 持て余す性的欲求を隠さなければならない自分自身が恥ずかしいです。 今も私の気持ちが分かりません。 

自信がなく、この問題が解決するまで結婚も難しそうです。 どうすれば性欲をよく治めることができますか。「法輪僧侶」人が欲を出すのは自然さです。 悪いことではありません。 なぜなら、欲を出して生きる世界に自分が生まれ育ったからです。 そこに自分も知らないうちに自然に染まったのです。 カレーを食べたいのは自然です。
 
ところで、食べ過ぎて悪かったです。 感じたら、その次は「欲に無条件ついていくと自分に損なんだな」と自覚するようになります。 欲が悪いからではなく、欲に従った時、自分に不利益が来るから節制をしなければならないと自ら悟るようになるので、 節制はできる時もあり、できない時もあります。
 
「欲を出したらダメですね。' こう考えると、欲が起きる自分を嫌がるようになります。 直らないと自分を憎みます。 欲を出すのは自然さです。 不利益がなければただ欲張りですが、不利益が来たら節制して調節する必要があります。 

それが調節できないと損害を受けることになります。 損害が大きくなると直ります。 通りすがりのある人を好きだと抱き込んでセクハラ犯で刑務所に住めば後には自然に調節されます。 不利益を大きく感じないから直らないのに、不利益の強さが強いと調節できるでしょう。
 
質問者もテンプルステイをしながら自分で悟ったのです。 テンプルステイをする前は、「私が欲を出しているんだな」という事実も知らなかったのですが、これを知ったのも気が付きました。 欲張ればその結果が悪いということが分かったじゃないですか。 欲をたくさん出す自分を自覚して、これを繰り返し練習すればいいです。
 


欲求に対応する方法です。


欲求は、2つの方法で対応することができます。 タバコを吸う場合を例に挙げてみます。
 
一つ目は吸ってしまうと欲求が消えます。 一定の時間が経つとまた欲求が起きます。 これが繰り返されます。 それで私たちは欲求の鎖から抜け出せないのです。 欲求に私が背負われて生きるのです。 欲求はこのような性質があります。
 
2つ目は欲求が起きる時、それに気づくことです。 「僕がタバコを吸いたい欲求が起きるんだ」こうやって気付くんです。 こんなに気付くだけで吸わないのです。 歯を食いしばって無理に「吸わないと」こうやって吸わないとストレスになります。 

しかし、ただ「吸いたい欲求が起きたんだな」と気づくだけです。 欲求に引きずられることもなく、抑制することもなく、ずっと見守るんです。 すると、この欲求は増幅します。 我慢できないほど増幅されます。 しかし、じっとその欲求を見守りながら、どのような精神作用が起こるのか、楽しく見てください。 欲求がずっと起きるのではありません。 10分、20分が経つと自然に折れて下がります。 そうするうちに時間が経てばまた起きます。
 
たばこを吸っても欲求が消えますが、たばこを吸わなくてもいつかは欲求が消えます。 そうするうちにまた起きて消えて繰り返されますが、1番目より2番目が弱く起きます。 それでタバコを吸わなくても十分克服できるのですが、この最初の峠はほとんど越えられません。
 
だから欲求を悪く考えてはいけません。 若い青年が性的欲求を否定する必要はありません。 性的欲求が起こることを遂行すればいいです。 「あ、今欲求が起きるんだ」と思いながら、欲求が起きるのをじっと見守ってください。 

性的欲求が私の意識や体をどのように変化させるのか、じっと見守ってください。 すると、これが精神的にどのような危険な考えまで移っていくのかわかります。 「この欲求というのは、その欲求を満たすために、こんなふうにまで極性を発揮するんだな」ということが分かります。 そうするうちにある瞬間欲求がぱっと消えます。
 
これは抑制するのとは性格が完全に違います。 これを「気付く」と「見守る」と言います。 「悪い、良い」ではなく、これは体の自然な現象です。 結婚すれば自然に表出してもいいですが、今は欲求を見守ってそこから自由になれる道も進まなければなりません。 欲求をあまり否定しないでください。」
 
質問者「はい、ありがとうございます。」

欲求の海でただ自分を観察してみてください。
欲を出してはいけないと考えると、しきりに自分を嫌がるようになります。
直らないと自分を憎みます。 欲を出すのは自然さです。
ただ、欲のせいで不利益を被ると、それから自由になる練習をしなければなりません。

出所:https://pomnyun.tistory.com/838?category=684103[法輪僧侶即問即説]



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