クソリプの研究(お刺身party編)

去年の参議院選挙のあとだからもう10ヶ月くらいか。このところしばらく、自分のツイッターの発言に群がってくるクソリプに返答するという作業を断続的に続けている。クソリプに返答するなんて不毛だ。ほっといて取り合わないのが最善。変に付き合うと調子に乗ってつけ上がる。いろんなご意見をいただく。

だがしかし私は「人はなぜクソリプするのか」に関心がある。クソリプと対話(という名のクソリプの投げ合い)を繰り返すうち、匿名で無責任で知性が低く面白半分に相手を小馬鹿にする彼ら/彼女らを駆動している「何か」について、そのぬるりとした感触くらいには触れたような気がしている。

「人はなぜクソリプするのか」はまだよくわからない。だが「この人はなぜクソリプするのか」については、まだうっすらとしたものであるけれど、幾つかのポイントを示すことができるように思うのだ。

ちょうど良いサンプルが上がってきたので、その分析をしておこう。

取りあげるのはお刺身party(@King_Of_Sashimi)というアカウントである。さほど特筆すべきこともない典型的なクソリパーだが、「クソリプとは何か」を典型的な、言い換えれば凡庸なものとして説明するには都合が良い事例である。

現時点での最後の捨て台詞からみていこう。

「永久に話し続けられる人形が出来たと思ったのに」(これは私が返答を現時点で止めていることを揶揄するものと思われる)というフレーズは実に典型的である。

クソリプを行うアカウントは、相手をしばしば

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