【第4回イベントレポート】スマラボとやまオンラインセミナー「働き方改革実践モデル企業の挑戦編」が開催されました!
皆さん、こんにちは!
Smart lab TOYAMA 運営事務局です!
スマラボとやまでは、令和5年2月24日にオンラインにてコミュニティ発足後3回目のオンラインセミナー(イベントは4回目)を開催しました。司会・進行はスマラボとやまのコミュニティマネージャー尾藤(合同会社ハピオブ共同代表兼CWO)が務めました。
本イベントでは約10名の方にお集まりいただき、働き方改革への思いや現状・オンラインセミナーの感想の共有といった活発な交流が生まれました。
イベントの内容
今回のイベントのタイムテーブルです。
イベントの目的
富山県の事業である「働き方改革実践モデル企業」に応募し、働き方改革に取り組まれた企業の皆様をお呼びして、働き方改革をどう進めていかれたのかを学ぶ。
「働き方改革実践モデル企業」についてはこちら「働き方改革実践モデル企業」を伴走支援をしたコンサルタントである(株)ワーク・ライフバランスをお呼びして、働き方改革のコツを学ぶ。
全員で楽しく意見交換をする!
事例共有
「働き方改革実践モデル企業」の2社から事例共有と、尾藤とのクロストークが行われました。
事例とクロストークの一部を紹介します!
①立山電化工業株式会社 小川 氏
・感謝のメッセージカード
個々が独立した業務の専門家であり、日頃から感謝を伝える機会が少なかったため導入。毎月、その季節に合ったカードのデザインにするといった工夫がされている。
その結果、導入を開始した9月から約4か月で約400枚を配布。感謝を伝える習慣が定着してきた。
・なくそう、変えよう、こういうことがやりたい検討会
「これってどうなの?」と思っていることをチームで意見を出し合い(カエル会議)、効果と難易度のマトリクスに落とし込んで、優先度が高くてやり易いものから取り組んだ。
その結果、会社の長い歴史の中で続けられてきた古いルールをなくすことができ、残業時間の削減に成功した。
②昭北ラミネート工業株式会社 大塚 氏
・コロナ禍を機に子連れ出勤・テレワークを導入し、現在ではフレックスタイム制の活用も広がる
コロナ禍という大変な時期にも、「いつも通りに仕事ができたのが大変ありがたかった」という意見が得られた。
フレックスタイム制は、孫の送り迎えの際などに利用されている。
・カエル会議を実施
カエル会議の中で、「情報共有不足」、「相談相手がいない」等の課題が明らかになったため、業務のマニュアル化や解決したいことなどを共有するための付箋ワークを実施。
その結果、属人化していた仕事の可視化や社員間での業務交換を円滑にすることができた。
働き方改革ミニセミナー
2社の事例共有の後は、株式会社ワーク・ライフバランス コンサルタント 山﨑 氏による「成果につながる!働き方改革の進め方」セミナーが行われました。働き方改革について、なぜ今働き方改革が必要なのかといったところから、実際に働き方改革に成功した企業の事例まで幅広く解説していただきました。
セミナーの内容を一部紹介します!
そもそも働き方改革とは?
⇒「ありたい姿」を目指すための取り組み
働き方改革=残業削減 と思われがちですがこれは違います。
生産性向上(工数削減・残業削減)と満足度向上(やりがい・自分たちの使命)という二つの方向性の先にありたい姿があります。
ここで、大切になるのはありたい姿に向かってカエル会議をしながらPDCAを回していくことになります。
働き方改革は失敗してもいい
働き方改革は通常の業務とは考え方が全く異なります。
働き方改革は今まで挑戦していないことに取り組むので、成功率は低く、失敗からの修正が基本となっています。
そのため、まずはやってみることが大切です。
交流会
イベント終了後の交流会では、以下のような感想や意見をいただくことができました!
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
コミュニティ登録お待ちしております!
本コミュニティは、コラボレーションツール「slack」を活用した継続的なコミュニティとなっております。イベントで繋がったご縁をより深める場所として、新たなアクションが生まれる場所としてどんどん盛り上げていきたいと考えております。今回のイベントに参加された方、参加したかったけれども残念ながら予定が合わず参加できなかった方、働き方改革に興味がある方は、ぜひコミュニティの登録をお願いいたします。
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