カルヴィン・ケイターvs.アーノルド・アレン 予想

ケイターのしたそうなこと

アレンは出入りから順突きと組みと転回の選手。
間合いの限界で前後に動いて相手を誘いだし、嫌がって仕切り直したら前進。強引に圧をかけてくれば、左を突いて回るか、組んで止める。相手が守りに入れば一気に連打を当てて試合をまとめにいく。
アレンをまともに追いかけるのはかなり難しいので、ケイターは左右を見せる形で圧をかけてアレンを動かし、逆にアレンを誘い出す形をとりたい。
3Rだとかなり厳しいが、今回は5Rなので優勢に試合を運べるはず。

アレンの狙いそうなこと

ケイターは遠くからの順突きと、追い込んでの肘の選手。
丸まって防御をすることが多く、相手に触れたり触れるフリを繰り返して相手を動かしてく。
アレンは飛び込んでの順突きから連打に入り、ケイターを守りに回らせたい。
一度連打に入ればケイターは反撃を控えて打たれ続ける可能性があるが、ケイターはかなり頑丈なので、アレンが先に持久力を消耗し尽くすかもしれない。
ケイターが触ってくるのをともかく無視して順突きを刺し、右の鉤突きを引っ掛けてケイターの背中側へ回り続け、ケイターへ有効打を当て続けて判定勝ちを狙いたい。

展開予想

アレンにはかなり厳しい試合になると思う。
ケイターは離れた場所で左右を見せて圧をかけるが、出入りで試合を作りたいアレンにはキツい。
アレンは出入りが効かないと、左から組み付いてケイターの消耗を図るだろうが、運足が軸のアレンには長丁場でなくてもまずい。
逆にケイターは、アレンが連打に入る前に膝や突きを返して勢いを止めれば、金網まで追い込むことも難しくない。
序盤はアレンが順突きから組みや転回で有効打を取れるかもしれないが、わりとすぐケイターがアレンの持久力を削り、順突きを当ててアレンを追い込むと思う。
終盤になればアレンの出入りにケイターが肘を合わせることも難しくないだろうから、ケイターに合わせた後の先で動かざるを得ない。
アレンがケイターを連打で巻き込んで、倒しきれないまでもかなり効かせないと、ケイターが巻き返して押し切るだろう。
ケイター判定勝ちで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?