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スカイツリー展望台に昇ってアイス食べてきた話

東京スカイツリー。東京タワーに代わる新しい電波塔として2012年に完成した634mのタワーです。350mの位置に展望デッキが、450mの位置に展望回廊があり、そこそこお高めのチケットを買うと昇ることが出来ます。
ここに昇ってきました。

ここに来るまで、「アイスが食べたい」と思ってまして、立食カフェを覗いてみるとアイスクリームがありました。一カップ500円。観光地価格ゥ……

底に敷き詰められたコーンフレークに渦巻いたソフトクリーム、それからスカイツリーのイラストを象ったデザインのウエハース。見ため的にクッキーかなと思ったのですが、ウエハースでした。
アイスは非常に濃厚でミルクの味がしっかりする甘めのソフトクリーム。出来合いのものを出したのではなく、ちゃんとソフトクリームマシンで絞り出したもののようでした。

これでただのアイスだったらぼったくり価格なんですが、そこはちゃんとお値段なりということなんでしょうか。大人気観光施設・東京スカイツリーの350mからの眺めを見ながら食べられるということを考えれば妥当と言えそうでした。

スカイツリー展望デッキ内にはカフェとかレストランとかもあります。カフェはともかく、レストランは相当に高い様子……でもいつかここに入れるだけの経済的余裕が生まれればなと思う次第です。


おまけ1

なぜ唐突にスカイツリーに昇ってきたのか?という話ですが、実は「東京スカイツリー(R)天望回廊付き東武本線乗り放題デジタルきっぷ」というものが9月末まで限定で販売されていまして。これを事前にWEB上で買っておくと3000円でスカイツリー展望デッキ&スカイツリー展望回廊に入場でき、さらに入場当日と翌日に(東上線と越生線を除く)東武鉄道全線に乗り放題というきっぷが販売されています。
これを使って東武鉄道乗るついでにスカイツリー昇ってこよう!という話でした。

ここでスカイツリーの入場料を調べてみましょう。展望デッキだけなら前売り券で平日1800円休日2000円、当日券で平日2100円休日2300円。ただしこれは展望デッキのみ。上記のきっぷは展望回廊にも昇れます。
展望回廊付きセット券だと前売り券で平日2700円休日3000円、当日券だと平日3100円休日3400円。

もうお気づきでしょう。セット券基準で平日なら前売り券の+300円で、休日に至ってはなんと+0円で東武鉄道乗り放題が付いてきます。しかも2日。破格という次元じゃありません。何なら当日券なんかよりよっっっぽど安いです。価格崩壊してます。

このきっぷの恐ろしいところはほぼ全線フリーである点。栃木県の北部からとなると片道1000円超えてきますが、これが事実上のタダ。往復2000円~3000円くらいにのぼる往復運賃がまるっとかからなくなるのはもはやヤバいの領域です。
さすがに特急列車は別料金ですが、特急料金を加味しても破格であることは間違いないです。経済がヤバいなか、せめて特急料金とお土産代くらい買ってくれれば……というところなのでしょうがそうはいってもこれはちょっと凄まじいような。

ちなみにこんな破格フリーパスがあることはスカイツリーHPを見ればすぐ分かるのですが、当のスカイツリーは当日券購入列がおおよそ15~30分くらい待ちで伸びてました。いやあの、このきっぷ買えば5分で発券して昇れるんですよ……?


おまけ2
何故スカイツリーがこんな都心に造れたのか?という話ですが、その答えは「都合よく大きな空き地が出来た」から。スカイツリーが建ってるところにはかつて、東武鉄道を支えた広大な貨物ヤードがありました。貨物輸送がトラックに切り替えられ廃止されると同時に貨物ヤードが不要となり、それと同時期に電波塔の話が転がり込んできたというところでしょうか。東武鉄道のお膝元ということもあり、事業主体は東武鉄道の子会社となっています。
開業からもうすぐ10年も経とうとしていますが、それでもいまだに観光客が絶えないことを考えると投資を回収出来るかなりオイシイ話だったはずです。

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