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冷やしカップラーメンを食べてみた話(静岡県藤枝ラーメン)

ご当地カップ麺シリーズ第二段。
静岡県の藤枝ラーメン。普段行かないスーパーをふらふらしてたら見つけてしまった商品でした。

このラーメン、なんと「冷たいラーメン」だそう。6分と普通のカップラーメンより長い時間をかけて温めた後、カップ焼きそばと同じように湯切りしてその後水で冷やし、最後に水を加えて食べるそうです。

中身。あとのせかやくを先に入れる事故をやらかしましたが見なかったことにします。ヨシ!

ということで完成。見た目普通のラーメンですが、水を入れてるため冷えてます。

食べてみるとかつお出汁がすごくよく出ているあっさり醤油ベースの味でした。あっさりめなので冷えててもくどさがなく、出汁が出てるのでかなり美味しい冷やしラーメン。スープに関しては中身がそうめんでもおかしくなさそうな味でした。

色々なラーメンを食べてきたつもりでしたが、こんなラーメンもあるのかとびっくりしました。調べてみたところ、藤枝付近の地域は朝ラー文化があり温かいラーメンも冷たいラーメンも提供されるそうです。







なぜ朝ラーメン?

県内でも有数の茶産地である藤枝では、古くからお茶取引などで早朝から仕事をする人が多く、仕事を終えた茶業関係者などが仕事帰りの腹ごしらえをしようと、朝早くから人気のラーメン屋の前に行列ができ、それを見かねた店主が営業時間を早めて早朝からラーメンを提供するようになったのが起源と言われている。

朝ラーメンの特徴

志太のラーメン店を発祥としていることから「志太系」(または発祥店の店名から「マルナカ系」)と呼ばれ、「温」と「冷」の2 種類をセットで食べるのが藤枝流。

つるりとした喉ごしの麺と脂分の少ない魚介系の醤油ベースのさっぱりスープが特徴で、朝から食べても胃にもたれないと評判に。

現在は藤枝を中心に、20 店舗ほどが朝ラーメンを提供しており、志太系の他、とんこつ味も。

とのこと。朝ラー文化がある地域はいくつかありますが、お茶取引という地場産業と密接に関連したところから生まれた文化という点でなかなか面白いですね。

藤枝は新幹線こそ止まらないものの東海道線の経由地域で駅もありますから、今度の旅行でふと立ち寄りたいところですね。

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