見出し画像

私たちに何が出来るのだろうか?

ロシアによるウクライナ侵攻の衝撃は、未だ私の中で消化しきれていない。そりゃそうだ、連日メディアでは情報が垂れ流しで私達はそれに曝されている。

遠く離れた国で、今、現実に「戦闘」が実行されている。これはロシアがウクライナに(大きな意味ではロシア以外の全世界に)喧嘩を吹っかけている状態だと私は思っているけれど、他の人達はどうなのだろうと考えてしまう。

私の目に映る日常は何事も変化なく通り過ぎていく。毎日同じルートで仕事に行き、同じ時間に同じ場所へ帰り、同じ布団で寝る。そしてまた平和な明日が来ると信じて疑わない。

しかし、それは本当の現実だろうか?耳目に入る情報は「正しい情報」だろうか?誇大されていないだろうか?誤報に踊らされていないだろうか?私達が見ている世界は、本当に存在しているのだろうか?

そんなことばかり考えていたら頭の中は「戦争色」に染まっていく。今回の侵攻が起きる直前、私は太平洋戦争(大東亜戦争)の本を手にしたばかりだった。相乗効果でどんどん染まっていく。                  考えているだけで毒になるな、と今回ばかりは痛感した。

何かしたい。その衝動は日増しに大きくなっていき、遠く離れた日本の一個人に一体何が出来るのか、とも思ったけれど、何もせずにはいられなくなって「国境なき医師団」への寄付を始めることにした。少額だけど毎月。全世界で活動されている団体は他にも数多くあるけれど、国境なき医師団に関してはずっと気になっていていつか寄付したいと思ってきてやっと実行できた!

今、私達に出来ることは本当に限られている。ウクライナとロシア、西欧・東欧など各国の歴史的背景を知ることもこれからの世界を知り理解していくには必要な事だろう。また、戦争の悲惨さや愚かさ、核兵器についても。   私達は、戦争を繰り返してはいけない。二度と起こしてはいけないんだ。それを理解するためにも「知ること」を恐れずに、面倒がらずに少しずつ続けていこうと思う。そして、自分が出来ることを見つけて実行していく。    小さなことでも、コツコツと。

どうか、1日でも早く侵攻が終わり、ウクライナとロシアに平穏な日々が戻りますように。涙を流し、血を流す日々が終わりますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?