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ビールが無ければハイボールを飲めばいいじゃない

「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」は、マリー・アントワネット自身の言葉ではないらしいけれど、この言い回しは汎用性が高いので、ずっと生き延びるんだろうなぁ。

ずいぶん前のことですが、健康診断で尿酸値がちょっと高めに出たことがあり、それ以来、家で飲むときは「ビールは缶もしくは瓶を1本のみ」と決めています。2杯目からは、ウィスキーだったり焼酎・泡盛だったり日本酒だったり。

裏を返せば、痛風の心配がなければ、ビールをたくさん飲みたいわけです。「ヱビス」「プレミアムモルツ」「一番搾り」あたりが常備ラインアップで、ギネスや季節限定物がちょいちょい加わります。(シルクヱビスが大好きなんですが、復活しませんかね?)

昨日、ストックの最後の1本を飲んだことは理解していました。でも、今日は外食するつもりだったので、そのときに買えばいいや、と楽観していました。(なるべく製造から日が経っていないものを、という気持ちがあるので、ストックを必要最低限に絞っています。)

ところが、いろいろあって外食が取りやめになり、今日はビールのない家飲みです。でも炭酸のストックがあるので大丈夫。岸田奈美さんのTwitter Liveを視聴しながら、ジャックダニエルのソーダ割りを飲んでいます。

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「ジャックダニエルのソーダ割り」は、かつて渋谷にあったライヴバー「Wasted Time」で覚えました。シングルが500円、ダブルが900円だったと思います。それをジョッキでオーダする「ジャックのダブルのソーダ割りを、ジョッキで」が、敬愛するベーシストの定番でした。

それを真似て、さらに進化させ、ウィスキーとソーダとを分離する(ソーダはジョッキで、ウィスキーはワイングラスに)、という無茶苦茶なオーダを通してもらっていました。そして、それはいつしか「いつもの、分離で」で通るようになりました。

こんな経験は、きっと、もうないことでしょう。

渋谷Wasted Timeは惜しまれつつ2016年に閉店しましたが、下北沢にて、ミュージックバーとして2017年6月に復活。三周年記念のTシャツ販売中です。

Wasted Time Shimokitazawaでは、ジャックダニエルにこだわらずにそのときの気分でオーダしており、「いつもの、分離で」という呪文は効力を失っているのですが、それもまた良し。

昨今の情勢によりだいぶご無沙汰しているのですが、落ち着いたら顔を出したいと思います。店主の中島さんと、時事ネタの意見交換がしたいです!!

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