②思い返せば違和感があった自覚症状達【胞状奇胎】
心身健康に呑気に生きてきたワーママです。夫は海外赴任のためもうすぐ3歳になる娘と2人で暮らしています。
2人目妊娠を期に、全胞状奇胎→侵入奇胎となり現在人生シフトチェンジ中。元々医療関係を齧っていたので、独学ですが少し詳しめに記録を綴っています。
病理の診断
街の産婦人科で流産手術を終えた5日後、経過確認で再診へ行くと、手術時の検体が病理検査に出されていた。
病理診断名『部分胞状奇胎(胎児成分無し)』
(※本来、部分胞状奇胎は胎児成分有り。後々この診断の矛盾が明らかになる。→記事③へ)
すぐ今日にでもこのまま大学病院に行くようにと告げられ、転居予定の為自身で一から病院を探すこととなった。
自覚症状について
胎児成分無し、、、?あの赤ちゃんの形をしたエコー像はどこへ、、、?心拍は幻?
といくつかの疑問が生まれ検索魔になっていると、確かにこれまでに思い当たる症状がいくつかあった。
☑︎早期からの強い悪阻
☑︎早期からお腹が大きくなる
☑︎猛烈な倦怠感と食欲不振
☑︎エコーにうつるブツブツ などなど
南の島はかなり楽しんだが、食べ物の記憶はほぼない。1日に何度も吐いて食事もまともに取れなかった。
前回妊娠時にはなかった酷い倦怠感に襲われ、予定がない日は動けず毎日横になっていた。
病院探し
色々調べたもの胞状奇胎を専門に診ている施設は多くはなく、通院が長引くことを想定し転居先の最寄りの都内の大学病院に電話予約。
幸い、その日のうちにすぐ診ていただけることになった。
(ちなみに国内では、名古屋大学と千葉大学が詳しく研究しているようです。)
大学病院の診察
まだかなり子宮の中に組織が残っている為、できるだけ早く除去をする必要があるとのことで、3日後に入院&再手術になった。
慌てて仕事の調整に子供の預け先などを済ませ、残りの夜は娘と出来る限り触れ合って過ごし入院の日を待った。
2度目の手術
1回目のクリニックの手術から11日後に、大学病院でも再手術を受けた。
2泊3日。同じように子宮口を広げる処置を行い、今度は大量の照明があるザ・オペ室!という感じの部屋へテクテク歩いて入場。
銀色の硬いベッドに横たわり、看護師さんの掛け声を聞きながらいつの間にか全身麻酔ですやすや。
今回はグッスリ寝ている間に終わり、記憶も術後の痛みや違和感も一切無く、翌日からは普通に普段通り仕事に復帰することができた。
さあひと段落!と気持ちを切り替え、子育てに仕事に遊びの予定もしっかり決行し、物悲しさや不安を断ち切って前を向きつつ5月を終えようとしていた。
つづき👇
心情よりも病状の進行事例を知りたい!!という方向け記事
この記事では心情を交えなが長々と語ってしまいましたが、妊娠から侵入奇胎までの経緯についてはこちらにまとめています💁♀️
珍しく情報が少ない病気かつ、健康な男女であれ誰にでも起こりうる可能性がありますので、参考になれば幸いです。
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