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いまの気持ちを素直に書き出す手帳

「願いを叶える日記帳」や「ウィッシュリスト」ならば、前向きな言葉がどんどん出てくると思います。
あれをやってみたい、こんなところ行きたい、とかとか。

たとえば、神社で神様にお願いごとをするときもわりとポジティブですよね? 「健康でいられますように」「みんな仲よしでありますように」「仕事がはかどりますように」……でもでも、世の中には「縁切り神社」なるものが存在しているように、断ち切りたいちょっと仄暗い想いもあります。

わたしはほぼ毎日ヨガスタジオに通っていて、道すがらに存在する神社では軽くお願いごとをすることもしばしば。ただ、時間があるときだけ。
そして、できることなら神頼みは最後にしたい笑
(無神論者です。でも初詣も普段のお参りもするし、占いもたまに見ます。神様にお願いしてもなにも叶わなかったーと言うのはちょっと違うなと思う性格で、できることは自分でやりますという感じ)

なので、普段は自分の気持ちを整えるために、日記には楽しいこともいやなこともつらいこともぜーんぶ書きます。
嬉しい!楽しい!大好き!なことも筆が乗るけど、いやなこともワーッと書けるほうです(自慢できない)。

書くことは鎮静効果があります。自分を慰める手段でもあります。
どうにもつらいなという出来事をよく反芻しちゃう性格でして、それをひと様に聞いてもらえるならありがたいですが、再放送しすぎてるなと反省することも。

自分が悪かったと認めるのもなかなかしんどいですが、他人を責めるのも結構ハードルが高いものです。他人のこと、そんなになじれないですよね……? だったら自分が悪かったと思ったほうが手っ取り早いと考える方、結構いるんじゃないかな。わたしはそうです。

でもこれはケースバイケース。
たとえば、ひととの約束で遅刻してしまったとき、深く謝ります。あとで思い返しても、「あー……もう二度と遅刻しないよう余裕を持って行動しよ……」と考える。
どんなに言い訳しても、遅刻は遅刻なので。
電車が遅れやすいならすこし早めに家を出ればいいし、なにか忘れものをして慌てて取りに帰る場合も、ちょっと余裕を持っていればOKですもんね。


一方、相手が遅刻してきてとくに謝られなかったとき。
「あれっ。なんで?」と思いますよね笑
こういうのってつき合いの長さにもよるかもしれませんが、いつも遅刻する癖がついてしまっているひとは、謝るのを忘れていたり、相手も怒らないだろうと思っていたり、そもそも時間を勘違いしていたりすることもあるので、咎めるに咎められないケースもあります。

その場で怒ってしまったら、あとの予定もギクシャクするかもしれない……と考えて二の足を踏んだり。

そして、きちんと謝罪してもらえなかったことを、なぜか曲解して、「自分がなにかしたから堂々と遅刻されて、謝ってもらうこともできないのかなー、舐められやすい自分がだめなのかなー」と認知の歪みを引き起こします。

事情があるにせよ、遅刻するなら途中で連絡を入れたほうがいいし、その後も謝ったほうがいい。へらへらと「遅れた~」と言われて怒らないひとがいるなら、すごいですけど。

ね? このように思い出し怒りが得意ですわたし笑

繰り返し再燃する怒り、悲しみはひとの数だけ重さも違うので、「ネガティブなことを言ってるとこころが歪んでいくよー」と言うひとは放っておいて、思いきり手帳やノートに「コラー!!」と書いていいと思います。

ほんっとに数年、数十年経っても消せない痛みはありますけど、たいていのことは一度二度書くと、結構忘れちゃいます。
そのときにエネルギーを発散するからでしょうか。
筆圧が高いわたしは、裏写りするほどギギギギと書きますが笑 
それでいいのです。リアルに生きているひとの時間を奪うより、ぱっとノートに書くほうがすっきりします。
抱いた感情をできるだけ歪ませず、素直にノートに明かすコツを覚えると、普段の生活もメリハリが利き、スムーズに。

「ノートに書いたらあとで読み返したときに落ち込むんじゃ?」と思うなら、そこのページだけバリッと破けばOK。

ノートの中で上手に過去と縁を切り、自分の気持ちに素直になりたいなと思います。



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