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記憶と記録(2020年)

ほんまに1枚も写真なくて提供してもらいました。ゆばちゃんありがと。


2020年2月。
2019年シーズンが終わって今までの写真を整理してTwitterに載せたりする作業をしながら過ごしていたオフシーズン。

『 去年はシーズン始まるのが楽しみで仕方なかったのに、今年は何か気持ちが乗らない。去年と同じ熱量で応援したり同じくらいの頻度で観に行く元気があるんかな。』


正直こんなことを思ってたりした。

本当に誰にも言えないことだったから誰かに伝えるのは初めて。こんなこと思ってたのはここだけの話。

このままやめてしまおうかなとも考えてた、そんな矢先の無観客試合。

今まで当たり前になっていたいろんなことが、たった数ヶ月でそうではなくなってしまって。何回も思うけど本当に贅沢なものを当たり前のようにみせてもらえてたんやなあ 、、と。
アイリーグ、社会人含め全カテゴリー、おもしろくて観たくて仕方ないって思うものを時間を使えば観られたこと、自分で撮れたことがどれだけ贅沢で幸せだったか。

行けないと分かったら行きたくなる、そういうタイプです。(めんどくさ)


秋頃にずいがインスタに書いてくれたことも、「 ななさんの写真がいちばん 」って言ってくれたことも嬉しかったし私の原動力。写真を撮ってて良かったなあと思える瞬間。ありがとう。また撮れる機会があるかな。




そしてこれはある4回生のママさんのストーリー。
選手の側で応援できてたかは分からないけど、こういう言葉で頑張れるな〜と改めて。

サッカーも桃山も大好きだから撮りたい。たくさん撮った写真を選手たちが喜んでくれるかは分からないけど、それでも今しかない学生サッカーのこの瞬間をたくさんたくさん残したい。数年後に見たときに、その時の空気感や「 この試合はこんなだったなー 」なんていうのを思い出せる写真が撮りたいなあと思う。


これは写真を続けてると定期的に考え込むテーマやけど、SNSやっていて思うのは「 私が思ういい写真=皆が思ういい写真 」ではないんやなってこと。

「 この写真好きやわー!これは自分で撮ってて感動した!!! 」ってSNSに出したものが思いの外ウケが悪いなんてしょっちゅう。その逆も然り。(いいね数=いい写真とは全く思わないけど、自分の中ではある程度参考にはしています)

私は、他の人の写真が素敵だなーなんて思って、周りが羨ましくて自分の写真見てがっかりすることが多々ある。せっかく大好きな選手たちを撮らせてもらってるのにこんな気持ちは悲しいなって思うから、まずは自分の写真を愛する気持ちを大切にしていこうと思う。そのためにも知識を付けたりたくさん撮ったりして、自分の撮りたい写真を撮れるような最低限の努力はしていきたい。




7年前、写真の世界にハマり見える世界がグッと広がった。
何もなかった私に趣味を、楽しみをくれた。
年齢関係なくたくさんの繋がりができた。
小さなことでも幸せを感じられるようになった。
写真を始めて人生が豊かになったと思う。



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