あうん、ターミナルのhomebrewとかpipとか「パスを通す」とかその辺

動機とか

pythonでGUIとかいうのをやってみようと思って、tkinterを使ってみた。tkinterはpythonに標準で入っている(python2にはTkinter、python3にはtkinterが入っている。tが大文字か小文字かが違う)。標準で入っているから何もせずに使えるな、と思ったら入っていたtkinterのバージョンが8.5.9とかだった。色々なところでバージョンは8.5以上を推奨されていて、8.5あればいいかな、という感じだが、ターミナルで回すと何やらエラー(warning, このバージョンは古いのでしばらくすると使えなくなります、みたいなやつ)が現れたし、テキスト入力ボックス(tk.Entryを使う)が現れてくれないのでバージョンを最新のものにすることにした。色々やると8.6.13になった。恐らくこれが最新。

ターミナルについて

知っている人が多いと思うが、ターミナルについてざっくりと説明する。知ってる人は読み飛ばしてくれい。

ターミナルのアイコン

macユーザーの方は、上記の画像のようなアイコンをタップするとターミナルが立ち上がる。ここに色々と入力するとプログラムを動かしたりできる。ここに python3 と入力すれば">>>"という記号が出てくる。これは、python3の対話型シェルというものが立ち上がった状態であり、pythonのプログラムを1行ずつ実行できる。print 1とか入力すれば1が出てくる。exit()と入力すればpython3を終了してターミナルに戻れる。もしくはquit()でも戻れる。適当なテキストエディタ(僕はmiを使っている)で作ったpythonのファイル(拡張子が.pyのやつ)を実行するには、ターミナル(">>>"が出ていない状態)でそのファイルがあるディレクトリに移動(cdコマンドを使う)して、 python3 hoge.py と入力すれば良い(hoge.pyはファイル名。各自自分のファイル名を入れる)。

ターミナルのpipとhomebrewとpyenv

上記のサイトがかなり分かりやすかった。Homebrew,  pip, pyenvとは、どれもパッケージ管理システムと呼ばれるものである。numpyとかmatplotlib.pyplotとかそういうのをインストールする時に使う。

Homebrew

Homebrewは以下のサイトに書かれているように、Homebrewページに移動してインストールコマンド

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"

をターミナルに打ち込むとダウンロードできる。途中でパスワードを求められたら、パソコンを開くときのパスワードを入力する。エンターを押すことを求められたらエンターを押す。僕の場合は最初に一回パスワードの入力を求められ、次にエンターを押すことを一回求められた。その後5分くらい待つとダウンロードが完了した。

homebrewの使い方は以下に書いてある。

https://www.nikkeibp.co.jp/seminar/atcl/vs/BDT_20180529/Mac.pdf

which brew

このように入力すると、brewがダウンロードされた場所が返ってくる。これが正しく返ってくるということは、homebrewが正しくダウンロードされたということである。which pipとかwhici python3とか打つと、pipやpython3がダウンロードされているかを調べることができる。

brew install python3

これを打つとpython3をインストールできる。which python3でpython3 not foundが返ってきた人はこれを使ってインストールしておこう。すでにインストールされていた場合は必要ない。新しめのmacであればpython3は最初から入っているはずである。

brew install pip3

これを打つとpip3をインストールできる。homebrewはpython3とかpip3とかをインストールするためのパッケージ管理システムであり、numpyとかmatplotlibとか、そういうpythonの中で使うライブラリはインストールできない。試しに brew install numpy と打ってみたら、色々進んでいったものの、インストールはできなかった。pipとpip3というのがあり、どっちでも良いが、pip3の方が良い。python3しか使わないという人は特に、いらないトラブルを避けるためにもpip3の方が良い、と思う。ちなみに、python 3.4以降をインストールすればpip3は勝手についてくる。

pip3

pipおよびpip3は、numpyとかmatplotlibみたいな、pythonの中で使うモジュールをインストールするためのパッケージ管理システムである。python 3.4以降をインストールすれば勝手にpip3が付いてくる。ターミナルで which pip3 と打って、pip3がインストールされているか確かめてみて欲しい。

pip3を使う人は

pip3 install numpy
pip3 install scipy
pip3 install matplotlib

などのコマンドを打ち込むことで、それぞれnumpy、scipy、matplotlibをインストールできる。残念ながら、これらのモジュールはwhich numpyなどのコマンドによって存在を確認できない。これらを確認するには、pythonの対話型シェルを立ち上げてimport numpyとか打てば良い。すなわち、以下のコマンドを打てば良い。

python3
import numpy

numpy、matplotlibはよく使うのでもしインストールしていない人がいたらせっかくなのでインストールしておくと良いと思う。

pyenv

知らん。使わなくてもなんともない。

ターミナルのパスとかその辺

このサイトが分かりやすい。
https://qiita.com/soarflat/items/09be6ab9cd91d366bf71

色々なサイトで「パスを通す」という言葉が出てくる。ターミナルには、lsやwhichなどのコマンドがある。python3の対話型シェルを立ち上げるpython3というのもコマンドである。前の章で使ったwhichというコマンドは、コマンドが打ち込まれた時に行う操作の内容が書かれている場所(パス)を表示するコマンドである。lsというコマンドが打ち込まれた時、lsはどういう操作をするんだったか、いちいちターミナルは覚えていない。どういう操作をするんだったか分からないので、それが書いてあるファイルを参照することになる。その参照するファイルがある場所(パス)をターミナルは覚えているのである。

ターミナルでwhich ls と入力すると、僕の場合は /bin/ls と返ってくる。これは、lsというコマンドの絶対パスであり、lsというコマンドが打ち込まれた時にどういう操作をするのかが書かれているファイルがこの場所にあるという意味である。この場所の情報をターミナルに教えるのが、「パスを通す」という言葉の意味である。

パスの通し方

python3とかpip3とかのパスの通し方

なんか調べるのがめんどくさくなっちゃった



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