SLOOW OFF

まずは、態々noteを開いてくれた貴方へ御礼を。

sloow offに、noteに、興味を持って頂きまして、ありがとうございます。

なんてビジネスモデルみたいな文章を書くのは平日のお昼時だけで充分なので、等身大で、殴り書きで、やっぱり少しだけ背伸びをした状態で、ただ感じていたことをつらつらと記していきます。多少長くなるので学校帰りの電車の中とか、昼下がりのコーヒーブレイクみたいな、手が空いた時間にでも一読ください。

まず始めに、次作の販売(7/30release)をもってsloow offは区切りをつけます。決して終わりじゃないです。〜〜〜と、長々と語る前に少しだけ自己紹介を。

愛知県春日井市で'99年に産まれ育ち、「大人」の歳になった現在は名古屋で一人暮らし中。好きな食べ物はハンバーグと白桃で、嫌いな食べ物はあまり無いけど苦手なのは椎茸です。昔から何かを作る事が好きで、DIYから料理までは人並みくらいにはできます。

さて、自己紹介はここまでにしてsloow offについての成り立ちを話したいところではありますが、その前に少しだけ。

前述では少し言葉を濁して「大人」と記しましたが、それには
少々ワケがありまして。
これを読んでいる貴方は「大人」とは何か。考えた事はありますか。

「大人」とはなにか。

まず始めに出てくるのが、20歳になったら大人。
というのが世論で言うところの主軸ではないでしょうか。

20歳になれば大人、これも正解だと思います。
然し、同時に誤りでもあると考えています。

20歳を超える人の中にも、物事の分別が付かず、
非人道的な事をしている人もいれば、
18歳の子で毎日しっかり学校へいって、仲のいい友達を作って、放課後は時給800円のアルバイトで自分の携帯代を払って、少しずつ自立している子も知っています。

前者と後者で比較した際にどちらが子供で、
どちらが大人かは言うまでもないです。

ただ、俗説で話をすれば20歳を超えていない
後者(18)も大人ではないのでしょうか。

今までの話を要約すると、
◇20歳を超えていて
◇しっかり、真面目に、
生活していれば誰でも大人である。という事になります。

でも本当にそうでしょうか。

多分、ここまで読んでくれた貴方は
「〇」とも「×」とも
言いにくいんじゃないかなと思います。
だって、自分もそうなので。

これは個人の意見だけど、この話に答えは存在しなくて十人十色、10人いれば10通りの答えがあるはずで。
似たような答えの中でも、根底では本質が少し
異なっているんじゃないかなと。

それを踏まえて、自分なりの答えはこう。

「状況に応じて大人⇔子供を切り替えれる人」

これが自分の考える「大人」の姿です。

自分は大人だからといって、楽しむべき場所で
充分に楽しまず、セーブを掛ける人、
これは大人のフリをした子供で。

自分は大人になれないからといって、人に迷惑を
かけて反省しない人、これは子供のフリをしている大人で。

だから自分が成りたい姿、有りたい姿は
昔の友人と逢った時やライブハウスでは
大人の肩書を忘れて 子供みたいに楽しんで。

つまり、簡約すると

「子供心を持ち合わた大人」

でいること、です。

自分が見る限りでは、子供心を備えてる人は
あんまり居なくて、”大人だから” とか
”いい歳だから” とかを理由に童心から
目を背けてる気がしてます。

だから、”いい歳” なのにライブハウスで
若い子達よりアガってるおじさん達は
まじでかっけーです。尊敬。

年甲斐もなく、って悪い方で使われがちだけど
大人のフリして自分にセーブかけてる人と、
年甲斐もなく、ハシャいでる人、
意見は分かれるかもしれないけれど
自分は後者になりたいとずっっと思ってます。

勿論、遊ぶだけで責任果たさないのはダメだけど！

案の定、前置きが長くなったけど
少しだけ本筋に戻ります。

sloow off を始めた理由です。

sloow offを立ち上げた、って言うと大げさな響きだけど
なぜ服を作ろうと思ったのかと言うと、

「大人になるまでにやる事リスト」

これに入ってたから。
入ってたというか入れたのは自分なんだけど。

これは20歳になったとき、上記の”大人とは何か”
ってのを考えてた時に、いざ大人になった際には
やり残した事が無いようにしよう。って考えたものです。

要するに 

若い内にたくさんチャレンジして経験積んでおこう、大人になって「あの時やっておけばよかった」って思わない様に！

みたいなイメージで作り上げたリストです。もう10代は戻ってこないみたいに、歳食ってからの20代は二度とやってこないからね。

それでもって、そのリストに入ってたからハタチの冬に右往左往しながら手探りで始めたのが「sloow off」です。

sloow off を始めるにあたって、これまでも今も、一度もビジネス、所謂"金儲け"みたいな事は考えたことは無くて、何かのキッカケでバカ売れして、株式の軌道に乗れる！
みたいな事が起きても即断で No を出します。
物事に大も小もなく、リストに載っている項目の
1つであるだけなので。

って、こうやって書くと薄っぺらく見えちゃうけどsloow offを始めて2年経つ今でも全く後悔してないし他の人がどう言おうと趣味の類、自己満の類なので

自分は一生の思い出だと胸張って言えます。

こっ恥ずかしいからあんまり言いたくないけど
１つ１つの作品全てに自分だけのメッセージみたいなのが込められてて、デザインとして可視化する事で半永続的に、世に、人に、伝えることができたかなと感じています。

殆ど全てを一人で作成、管理してたから手間は
めっっちゃくちゃかかったし大変だったけど
20歳と少しだけ歳を食った、ただの一般人が作った服を100人以上の人達がわざわざ声かけてくれて、選んでくれて、買ってくれて、喜んでくれて。

中には１作目の発売から今作まで全作品を買ってくれている猛者も複数人いて、マジでやってよかったな～とめちゃくちゃ思っています。

インスタを見てくれた人、声かけてくれた人、
購入してくれた人、応援してくれた人、
彼氏/彼女にプレゼントするわ！って2着買ってくれた人、早く新作発表せえ！って急かしてきた人、「順調にいってるよ笑」って言ったら本業を辞めて服作りに専念するんじゃないかと心配していた親、

よくある言葉だけど、自分ひとりではsloow offは完成しなくて
皆さんがいたから成り立ったモノだなあ、としみじみ考えてます。

最後に出す作品はTシャツです。
明日(7/30)に公開する予定なので、暇があれば見てください。

見てくれるだけでも嬉しいし、誰かの行動のキッカケになっても嬉しいし、手に取ってくれたらもっと嬉しいです。
認められて喜ばない人なんていないからね。
少なくとも自分は。

2年という長い様で短い期間でしたけど、自己満の度合いで言ったら花まる120点です。
ここで区切りをつける事に満足しかないです。

作ったものを誰かが身に着けてくれている限りは
「sloow off」は終わらないので、”区切り”です。

sloow off を通じて、この駄文を読んで、
少しでも何かを感じてくれたら、嬉しいです。

また、どこかで会うときまで。
ありがとうございました。

SLOOW OFF.