断片的旅行地点の記憶
大学生のころ、割とよく一人で旅行していた。
観光地でもないただの住宅街を歩くのが好きだったので、とくに写真も撮らず、有名な場所にもよらず、ぶらついている日もあった。
そういう日に、「こんな場所あるんだ」ってレベルの場所にぶつかる。
メモするほどでもないけど、ほかの地域にはないであろう、なんとなく面白い地点。
印象には残っているけど記録には残っていない。
たまに、似た風景を見て過去の場所を思い出そうとするんだけど、何県かも思いだせない。
こういう楽しみ方もいいけど、思い出せたほうが絶対いいので、ある程度は写真を撮るようにしている。一日一枚くらい。フィルム時代かよ。
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