Discord座王出演所感

昨日、Discord座王Vol.14にプレイヤーとして出場した。

Discord座王とは:関西テレビで放送されている「千原ジュニアの座王」のネットパクリ番組、プレイヤー10人が本家同様のモノマネや大喜利の他にもDiscord座王オリジナルのジャンルが書かれた椅子を奪い合い、座王(チャンピオン)を目指す。

実は過去に1度Discord座王に出演したことがあり、そのときは座王獲得はならなかったが、1勝を挙げた。

「Discord座王に呼ばれる=企画主催者から面白いと認められた」みたいな感覚でいるため、その期待に応えられるかどうか、オファー受諾から放送の間はちょっとした不安になる。やるからには勝ちたいけど、ちゃんと笑い取れたらそれでOKだと思ってる。そんな心持ちでいても不安なのよ。

自分の実力を俯瞰で見ると、大喜利などの前準備ができないジャンルよりも、モノマネなどの前準備ができるジャンルの方が戦えると思っているので、そうしたジャンルに対してはストックを最低2つは作って配信に臨むようにしている。

今回は大喜利得意勢にビビった大喜利(相対的に)苦手勢が椅子を選ぶ側に回りまくった結果、ストックが用意できるジャンルが選ばれまくった印象だった。
そうなると、自分の出番も早めに来ることになるわけで、初戦は2回戦目で指名を受けて「モノマネ」対決となった。

前回出場時にもモノマネの椅子はあり、その時はネタを披露しなかったため、そのときのストックをほぼ全部持っていけるのは大きかった。

結果としてはドローを1回挟み勝利。
「もしも布袋寅泰がぞうさんをカバーしたら」「もしもアンパンマンのてんどんまんが布袋寅泰だったら」というイカれモノマネを披露して2本ともいい感じの手応えだったのもあるが、構成的に2本目が2つの意味で「布袋の天丼」であったのが好印象だったようだ。

続いては椅子に座れず連戦となり、これもストックを用意していた「名倉」の椅子を指名。

名倉:ネットミームで流行している「謝りながら問題に答える名倉潤」(元ネタ:ファイブボンバー)でボケる

結果としてはドローを挟んで敗戦。
初めて答えるのが自分であり、今後の方向性も決めるくらいのものであったため、正統派なネタを出すことにしたが、いい感じにウケたため最初の回答としては完璧だったと思う。
2本目は方向性を変えたネタを出せたが、相手の名倉のボケの量を増やす回答に完敗となった。

敗者復活に回ることになったが、ジャンルは「大喜利」であり、厳しい戦いになることは予想していた。
結果的に復活はならなかったが、良い手応えのボケを1つ2つ出すことができたため、時間内に手数を出すことが出来れば良い勝負ができそうな気がした。

残りの時間はガヤに回り、他のプレイヤーのオモロを肌で感じまくった。他人の超面白回答でしか得られない栄養がある。

このDiscord座王において、負ける理由は「自分が面白くなかった」のではなく、「他人が自分より面白かった」になるため、負けたとしても悔いがあまり残らないのが個人的に良いところなのではと思う。

Discord座王のオファーを受けた直後は「またあの企画に出演できる!」という嬉しさでいっぱいだが、配信日が近づくにつれて「本当に自分でいいのだろうか」という不安がやってきて、本番でそれなりの手応えを獲得し、期待に応えられたという安堵と自分への自信が増していく。このサイクルが来るのである。自分のように毎回緊張するという人はおそらくこのサイクルに当てはまっているのだろう。

かくして、自分の2回目のDiscord座王出演は1勝と少しの自信を獲得という結果だった。1回目出演時と同じであるが、白星を積み重ねる嬉しさは何物にも代え難いものである。

おそらくまた呼ばれた時には「テンションアップ→不安→手応え獲得→自信がつく」のサイクルを経ると思うが、結果として自信がつくので、これからもDiscord座王に限らず、企画オファーのスケジュールが合えば出演するという気持ちである。

次は2勝してみたいなぁ〜

※回線トラブル、ノイズに関してご迷惑をお掛けいたしました。この場を借りてお詫び申し上げます。


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