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10周年と、15歳。

18歳の誕生日、蝶々のタトゥーを入れた

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その頃は目に映る全てのものに対して興味がもてなくて

ただただぼんやりと、自分の人生の主役になれないでいた

楽しいことはないけれど、煩わしいことはある

死にたいとは思わないまでも、朝起きる度に

'生きたくないな'

その想いを引き摺りながらベッドを出るのがやっとだった

学校にもいかずその言葉の重みに縛られたらまま1日を過ごすこともあった

日常から逃避するように、どんどん自暴自棄な生活になっていくうちに一つの言葉に出会う

'人生はプラマイゼロである'

というありきたりな言葉

だけど、なぜかその時

じゃあプラスの楽しいことだけやって、マイナスになる前に死んじゃえばプラスのまま人生終えられるじゃん

そんな風に、破綻した理論ながらも少なくともそれまでの時点の姿勢よりも'前向き'な姿勢に変わることができた

好きだからやるんじゃなくて、嫌なことから逃げるために

ただ興味が少しでも湧くものに手当たり次第挑戦した

その中で、一番飽きなかったもの

それが音楽と、デザインだったのかもしれない

million dollar orchestraができて10周年

数え切れないほどの思い出がある

美しい思い出も、醜い思い出も

それこそプラマイゼロだったのかもしれない

だけど、過ぎて見て思うのは

水平線を描く0と

ジェットコースターみたいに上下する結果的な0じゃ

全然楽しさが違うってこと

あの蝶々が人生に編集点をくれたなって思う

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そんな彼ももう15歳。

そして、そこから歩み始めた人生に音楽という仲間が加わり

ファッションと出会う

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この先の人生、まだまだ色んな景色を見たい

コロナ渦の現代は、水平なのか下降なのか

結局次のアクションで昇ればいいだけ

プラスへの助走でしかないんだから

思いもよろない出来事の連続の中で、準備してきたことがめちゃくちゃになった悔しさは消えない

だけど、それを悔しさのままだけで絶対終わらせない

あまりに辛い時は向き合わずに、一瞬置いといて

また後で取り出して、しっかり傷つけばいい

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結局のところ、創作物って自分の分身であり

人生の凝固体

だったら、この悔しさをどう昇華していくのか

今後の生き方で見せられるということ

この人生でしか産まれ得ないものをしっかり産み出していくので

この10年の先の未来を楽しみにしていてください

まぎれもない、最高傑作のその先を

http://shop.million-d-orchestra.com


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