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チバユウスケ

7ヶ月ぶりの投稿。やる気あんのかよ!?(ない)
そんなことはどうてもよくて、私の人生で初めての推し、チバユウスケが昨年11月26日に永眠した。

この画像見るたびに泣く

14歳だった。野球部のキムラが突然「おまえこれ絶対好きやから、聴いて!」と持ってきたのが「チキンゾンビーズ」だった。
おまえは私の何をしっとんねん。

押し付けられた形ではあったけど、聴いた。
月並みの言葉だけど、本当に衝撃的だった。「すごい!えっすごい!」と声に出たのを覚えてる。あのゾワゾワした感じ。
かっこよくて震えた。
「かっこよくて震える」のは、生きている間にそんなにない。

翌日、すぐにキムラに伝えた。「むちゃくちゃかっこええやん!!」と。
「せやろ!?」キムラは嬉しそうだった。

癌の発表があってから、「チバー!生きてるかー!」とたまにツイートしていた。(鍵垢)
不安だった。正直、食道癌か…ダメかもしれないなと、少し思っていた。不安だから確認ツイートしていた。

訃報が出た日は、今推してるすびんちゃんの誕生日だった。
ダメかもしれない、と思ったこともあったけど、チバが死んだのが信じられなかった。
ここ数年で一番衝撃的で、悲しかった。
しばらくずっとしくしく過ごした。
布団の中でチバって死んだのか…と涙を流した。
自分が思っているよりチバは私の中でずっと大きな存在だった。
冗談ぬきで「沖縄 イタコ」で検索した。
「あ、イタコは青森で沖縄ではユタか…」
そっとスマホを閉じた。

しろくまちゃんを頭に乗せるチバ

しくしく過ごしながら、ここ最近はK POPや洋楽を聴いていた通勤時間帯に、ミッシェルやバンアパやアジカン、あの頃よく聴いていた音楽を聴いた。
10代〜20代、ライブやフェスにたくさん行った。ミッシェルをきっかけに、音楽が好きになった。
色んなバンドやアイドル、ソロアーティスト、DJイベント、興味がなくても誘われれば行った。
他に夢中になったバンドやグループがいても、ミッシェルは特別だった。
ミッシェルはストレートに、シンプルに、14歳の私の感性に響いたから。それは例えアベがいなくなっても、チバがいなくなっても、無くなることはない。

今でも全然悲しいし、イタコを検索してしまいそうになる。
でも私はこれからも、ミッシェルやバースデーやロッソを聴いて、チバの声を忘れることはないし、TXTやキンプリのコンサートに行く。
そうやって元気になる。
これからまた他に夢中になるものに出会えるかもしれない。
いつかまた「かっこよくて震える」ものに出会えた時、怯むことなく受け入れられるよう、しくしくせず元気でいよう。
という、意思表明をここに記す。

ありがとうキムラ、ありがとうチバユウスケ。
Thank You Rockers I Love You Baby

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