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シグニチュアトーン

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自分が本当に鳴らしたい音がまだ見つかっていないギタリストに聴いてほしいギターサウンド
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#ストラトキャスター

シグニチュアトーン⑤ Trevor Rabin

 自分が本当に鳴らしたい音がまだ見つかっていないギタリストに聴いてほしいギターサウンドを紹介する「シグニチュアトーン(signature tone)」、今回はアレックス・ライフソン(Alex Lifeson)に続く総力特集第2段としてトレヴァー・ラビンをご紹介したい。  といってもリアルタイムで彼の、とりわけイエス(YES)在籍時をご存じの方からすれば、ラビンのシグニチュアトーンって…と困惑されるかもしれない。ギターだけでなくリードヴォーカル、作曲やアレンジ、プロデュースま

シグニチュアトーン③

 自分が本当に鳴らしたい音がまだ見つかっていないギタリストに聴いてほしいギターサウンドを紹介する「シグニチュアトーン(signature tone)」、第3回は2名のギタリストを紹介したい。 ☆  まずはロリー・ギャラガー(Rory Gallagher)。  ギターに詳しい方ならこの画像で彼が手にするのが1961年製ストラトキャスターであること、2004年にフェンダーカスタムショップからシグニチュアモデル‐というより、この使い込まれた状態を再現したレプリカがリリースされ

シグニチュアトーン②

 自分が本当に鳴らしたい音がまだ見つかっていないギタリストに聴いてほしいギターサウンドを紹介する「シグニチュアトーン(signature tone)」、第2回は2名のギタリストを紹介したい。 ☆  まずはポール・コゾフ(Paul Kozoff)。  フリー(FREE)での活動期間はわずか5年ほど、1976年に25歳の若さで世を去っていることもあり今となっては若い世代がその名を、ギターサウンドを耳にする機会はかなり減っているものと思う。  その活動期間の短さもあって、彼