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作品集積所
正体を隠すため仮称ハセガワで始めたアカウントですが小説の投稿や他のサイトへのリンクを纏めとこうと思います。名前は……バッティに戻そうかな。ややこしい真似をしてしまった。尚今後こちらのアカウントを使ってnote記事を投稿することはありません。
このアカウントで書いた逆噴射小説大賞2020参加作品のまとめ
https://note.com/sleepingninja/n/n9e05d994d7e6
ハセガワ's逆噴射小説大賞2020ライナーノーツ
800字の冒頭だけで勝負するパルプ小説の祭典【逆噴射小説大賞】、その2020年度のエントリー期間が終わりました。今年は4本の小説を無事投稿することが出来、予想以上にスキやコメントを頂いています。本当にありがとうございました。
さて記憶が新しいうちに投稿作4本の振り返りを残しておきたいと思います。基本的に自分用のメモ書きですが『この人は書く時にこんなこと考えてるんだなぁ』等ちょっとでも面白いと
ここでハンマープライス!!
「ヤス、見たかさっきの男」
「あー何か最近TVに出てる漫画家ッスよね。連れてた女、可愛かったけどまだ小さいッスよ、やっぱ漫画家ってロリコンなんスかね」
そんな話してるんじゃねぇよ、そう言い詰所のドアを開く。
「見廻り終わりま…って灰崎さん!お疲れ様です!」
「タカ、何も異常は無かったな?」
灰崎龍吾は壮年の偉丈夫で、今回のオークション会場の警備を任された敖竜会の実質的トップ、つまり俺
退廃レディとジャックポット
カジノで今月の生活費を擦り仕方なくフロアの隅でタダ酒を煽っているとバニーに絡まれた。『お前は賭け事に向かんからはよ家業継げ』『私にはカジノの金庫を奪う策がある』だの仕事もサボりくだを巻いていたが、気を遣わないので酒の相手には悪くない女だった。だが次のバイトに行くと言い女は急に帰ってしまった。
そんな訳で俺はカジノを出てフラフラと大阪都で最低の歓楽街、違法合法の娼館が並び客引きに溢れる旧堂山町