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黒鉄の魚影100億突破おめでとう!& 映画入場特典について

劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影、興行収入100億突破おめでとうございます!
感想書く前に100億突破してしまったぁー!近いうちに書く!

初めて100億を視野に入れたのが2018年のゼロの執行人。2019年の紺青の拳でさらに興行収入を上げたものの100億には至らず、2020年はコロナで1年延期。2021年に緋色の弾丸が公開されるも至らず。2022年のハロウィンの花嫁ももう少しで届かなくて、今年ついに、というかんじがする。今年はゼロの執行人と同じく立川監督、脚本櫻井さんというのも嬉しい。別に100億いかせるために見てたわけではないけど、やっぱり気分が違うよね。

2018年のゼロの執行人のとき渦中にいた人間の記憶と体感でいうと、気付いたら68億ぐらいになってて、もしかして100億……いくか!?いくんじゃない!?そしたらあむぴは100億の男じゃん! ってオタクがキャッキャしてたらメディアに「安室の女、安室透を100億の男にするために奮闘」みたいな取り上げられ方をされたような記憶がある。
なんか……その……そういうんじゃなくて………。

ゼロの執行人というのはすごく難しい大人向けストーリーなんだけど、終盤畳み掛けるようなアクションがスカッとしてたまらなく気持ちよかった。何度も見ていくとその難しいストーリーへの理解が深まり、ラスト「僕の恋人は〜」のセリフの意図も、ただのサービスではないと気付くようになった。
あと、あの作品は単純に印象的なシーンがかなり多かったんだよね。埃がチラチラ光る階段。電話ボックスから見る朝日。雨粒が重なってツーッと落ちていく窓。屋上から見るネオン。初めての試みとしてloundrawさんのイメージボードが作成された作品だったけど、それが大きかったのかなぁ。こんなに変わるの!?と驚いたものだった。

ついでに2019年の紺青の拳の話もすると、あのときはキッド様を100億の男に!というよりも、園子&京極さんっていう可愛いカップルに100億の景色を見せてあげたい!みたいなムードが強かったように思う。でもキッドとコナンくんの関係性の変化にもかなりグッとくるものがあったし、キッドと園子&京極のバランスも良かった。

2020年緋色の弾丸。コロナ直撃。ギリギリまでやるの!?やらないの!?という感じだったんだけど、4月に入ってようやく1年延期のお知らせがあった。100億を視野に入れてるビッグコンテンツだし、いろんな企業とのタイアップがあるし、ギリギリまで調整してたのかなぁ。3月中頃までは、この後コロナがスーッと収束して予定通り映画公開して100億達成してコナンすごい!赤井秀一すごい!みたいにならないかなーと都合の良いことを考えていたけれど、3年経ったいまでもコロナが収束したとはいえず、実際に100億の男になったのは煉獄さんで、映画館の窮地を救ったのは鬼滅の刃だった。

ここまでいったら2021年も書くけれど、緋色の弾丸、ついに公開。2年待った。冒頭「東宝」が出た瞬間に泣いた。
#赤井さんのここが好き のハッシュタグをつけて投稿するキャンペーンをやってたりして、これはもうコナンくんと赤井秀一が共闘する、赤井秀一爆上げ映画だろう!なんせタイトルが緋色の弾丸(ド直球) と思っていたら、あれ……?な、なんか思ってたのと違う……??という困惑が先に出てしまった。これはこれで良かったけどね……?めちゃくちゃ格好良かったのは沖矢昴と秀𠮷で、コナンくんと頑張ってたのは真純で、赤井秀一も格好良かったけど……あっ赤井って人に指示出したりもするんだね……赤井とコナンくんって助け合うというよりただ信頼しあってるかんじなんだね……あっ哀ちゃん頑張ってたね〜!そんなかんじだった。悪くないけど思ってたんと違うんよ……!

緋色の弾丸は登場人物の関係性がかなり難しく、オタクから見てもよくもまぁここまでうまくまとめたなぁ!と感服してしまうぐらいで、しばらく遠ざかってた人はまったくわからないだろうと思った。きょうだい3人苗字が違うし、妹は沖矢昴(誰〜!?)に敵対心丸出しで戦っちゃうし、なんか母ちゃんも参戦してくるし、母ちゃん子供だし(母ちゃんが子供!?)。
……とまぁ、なんか人に勧めにくい、初心者泣かせの映画だったな。

2022年ハロウィンの花嫁で100億いくと思ってたのは前回散々書いたので省略。キャンペーン諸々さぁ……。

2023年黒鉄の魚影は今度感想と一緒に書く。

さて、昨日こんなニュースが出た。

入場特典の配布がないのは事実だけど、こうやって「入場特典配布なし」を強調されると配布してる作品のファンは面白くないだろうな。別に特典目当てじゃないですけど!?みたいな。あたしは特典目当てで行ったのって『すずめの戸締まり』で芹沢の物語を配布するって聞いたときスケベ心が働いて3回目を見に行ったときぐらいだな……。でもそれだって3回見てもいいと思ったから行ったのであって、そこまでする映画じゃねーなと思ったら諦めるなりメルカリ探すなりしてただろうと思う。

個人的には、子供向け作品で週替わり特典とかはやめてやれ……というのが本音。初日からしばらく配布し続けたあと、大台に乗ったタイミングで別のものを再配布するぐらいならまぁアリかな、と思う。私は大人だし自由に使えるお金もある程度あるので、特典目当てだろうと目当てじゃなかろうと、同じ映画を何度も見ることはある。でも、私が子供だったら、新しい特典欲しいからもう一回行きたいなんて口が裂けても言えなかった。子供にはそういうみじめな思いをなるべくして欲しくないなと思う。

ちなみにコナンもかつて入場特典やったことはある。なので絶対禁止というわけではないはずなんだけど、昨今の「配布するのが普通」「何種類も配布する作品も珍しくない」という流れからすると、逆行してるように思える。作品で勝負する!っていうこだわりなのか、↑に書いたような子供向けアニメだからっていう配慮なのかは知らない。作品で勝負したかったんじゃないかなぁ……。

とまぁ、私は「過剰にやるのは反対」というだけで「何が何でもやるな!」というスタンスではないので、100億突破記念に入場特典配布しないかなーと密かに期待してます。出来れば青山剛昌先生のイラストがいいな……!よろしくお願いします!

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