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恒星の詩
お父さんが眠っているのを見たことがない
「おやすみ」と「おはよう」がつながってるみたいだ
月が好きなの、と聞いた
太陽が忘れられないんだよ、と言った
ここは太陽の影だから雲ができないよ
そう言って、たばこの煙を溶かしていた
もう、太陽の影はなくなってしまったよ
この部屋の灯りは田舎町の街灯にすらなれないけれど、
わたしの今日を終わらせないためだけに光るよ
朝が来て、ここは太陽よりもまばゆい恒星
お父さん、そっちはもうすぐ影がかかるかも
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