憧れはまだ強い

自分は特別だって思いたかった。過去の私は、天才ぽいとか、変わってるとか、そういう類のことを言われて喜んだ。自分は非凡であると思いたくて奇抜な服を着たり、髪型を色々試した。今書いていると、ヒーとなる。大変恥ずかしい。これがいわゆる黒歴史なのか。このnoteもいつか黒歴史になるだろう。でも若いうちに弾けておいたほうが、後で大爆発するよりはいいのかもしれない。

いまでも、センスのある人になりたいという気持ちは持っている。部屋がオシャレで、自分の世界観を持っていて、音楽をたくさん聞いていて、活字が得意で、服もオシャレで、絵が上手い人になりたいなぁって。あとは、丁寧な暮らしがしたいとも思う。自分はものぐさなので、丁寧な暮らしとは程遠い生活をしている。ご飯を3食食べず、人に見せられないような気持ち悪い食生活をしている。洗濯物も干しっぱなしだし、掃除もあんまりしてない。でもたまに、ランチョンマットを手縫いで作ったり、早い時間にお風呂に入ってみたり、いいお茶を淹れたりして、生活だ、とニヤニヤする。完璧を求めて暮らしをするより、ちょこっとずつ暮らしを楽しく彩ることができたらいいなあと思う。

世界観ある人になりたい!もっと知りたくなるような深みがある人になりたい。でもそれって他者による評価だから、自分で自分に世界感あるなぁって思うことはないのかもしれない。憧れはまだ強い。素敵な文章を書ける人になる、とか綺麗な言葉を知っている、とか、絵が上手い、おしゃれ、なら努力してできるのかもしれない。外見の自分磨きばかりしていても仕方ない。もちろん、それも大切だけど、中身を充実させたい。勉強ですね。

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