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哲学的な話をしよう

初めまして。私は椛と申します。
え?ああ。「糀」(こうじ)でも「𩸽」(ほっけ)でもないですよ。「椛」は「もみじ」と読みます。
私より先に2人の方が投稿しているのでそちらも拝読していただけると幸いです。


さて、今回は『ミステリと言う勿れ』という漫画について紹介しようと思います。

『ミステリと言う勿れ』とは?

『ミステリと言う勿れ』は田村由美さんという方が描いた漫画で、主人公は「久能 整」(くのう ととのう)という記事の写真に写っている天然パーマの男性です。この人が様々な事件に巻き込まれ、解決していくという流れです。
え?どこがで聞いたことある流れだって?でも作者は青山剛昌さんじゃないですよ?
漫画は現在8巻まで出ています。9巻の発売日は未定です。

この作品のどこがいいの?

さっき紹介した感じだと、もう既に毎週事件に巻き込まれるメガネをかけた少年の話でもいいじゃん。と思いますよね?
しかし、こちらの『ミステリと言う勿れ』は人間の心理に関する記述が多く、漫画を読むことを通して新たな人生観を持つことができます。
例えば、キャラクターにガンダム由来の名前を付けるほどガンダム好きの青山剛昌さんが描いている超人気推理漫画で、「真実はいつもひとつ」という言葉があります。
アニメや映画で毎回言うもんだから聞き流している人も多いかもしれませんが、本当に真実は1つなのでしょうか?
少し考えてみましょう。
そこそこ混んでいる電車に乗っているとき、急に電車が揺れて人とぶつかったということはありませんか?私はあんまり無いです。そこは置いておいて、今、AさんとBさんがぶつかったとしましょう。AさんがBさんがぶつかってきたとキレます。するとBさんはAの方からぶつかってきたと主張します。
この場合、どちらの主張が正しい、すなわち真実なのでしょう?
考えてみましたか?これはどちらの主張も正しいのです。Aからしたら確かにBがぶつかってきた。しかし、BにとってはAからぶつかってきた。考え方は人それぞれなのです。その「人それぞれ」が故に「人それぞれ」の真実が生じてしまうのです。
そもそも人がぶつかるということにおいてはニュートンの運動の第3法則(作用反作用の法則)からすれば「ぶつかった」とも「ぶつかられた」とも言えるんですがね。あまりこういうことで争いたくないものです。
ちなみに『ミステリと言う勿れ』では「真実は人の数だけある」と書かれています。これはA.T.フィールド(Absolute Terror Field)全開しそうな話でも出てくる台詞ですね。
あまり紹介しすぎてもよくないので、これまでにしておきます。
他にも様々な「為になる考え方」が書かれているので、是非読んでみてください。

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