怒りを覚えた発言

日曜日は、サンデーモーニングを聞き ながら
ワイドなショーを聞き ながら
そこまで行って委員会を聞き ながら

仕事がある時は仕事をし、する事ない時は鼻くそをほじっています。
今日はもうすぐ愛車の車検がくるので、破損していたセンターコンソールボックスの修理をしていました。コロナが終息した暁には、気持ち良いドライブをしたいですからね。

サンデーモーニングを聞きながら、作業をしていると、司会者の関口宏氏の発言に作業をしていた手がピタリ!と止まりました。
福岡の救急病院でのコロナの院内感染のVTRが流れた後で・・・

「どうして専門家なのにうつってしまうのか?と言う疑問は拭えない」

と関口氏の発言。

まず、VTRに出てきた病院は救急病院であり、伝染病の専門家ではないこと。次に、普通の救急外来として受け入れた患者が、たまたまコロナウイルスに感染しており、当初はコロナウイルス感染者としての扱いをしていなかったこと。
以上VTRを見れば、普通の人間であれば苦もなく理解できる内容です。
医療従事者にとってみれば、我々は何の対策も取っていない、能無し集団か?と不愉快にもさせる氏の発言だと思います。

さらにスポーツコーナーで、

「家にずっといてイライラしませんか?」と言う関口氏の質問。

上原(元投手)さんは「メチャメチャイライラしてますよ」。と答えました。たぶん本音でしょう。当然です。

ところが張本氏は

「イライラしません!私らの頃は防空壕で何日も生活したから・・・」

と、いう答えでした。
その答えに以外だ!というリアクションで氏は「たいがいの人は上原さんと一緒でしょ?」と続けました。

外出自粛が始まった頃から思っていました。戦争中、空襲と言う極度の緊張状態で、防空壕という娯楽など全くない暗闇での生活は、今の状態とは比較にならないほどの苦痛だったと思います。今日は張さんよく言ってくれた、と思いましたね。確かに多くの人はいつ終わるともわからない外出自粛でイライラもかなり蓄積されていると思います。しかし、事が事なので、イライラしたからと言って出歩く事の理由にはなりません。もちろん万全の対策の下で、人のいない場所への散歩や日常生活の必要最低限の買い物などは別として、遊びに出かけたり、飲みに行ったりする行為は容認できるものではありません。多くの人がイライラしてるだろうからと、皆そうだと決めつけた発言は煽りと取れる行為であり、そういう発言は慎むべきではないでしょうか?
もし私に「イライラするでしょ?」と聞かれたなら、仮にMAXイライラ状態であっても、「いや、イライラなんてしませんよ。」と嘘でも答えてやります。

正直、私の生業の設計の仕事も、コロナが原因で、延期、中止と影響はでています。だから車のコンソールボックスなんて物をいじってるわけです。

でも、イライラ?そんなものありませんよ。と答えますよ。あんたたちの期待する答えは持ち合わせていません。

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