見出し画像

ウイルスだけではない、ディープフェイクと言うこれからの敵

相棒season18最終回は #ディープフェイク を使った犯罪がテーマになっていました。

フェイク とは【意味】(だます目的で)偽造する,(…の)ふりをする..
ディープフェイク(deepfake)とは、AIによる「深層学習」(deep learning)と、偽物を意味する「フェイク」(fake)を組み合わせた造語。

ネットが普及し始めた頃からフェイクニュースとか、コラージュによる偽画像はありましたが、最近では人工知能の進化により、いかにも本物だと思わせる、本物そっくりに作られる偽物、ディープフェイクが簡単に作成できるようになりました。

昨年6月、ある美術展に関連し、フェイスブック CEO マーク・ザッカーバーグ氏、米国大統領 ドナルド・トランプ氏らの偽動画が公開された。

私は静止画のコラージュは何回も作った事がありますが、動画は時間がかかり、めんどくさそうなので、未だに作った事はありません。
顔の表情や口の動きを読み取り、本物と差し替える。そんな事が簡単にできるこれからの時代。そうして作られた偽動画が次々にネット上にばらまかれたら・・・想像するだけでも恐ろしいと思いませんか?
さらに、それが政治的、経済的な事で悪用されたら、世界中が混乱する事は必至でしょう。
でも、安心してください。どんなに精巧に作られたフェイク動画であっても見破る方法はあるそうで、

そんな時代に備えたフェイク動画の判別技術を国立情報学研究所(NII)が手掛けている。フェイク動画を作るのがAIなら、見抜くのもAIだ。NIIの山岸順一准教授らは、ディープラーニング(深層学習)を使い、本物とフェイクを見抜く技術を開発した
開発した深層学習のニューラルネットワークは、98%の確率で正しくフェイクを見抜く。人の目では一見フェイクだと分からない動画だってお見通しだ

と言う事なので、そんなに深刻に考える事はないようです。

相棒でも言ってましたね。フェイク動画を作るのがAなら見抜くのもAIであり、結局はいたちごっこの繰り返しだ、と相棒の中でも青木君が言ってました。
ただ、フェイクを見抜けるのは良いですが、フェイクだと判明するまでは、騙されて被害を被る人はどうしても出てくる事でしょう。
これからの時代は静止画から動画の時代へと変化し、4Gから5Gへ、通信速度の変化と共に、SNSも更なる変貌を遂げていくに違いありません。便利さ、快適さを求めるほどリスクも増大していきます。ディープフェイクに限らず、偽物と本物を見分ける術を身に付けていく事がこれからの時代、ますます必要となって来るでしょう。

フェイクを見破る・・・・日経サイエンス

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?