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【ポケモン剣盾】ガラルルーキーズ使用構築 : ドロンチの奮闘記 【レート1705 勝率81%】

はじめましての方ははじめまして、2回目以降の方はいつもありがとうございます。TJです。今回はポケモンソード・シールドの公式インターネット大会「ガラルルーキーズ 」で使用した構築を紹介します。(18勝4敗、最高・最終レート1705、486位)

今回はタイトルにもある通り、進化前であるドロンチを使用したパーティです。“好きなポケモンを使って勝つ”というコンセプトで組みました。その考え方の一端にも触れられたらと思います。また、一応レンタルコードもつけておりますので、良かったら試してみてください!

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はじめに

皆さん、ドロンチというポケモンをご存知でしょうか?ドラパルトを育成したことがある方なら、アメをあげる時に一瞬見えたアイツね、と顔が思い浮かぶと思います。では図鑑説明を見たことはありますか?恐らくない方も多いと思います。下の画像はシールドverの図鑑です。

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か、かわええ…(゚∀゚)

失礼、取り乱しました。頭に乗っけたドラメシヤが巣立って寂しいからって、(同じく逆鱗の湖にいる)ロトムとか乗っけようとしてる姿を想像するだけで萌えますね。フォルムもイカしてます。そんな私の推しポケ、ドロンチをなんとか活躍させられないかと思っていたのですが、ガラルルーキーズがうってつけであろうということで今回使用してみることにしました。

大会ルールとドロンチ

次に、いかにドロンチがこの大会で通用するという考えに至ったかを説明します。(少しばかり専門用語が出てきます)

ただ好きだから使うというだけではなく、どのような強みを持っているかを考察して引き出してあげるかを考えるのが最も重要であり、ある種の愛だと思っています。

まず、ガラルルーキーズはガラルの新ポケモン、およひ新たにリージョンフォームを獲得したポケモンのみ使用可能で、最終進化は49種類しかいません。これらの「すばやさ」が大きく4つのボリュームゾーンに分かれます。種族値で、“142〜105”、“97〜85”、“75〜65”、“55以下”です。このうち、2番目のボリュームは「こだわりスカーフ」を持つことで1番早いポケモン達より速く動けます。

そんな中で、ドロンチのすばやさ種族値は102、「こだわりスカーフ」を持つことで素の全てのポケモンより速く、かつ2番目以降のグループの「こだわりスカーフ」持ちよりも速くなるので、かなり安定して行動回数を稼げることが期待できました。(実際、選出しやすく、また行動回数が稼げるのでよく活躍しました。)

ドロンチ単体については、「でんじは」「おにび」を両立でき、高速サポーターとしては十分強いです。しかし、それだけではドラパルトの単純な劣化になってしまいますので、進化前を活躍させる時のど定番である「味方殴り」をすることにしました。これなら、ドラパルトにはないドロンチ独自の強みを出すことができますね。また、結果的に今回のパーティにはドラパルトも同時に採用することになったので、「ドラパルトと同じことができるポケモンがもう1匹いる」という差別化要素も取り入れることができました。

パーティ解説

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前置きが長くなってしまいました。ここから簡単にですが、パーティの解説です。味方殴りを有効活用するための「じゃくてんほけん」とダイマックスの組み合わせを1ターン目に発動して強いポケモンは、このルールではセキタンザン1択かと思います。(むしろ、ドロンチを入れるためこれ以上パーティ全体のパワーを落とすわけにはいかなかったので一番強いやつ安定です)

ということで、全体像としてはセキタンパルトの亜種となります。所謂ギミックパーティの1種で、味方のセキタンザンをドラパルトの「なみのり」に巻き込んで「じゃくてんほけん」と「じようききかん」の同時発動を狙います。周りはギミックをサポートするか、ギミックが上手く決まりそうにない時の打破手段となります。

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性格 : おくびょう

実数値 : 159-85-79-58-78-169

パーティの主役。セキタンザンを「なみのり」で巻き込むのが最優先だが、後発に控えて「ワイドブレイカー」や「でんじは」を撃つことで準エース達をサポートする動きも強力。選出率は8割ほど。これだけで趣味パーティとしては成功ですが、狙い通りの活躍をしてくれました。

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性格 : いじっぱり

実数値 : 203-145-141-x-101-64

本構築のエース枠。ドラパルトにも「なみのり」を搭載しているので、どちらかで起動できそうならまず選出される。ミラーを意識してすばやさを厚めに伸ばし、「10まんばりき」を採用しました。火力を補強するより耐久を補強する方が強いと思ったのでキョダイはしないです。

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性格 : いじっぱり

実数値 : 197-194-111-x-97-109

適当に強く育てたゴリランダー。パーティ全体の火力が低めなので、殴れるサブサポーターが欲しかったため採用。殆どのオーロンゲより速い「ねこだまし」使いなのでオーロンゲにねこだましを撃つことで有利を取るのが主な仕事でした。

余談ですが、このルールの御三家は全員強かったです。種族値って大事。

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性格 : ようき

実数値 : 163-172-95-98-95-213

後詰め担当のドラパルト。ウオノラゴンやパッチラゴンよりも絶対に速いという安定性から、ドラパルトに繋げばゲームを拾えます。まさにそういったポケモンを6匹目に探していたのでうってつけでした。

アイテムが「ラムのみ」なのは計算を狂わされたくないからですが、一度も発動しなかったです。でも、仕事を考えればそれでいいのです。

一応「なみのり」を持たせているのでセキタンザンを起動できますが、緊急用だと割り切った方が安定しました。選出率は5割ほど。

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(ドラメシヤ一族が6匹並ぶ姿は圧巻。対面から見てみたい気持ちもある)

ジュラルドン・ストリンダーについては割愛。下の記事で紹介したものと同一個体です。使い方も殆ど同じ。

https://note.com/slako1993/n/ne8ee9447cedd

使用感としては、ジュラルドンが強かったです。いや、強過ぎでした。ダイマックスジュラルドンに致命傷を与えられるポケモンが環境にジュラルドンしかいないのでそらまあね?という感じでした。ストリンダーは対トリックルーム以外で出すには少しパワー不足を感じました。当初思っていたほどブリムオンイエッサンの並びと当たらなかったというのもあります。

選出

基本選出

先発 : ドロンチ + セキタンザン

控え : ジュラルドン + ゴリランダーorドラパルト

基本的にこれです。ドロンチの「なみのり」でセキタンザンを起動しながら、セキタンザンは倒せそうなポケモンを倒します。2ターン目にこだわりを解除するためにドロンチは引っ込みますが、2ターン目も1匹を先制して倒すので行動回数の不利をこうむりません。あとは数的有利で押し切ります。(戦いは数だよ兄貴)

vs オーロンゲ

先発 : ゴリランダー + ジュラルドン

ゴリランダーがオーロンゲに「ねこだまし」を撃ちながらジュラルドンの「ダイスチル」をオーロンゲに集中します。オーロンゲが残っているとセキタンザンが通らなくなるので少々強引に行きます。セキタンザンはそれくらい火力・すばやさ両面で微妙なポケモンなのです。

全対戦の6割くらいこれでした。事前の予想通りとはいえ、オーロンゲ多過ぎですね。それくらい飛びぬけた存在なのですが。。。

vs トリックルーム

ジュラルドン・ストリンダーのところに記した記事と同じ。つまり、ジュラルドンとストリンダーを初手に出します。 

終わりに

他の予定が週末に重なり過ぎて日程は半分しか消化できませんでしたが、大変満足いく結果を出すことができました。勝率81.8%は第6・第7世代とインターネット大会出てきて個人的にはダントツの成績です。

1600台後半で私に当たった人はドロンチを使って好成績を出していることにきっと面食らったと思います。

普段日の目を見ない、あるいは進化前でそもそも見向きもされていないポケモンにも活躍の道があることをこの記事を通じて少しでも知っていただけた幸いです。

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来週はこの構築のランクマッチ版のレンタルパーティの記事か、Pokemon Homeリリースによって解禁されるポケモン(アローラの姿のポケモンとアローラ御三家)の使い方のどちらかを書く予定です。もしよかったらまたいらして下さい!

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