【全文無料】怒涛の4連続攻撃で圧倒!エンペラーを上手く使うならこれだ!!【バトスピ】
お久しぶりです。Slackerです。
YouTubeっぽいタイトルとサムネを自然と考えてしまう体質になりつつあります。
そんな僕達が運営する対戦動画チャンネル、週刊フリーマッチはこちら
ダイマはこれくらいにしておきます。
新型のアレの影響で大会がないのでおもちゃばかり考えているのですが、今回はそのうちの一つ、《調査員エンペラー》について解説していきます。
新弾の目玉カードのひとつである《オラクル二十一柱 IV ジ・エンペラー》を最大限に活かした、超楽しいデッキです。最後までお読みいただけると幸いです。
といっても環境レベルで強くはないしデッキ名で大体想像がつくので読まなくても問題無いかと思われます。
それでは本編どうぞ。
ジ・エンペラーというカード
バウンス耐性
1度の攻撃で4回バトルを行う
長々となにやら書いてありますが、要約するとこうです。
単体でも単純に4打点として機能するバウンス耐性持ちの生き物が5コスト3軽減ということで、そのコストパフォーマンスはなかなかのものです。
当然ですが、ブレイヴを付けたり《赤の世界》を立てることで打点は8、12と4ずつ増えていき、簡単に過剰打点を叩き出すことができます(ちなみにバトルスピリッツの初期ライフは5)。
また、オラクルスピリットということで例に漏れず専用マジックも存在します。
効果でアタックステップを終了させず、《エンペラー》が盤面に居れば白のマジックを無効にまでしてしまいます。《エンペラー》の高打点とも相まって、非常に高い詰め性能を誇ります。
「皇帝連激」で2度目以降の攻撃を行う際はアタック宣言が無いので、《キングスコマンド》や《とおせんぼウォール》でも止まらず、自前のバウンス耐性で《氷刃血界》も不発に。
あらゆる防御札を貫通して大量打点を叩き込むことが可能なこのコンビをフィニッシャーに据えて、デッキを構築することができるのでは、と考えました。
弱い点
これまでは強いて点ばかりを紹介してきましたが、抱える問題も少なくありません。
まずは軽減。《エンペラー》《オーバーエンペラー》共に赤2白1ということで、赤単色で組もうとするとどうしても重たくなってしまいます。
続けて耐性。先程は「バウンス耐性があります!」と説明しましたが、逆に言うとそれしかありません。
破壊されるしコアシュートされます。具体的には【ゴッドゼクス】の《天魔信長》の神技、【機竜】の《レーザーボレー》等、対策が必要なカードが多数存在するのです。
加えて、「皇帝連激」はアタック宣言こそしませんが、バトル毎に効果の処理を挟みます。どういうことかと言うと、1度バトルを行った後に
転醒をされたり、
《アルケーガンダム》が飛び出してきたりするのです。
前述の通りガバガバ耐性なので、《青の世界》1枚であえなく撃沈します。
更に注目するべきはそのBPの低さ。8000て。コア6つ乗せても13000て。打点多いし仕方ないけど。
《ダブルオーガンダム》の武力介入やら《約束の魔女エルネーゼ》やら《ロードドラゴン零》やら、環境のありとあらゆるカードに返り討ちにあいます。
あんまりだ。
救いたい!
前置きが長くなりました。
《エンペラー》の介護すべきポイントは以下です。
・軽減を確保する
・耐性(少なくとも赤、青)を付与する
・BPを上げる(少なくとも4000。《テスモポロス》《ダブルオーガンダム》の16000ラインを越すため)orブロックされなくする
頑張るぞ!!!!
デッキリスト
※ミッサン買い次第写真差し替えます
軽減確保とフィニッシュパーツの探索を効率よく行うことのできる【調査員】を基盤とし、装甲赤青を付与しつつbpが5000上がる《ミッドナイトサン》を搭載。
調査員有識者の友人に教えを乞い、3コストの生き物を15枚。《ダイバージェンスヒル》を引けないと話にならない為、追加のドローソースとして《双翼乱舞》まで採用しました。
採用カード解説
オラクル二十一柱 IV ジ・エンペラー
前述の通り。コンセプトなので3投。
調査員オッザニア(Re)
調査員エウロー(Re)
神調査員 天使シラベル(Re)
調査員たち。能動的にデッキを回せる《オッザニア》《シラベル》、耐性をばら撒く《エウロー》の3種を優先して採用。
《オッザニア》《エウロー》は特に重要で、ドローしながら、耐性を付与しながらの3000パンプが受けにも攻めにも非常に強力。
《エンペラー》の軽減確保のために必要な札でもある。
《シラベル》はドローこそ出来はしますが、自身とは別にもう1枚調査員を持っていないとドローが行えない点が若干不器用であるため、《アーシア》や《ラルヴァンダード》等、他の3コストカードに差し変えても良いでしょう。
道化竜メルトドラゴン
ネクサスを破壊しつつトラッシュのコアを回収しつつ《ダイバージェンスヒル》と噛み合う、何でも屋な良カード。
Lv3の4枚まで引くという効果も手札を減らしやすいこのデッキとは相性が良く、全ての要素をフル活用できるこのデッキのために生まれたと言っても過言ではないほど噛み合った1枚です。
犀ボーグ(Re)
あまり見覚えが無いかもしれません。
実はこのカード、現環境で猛威を振るう《ゴットゼクス》を環境レベルへ押し上げた張本人、【魔王災誕】にてさりげなく収録された下級スピリットです。
結構すごいテキストしてます。
召喚時にコアブーストということで初動としてはもちろん、最大軽減1コストであるため実質0コストとしての運用が可能であり、《ダイバージェンスヒル》を絡めたターボの際にも重宝します。
召喚後は赤、紫、白の3色として扱うことかでき、各種《調査員》や《アレックス》、《ダイバージェンスヒル》等デッキ内のほとんどのカードの軽減を満たしてくれる万能カードです。
選ばれし探索者アレックス(Re)
言わずと知れた汎用防御札。
デッキの特性上素出しもしやすく、他のデッキよりも1段階使い勝手が良いです。
このカードでターンを凌げる対面とそうでない対面をしっかりと見極め、防御札と潤滑油の2つの顔を使いこなしましょう。
白夜の宝剣ミッドナイト・サン(Re)
《エンペラー》で5点以上決めるためにはブレイヴ枠は必須です。
今回は前にあげた弱点のうち2項目、耐性とBPを補うことの出来るこのカードを採用しました。
若干コストが重たいのがネックですが、ある程度の軽減の確保とコアブーストが出来るのでそこまで大きな問題はありません。
ほかの採用候補として、ブレイヴ条件が緩く従来の【調査員】にも多く採用されていた《フェニックキャノン》、アンブロッカブルを付与できる《霊銀魔神》などを考えましたが、今回は《エンペラー》によるフィニッシュプランをより重く見るため、耐性の付与ができなこれらの採用は見送りました。
新しき世界
制限カードなので1枚採用。
0コストで手札を減らせるので《オッザニア》《メルトドラゴン》と噛み合わせが良い点、起幻スピリットはもちろん《ミッドナイトサン》の神軽減の確保にも利用出来る点が非常に強力です。
もちろん1点刻んでコアブーストとして利用するも良しで、臨機応変に動かせる1枚。
緑の世界/緑の自然神
初動。見ての通りですが、コアブーストしつつ軽減を確保するための採用です。
裏面もさりげない受け札として機能する点が高評価。
このデッキの主な色は赤、白、紫であり一見噛み合っていないように見えますが、軽減シンボルはカラフルなの1種類こういうカードを仕込んでおくと動きやすさが増すと考えています。
この枠はデッキを回しつつ遅延し、《ダイバージェンスヒル》の軽減にもなる《紫の世界》との選択で、その時その時で差し替えて運用してください。
No.21 ダイバージェンスヒル
メインエンジンです。
非常に重要なカードではありますが、たくさんドローするだけの単純な効果なのであまり書くことはありません。
ゴッドブレイク
0コス1ドロー。デッキ枚数を実質37枚にしつつ、ついでに創界神を壊しデッキ破棄をメタってくれます。
マジックなので《キジトリア》を無視して《日昇ハジメ》を処理できるのはもちろんのこと、適当に投げつけるだけで《キャスゴ》等LO系の息の根を止めることまでできます。
双翼乱舞
古き良きドローソース。前にも触れましたがが《ダイバージェンスヒル》を引くことが最優先事項であるので、最大4ドロー出来る子のカードを搭載しました。
しかし最近は召喚時バーストを踏まないデッキや《スピッツァードラゴン》が採用されているデッキがそこそこの数いるので、何も考えず先1でセットするのは禁物。素直に手打ちが強いシーンも存在します。
オラクルⅣ オーバーエンペラー
フィニッシャー。
フラッシュ効果は昔では考えられないコストパフォーマンスを誇る全体除去で、2枚目以降を引いた場合は手打ちも視野に入れておくべきでしょう。
オラクルⅩⅦオーバースター
令和の《ルナティックシール》はコアブーストまでこなします。
《覇王》や《氷姫》をはじめとしたいくつかの環境デッキはこのカードである程度牽制が可能で、フィニッシュパーツを探す時間稼ぎをこれ1枚でこなしてくれます。
お互いにライフが1しか減らないため、相手に必要以上にリソースを与えずに《オッザニア》のアタック時のドローを使用出来るというのも地味ながら強力なギミックで、頻出します。
常にこのカードをセットできている状態が理想であり、攻め込むターンに《オーバーエンペラー》と張り替えることで相手ライフへのダメージが通るようにします。
フラッシュ効果は単純な単体除去で、様々なシーンで役立つ高い汎用性を持ちます。
《エンペラー》で攻めに転じる際、《オーバーエンペラー》と交換することで手札に帰ってくるので、大型のブロッカーを処理したり、耐えられた返しのターンでの受け札として機能したりと常に役割を持つことのできる優秀な1枚。
立ち回り
vs覇王
死ぬ気で《オーバースター》を掘り当てます。
最近のリストには《シーマクリークⅡ》が採用されているものもあるので、従来ほどの完璧なぶっ刺さり方はしません(コアブが絡むことで7コスト以上のカードを素出しされるターンが早まっている)が、それでも数ターンの時間稼ぎにはなるはずです。
デッキを回している最中に《犀ボーグ》で《サカターノベア》を踏み抜き《ダイバージェンスヒル》を破壊されてしまうパターンだけ怖いので、相手のバーストを最大限警戒しつつアクションを起こすようにましょう。
主な防御札は《氷刃血界》《絶甲氷盾》。《オーバーエンペラー》の前では完全に無力です。
《エンペラー》で殴る際は何のバーストを踏んでも処理されてしまうためブレイヴは必須。
《ロードドラゴン零》や《ミブロックブレイヴァー》等、BPで勝てないスピリットを立てられた場合は《オーバースター》のフラッシュ効果でバウンスしてください。
白装甲を付与する《ミブロック・ガムシン》まで立てられてしまっている場合は、Lv2であれば《オーバーエンペラー》のフラッシュ効果でどうにか捌きましょう。
相手がこちらをよく理解していて、《ガムシン》Lv3+《ロードドラゴン零》Lv3、なんて構えをとってきたら拍手して大人しく降参しましょう。
vs00
【覇王】同様、基本的には《オーバースター》でしばらく耐久しつつパーツを探していきます。
とはいえ《ダブルオーライザー》が容易に《オーバースター》を剥がしてくるため、《エウロー》で耐性を付与した《調査員》を複数並べ肉壁とすることで《アレルヤ・ハプティズム》を要求したり、《アレックス》をセットし《刹那・F・セイエイ[西暦2312]》を要求する等の工夫も都度必要です。
主流の防御札は《キングスコマンド》及び《アレックス》であるため、《エンペラー》によるワンショットが通りやすいのは勿論のこと、最悪《調査員》によるビートダウンでの早期決着も視野に入れておくべきでしょう。
《エンペラー》単体ですと《トランザムライザー》の【チェンジ】や《ダブルオーガンダム》のBPに簡単に返り討ちにあうため、《ミッドナイト・サン》のブレイヴは必須です。
コア要求は高いですが万が一《ダブルオーガンダム》→《トランザムライザー》チェンジまでされるとブレイヴしていてもBPで勝てなくなるため、《オーバースター》のフラッシュ効果でしっかりとわからせましょう。
vs導魔
これまでとやることは変わりません。
《オーバースター》で遅延、ブレイヴした《エンペラー》でフィニッシュしてください。
コア2個を維持した《導魔の創界石》が盤面に残されているシーンだけ少々厄介ですが、こんなデッキと対面していてそんなテクニックに気づくプレイヤーはまずいません。
《ホーリーサイン》ケアのための1点小突くことだけは忘れないように。
vs氷姫
《オーバースター》を貼ってください。
元々かなりよく刺さるカードでしたが、《アガーフィア》が制限カード入りしたことでほぼ詰みまで持ち込めるカードに進化しました。
加えてこちらには《アレックス》まで採用されているので、なにか不思議なことが起きて《エンペラー》の攻撃を凌がれたとしてもそうそう返しのターンで負けることは少ないでしょう。
vs機竜
こちらは《オーバースター》がいまいち通りにくく、逆に相手の《オーバースター》を剥がす手段がありません。※《オーバーエンペラー》で貫通できるらしい!最強
また、《ダイバージェンスヒル》も容易に破壊されてしまうことからかなり戦いづらい対面です。
意識しておくべきなのは「《ダイバージェンスヒル》を貼ったターン中にできるだけ動く」ということ。
機竜対面において一度置いたネクサスが次のターンまで残っているケースは滅多にないためです。
序盤のうちに《犀ボーグ》《緑の世界》《オーバーエンペラー》を駆使してコアを蓄えておき、一気にドローを進めます。
《アレックス》さえ貼っておけば1ターンは貰えるため、相手が《アストラドラゴン》で詰めてきたその返しにしっかり攻め込む準備をしましょう。
vsイザイザ
大量にコアブーストをしてくる上、フィニッシャーである《オオヤシマ》《ライウンオロチ》《ライウンシシ》はどれも7コスト以上であるため、《オーバースター》による延命はほとんど上手くいかないことが多いです。
ネクサスは処理されないので、早いうちに《ダイバージェンスヒル》を引き込みデッキを掘り進めてください。
《ゴッドブレイク》で《イザイザ》のシンボルを消滅させることで若干ですが遅延できます。
《エンペラー》で攻め込む際は大量に生み出される肉壁に注意。相手の墓地と盤面、《反魂の黄泉路》の枚数をしっかり確認しつつ、【00】同様早期決着も視野に入れておきましょう。
《オノゴロウ》による重疲労では攻撃は止まらないので、コンボパーツが揃っていない状態でもリーサルが見えたら突撃するのも手です。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。質問があれば気軽にdmまでどうぞ。
所詮マイオナデッキなのに調子に乗って各対面の解説までしてしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
調査員は基盤がとても強く汎用性がそれなりに高いので、持っておけば長く遊べるテーマであると思っています。
もし興味を持った方は是非組んでみては…
♥️を押してくれるととても嬉しいです。それでは。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?