二人目諦める?もう少し頑張る?
私は38歳、女性、会社員、もうすぐ3歳になる子供が一人いる。
表題の件についてものすごく考えているので、今の思いや状況を書き出してみようと思う。まずは一人目の妊活について。
28歳で結婚、29歳で不妊治療開始。
30歳ではじめの体外受精をし、34歳で4件目の病院、5回目の採卵、12回目の移植で陽性をいただくことができ、35歳で出産。
途中、不妊治療をお休みした期間は半年ほどあるものの、一人目を妊娠するのに費やしたお金は1千万円以上、時間は約5年。
主な原因として考えられるのは、私がPCOS(多嚢胞性卵巣)っぽい体質であること。排卵誘発方法にかかわらず毎回30個ほど採卵できるが、採卵できた卵の質があまり良くないこと。
生理自体は規則正しくきており、薬や注射を使わずに排卵しているし、PCOSと診断がついたことはないが、医者にそう言われたことが一度。
夫の精子も運動率が悪いときもあるがこれは体外受精、人工授精での妊娠不成立の原因としては当てはまらない。
ここで、記憶を頼りに一人目妊娠までの不妊治療を振り返ってみようと思う。
なぜ記憶が頼りかというと、矢沢心さん著、「べビ待ちゴコロの支え方」
を読んで、ダメだったときのデータや日記は捨ててしまったから。
①Oレディースクリニック(家の近所だからという理由で受診)
タイミングのみ
②Oクリニック (男性不妊につよい、まぁまぁ家の近所)
タイミング、人工授精5回くらいだったかな? 体外受精1回(採卵できず)
③O New Aクリニック 待ち時間が短い、金額が高い。
ロング法 移植3回
ショート法 移植2回
アンタゴニスト法 移植3回
アンタゴニスト法 移植2回
アンタゴニスト法 移植1回
人工授精 1回
④ O産婦人科
アンタゴニスト法 移植1回
自然誘発 (採卵できず)
たまたまではあるが、通っていた病院のイニシャルが全部O。
妊活をしていてすごく感じたことは努力やかけたお金が結果にはつながらないこと。
一人目を妊活しているときは体調を整えるためにお酒やコーヒーを飲まないようにしたり、(勤めている会社は当時は飲み会が多かった)食事や冷えに気をつけたり、漢方、鍼灸、子宝ヨガ、などなど良いと言われるものは何でも試した。ネット検索はもちろん、本もたくさん読んで知識を肥やした。サプリとか○○妊娠法という多少怪しい情報でも飛びついていた。当時はとにかく子供を授かりたいという一心だった。
勉強、仕事、スポーツ、世の中にあるいろんな事はがんばれば目標が実現したり、対価を支払えばほしいものが手に入る。しかし 妊活においてはまったくその限りではない。いままで私はなんでも努力して成し遂げてきたと思う。受験、就職、仕事、、不妊治療はお金もものすごくかかるけど、自分と夫で工面し、大金を支払ってきた。例えば大学受験とかなら頑張って勉強したけど、結果は第一希望はダメだった、でも第二希望は合格した、とか、勉強した内容は無駄にならずに知識として今後役に立つこともあるかもしれない。
しかし不妊治療はお金や時間を費やして、仕事では突然休んで迷惑をかけたり、薬の副作用に苦しみ、その結果もべつに妊娠することが保証されているわけではない。ダメだったときはふりだしに戻る。わずかな妊娠成立の可能性にかけて何度もギャンブルに挑戦するのだ。しかも高額な掛け金で。
まだまだ思うことはたくさんあるし、表題の内容にたどり着いていないので次回書くことにする。
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