フェミニストがもたらした窮屈な社会

男性の体臭めぐるSNS投稿で契約解消、フリーアナは謝罪も…いきすぎた批判がもたらす「息苦しい社会」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b91a5eadde2c9d7202e3e72a25650ab8cf9cbfcc?page=2

>男性の体臭をめぐるXの投稿が批判されたフリーアナウンサーの川口ゆりさんが、所属事務所から「異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為」などを理由として契約を解消された。

 
>インターネットの問題に詳しい小沢一仁弁護士は「そもそも今回の投稿はおよそ法的には違法ではありません」と指摘。SNSの発言には責任が伴うことは前提としつつ、あまりに"キャンセルの風潮"が進めば、息苦しい社会が待っていると警鐘を鳴らす。


>差別を許さないという大枠で反対する人はあまりいないのではないかと思います。ただ、差別と言っても濃淡があり、些細な発言がすぐに差別だとして炎上させられてしまっては、性にまつわる話は何もできなくなってしまいます。

>そんな社会で良いのかと疑問に思わざるを得ません。性に関する話題以外でも同様のことが起きています。

>叩いている人たちが気持ちよくなるだけで、誰も幸せにならない行為だと思いますし、どこかで歯止めをかけないと、どんどん言いたいことも言えない息苦しい社会になっていくと思います。

 
これまで、女性差別だと言ってさんざん男性を批判してきたわけで、男女平等でそれが女性も言われるようになっただけである。男性の発言にだけ厳しく、女性の発言に甘いのは、それこそ男女平等に反する。

こういう動きを進めてきたのはフェミニストであって、フェミニストが日本社会の寛容さを無くしていったと言える。フェミニストからすれば意図していなかったと言うであろうが、男性に厳しい態度を取ったツケが回ってきただけであるし、意図しなかったからと言ってフェミニストの罪が軽くなることはない。フェミニストのせいで、日本では、男性はいくらでも批判していいが、女性は批判してはいけないという、いびつな社会認識が形成されていった。マスコミも批判が怖いので、女性への批判的言及を避け、男性批判ばかりするようになった。

今回の件は女性にも衝撃を与えたようで、中には「男性の器が小さくなった」「笑って流すべき」などとの意見もあった。しかし、男女平等の中で、なぜ男性だけが器の大きさを示す必要があるのか? それを受けて女性が器の大きさを示すわけでもないであろうから、男性に一方的に寛容になれと言っているようなものだ。また、「笑って流すべき」というのは、子供が変なことを言った時ならわかる。要するに、「笑って流すべき」というのは発言者を下に見ているときに取る行動であって、男女平等に反する。男女平等なのだから、女性も発言に対する批判を甘受すべきなのは言うまでもない。「笑って流すべき」という意見に、それこそフェミニストは噛みつくべきだろう。

また、草津町の男性町長が性犯罪者扱いされ、フェミニストは自称被害者を支援し、男性町長や草津町にひどい言葉を浴びせた。結局、男性町長の無実を裁判所も認めたが、真実が明らかになってもフェミニストの多くは謝罪すらしない。フェミニストは、男女平等ではなく、男性の人権軽視、女性優遇を望んでいるのではないか。世界のフェミニストがそうかはわからないので日本のフェミニストと言うが、有名なフェミニストや女性政治家もいまだに男性町長に謝罪すらしていないことを、男性は知っておくべきだろう。

さらに、ある人権団体はこの冤罪事件に関与したのに、ある団体からの人権賞を辞退もしなかった。男女逆であれば、人権賞を辞退しろという社会的圧力がかかっただろう。冤罪事件は人権侵害の最たるものであることは、改めて説明する必要もないはずだ。いくら他で功績があったとしても、男性の人権を尊重するのなら辞退して当然だろう。なお、この団体は、謝罪はしたようであるが、どれだけの人が見ているか疑問であるし、男性町長の名誉回復にはほど遠い。

日本のフェミニストは、男女共通の敵である。日本のフェミニスト界を牽引する実力者が交代しない限り、男女のあつれきは深刻化し、そのツケは今回のように女性が支払うことになる。また、人々が薄々感じているように、物を言えない社会になる。

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