見出し画像

旅を通して人生が大きく変化したこと

学生時代、進学受験に失敗して予備校で出会った先生とのご縁で、
それまで海外に行ったこともない私がはじめて海外留学からバックパッカーの経験をしました。
旅をとおして体験したことを過去の自分のような辛い思いをしてる人、
今何かやってみたけど自信がない、
これからどうしたらいいのか自分の生き方に迷っている人へ
一歩踏み出すきっかけになれたらと思い書きました。


子どもの頃の体験


小学校5年生で転校をきっかけにいじめにあった。
教室に自分の居場所がなく、いつも独りぼっち。

クラスメートとなじめなくていじめがエスカレートして
しだいに学校を休むようになりました。

40年以上前は不登校という言葉も知られていなくて学校の先生方が毎朝のように6人ほどわが家へやってきてリビングにいる私を取り囲み大声で怒鳴ったり叩かれたりと今では考えられない厳しいあつかいが日常でした。

当時は子どもで自分がなぜ学校にいきたくないのかなんて先生方は誰も私のことを理解しようとはせず、ただ怒って無理やり学校に連れ出して校門をくぐれば出席扱いになるからと必至でした。

毎日のように心が傷つくような言葉や対応に存在や価値まで否定されていました。
こんな自分なんて生きていても価値がない。
ぼろぼろの状態でした。

それがきっかけで対人恐怖のトラウマになって心閉ざしてしまいました。

自分の気持ちをまわりは理解してくれない 。

しだいに家に引きこもるようになり、中学、高校も不登校を繰り返していました。

英語の先生との出会い

その後、定時制高校へ編入し卒業したあと進学に失敗して予備校に通うようになり英語の先生との出会いました。

英語の先生に勉強のこと以外にも過去の辛かった体験を話したり、
海外の美しい風景や留学の話を聞くうちに
今までとは違った環境で過ごしてみたくなって海外留学をきめました。

初めての海外留学先はニュージーランド。

英語が苦手な私は1か月間のプライベートスクールとホームステイの生活を送りながら毎日英語の勉強を必至にやっていました。

来る日も来る日も日本と同じような英単語や文法、英作文を学ぶ退屈な日々

プライベートスクールに通っていたころは、英語が話せないと一人でどこかへ行くのも不安になって誰か友達決めたところについていく。

自分で決めていきたいことややりたいことができないことへのもどかしさ
と違和感が増していきました。

ニュージーランドまで来て英語の文法学んでも自分の気持ちひとつさえ伝えられない。

日本にいる時と同じように誰かが決めたことに従って
自分が行きたい場所ややりたいことはできないなんておかしい。

そんなおもいから
1か月間の短期留学とホームステイが終わっても日本へ帰国せず
ニュージーで体験できることを何かしたくなって 寝袋 とリックを背負い
バックパッカーをやっていくことに決めました。

初めての海外で一人旅。


まず滞在している街のインフォメーションセンターでバックパッカーに必要なユースホステルの会員証を発行してもらいました。

地図と行きたい場所の情報を手に入れました。

私の場合は地図片手にノープラン なので、
行きたい場所が決まったらパックパッカー専用宿 を調べて電話で予約していく 。

ここで英語で宿の予約の仕方や伝える力が試されました。

これは最初とても勇気がいるし伝わらなかったとか考えますが宿に泊まれなかったら野宿しかないので何とかしようと思うと伝えることはできるようになります。

宿泊先に着くと、私と同じような自由な旅をしている人たちが世界のいろんな国から宿に泊まっていました。

ユースホステルは世界中を旅する人に安く泊まれる宿として愛好家も多く、宿泊している間は受付にいろんなアクティビティの紹介とスケジュールが張り出されています。

そのなかから今日は乗馬、あしたはラフティングのような感じで
自分が興味をもったものを選んで受付で参加申し込みをしておけば、
あとは
当日の決められた時間に車で現地まで送迎もしてくれるので便利です。

宿では共同生活をしながら、一緒にキッチンでそれぞれの国の自慢の料理を作ったり、
アクティビティでは、激流をくだる ラフティング 、野山を駆け回る乗馬 、2000メータ上空からのスカイダイビング !といった同じ興味をもったアクティビティで楽しさ共有すると、
そこには言語も文化も多様な価値観も超えた喜びや感動が生まれハグしながら人と人がつながり分かち合っている。

ほんとうの人との出会いがこれほどまでに楽しくて自然とこころからつながっている。

人のぬくもりや優しさがいとおしく感じる。

この感覚を求めて私は生きてきたんだ!

そのとき過去の辛かった自分はもういない。
たくさんの人との出会いと楽しい体験をみんなでハグして
喜びや感動を分かち合えるなんて想像もしいなかった最高の幸せを実感しました。


まとめ

この海外でのバックパッカーの体験を通して
自分のなかにある可能性に気づいてもらえたらと思います。

過去に何かやりたいことがあるだど親や先生、周りの人から、
否定された経験から自分の可能性を閉ざしてあきらめている人も いるかもしれません。

あなたの心のなかで湧き上がってくる好奇心やわくわくした気持ちで何かを始めてみるのもよかもしれません

私は試行錯誤しながらできることがわかったり、今までとは違った環境に身を置いて、異文化の体験をしてみて過去の自分から想像もできないほど大きく成長し素晴らしい出会いと体験が宝となっています。

あなたのなかにある好奇心ややりたいことの刺激になると思います。
じぶんのなかで少しづつできるやれるという達成感が自信を 生み出す。
そうすれば誰かの決めた枠で自分の可能性を閉じ込めなくても
自分自身で人との出会いが楽しめるようになって やりたいことがやれるようになる。自分を信じて。
私の旅の体験があなたの可能性の扉をひらくきっかけになれたらうれしいです。




よろしければサポートお願いいたします! いただいたサポートは多くの方のサポートの活動費に使わせていただきます!