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音は記憶を運ぶ─推しの遍歴とかの話─

何事もなく生きていたなら
もしかすると私を忘れることだってあるでしょう?
たまに思い出したとしても
私は元気でいるから心配しないで

LADIES' CODE / I'm fine thank you


お久しぶりです、riccaです。
推し事に関してのモットーは「推しは推せる時に推せ、出来たら存命中に」です。

そんなわけで音楽方面における推しの話。
冒頭にて引用させて頂いたのは、私がKーPOPを知るきっかけ、強いては今の推しに出会うきっかけとなったある女性グループの歌を和訳したものです。
ちなみにLADIES' CODEは2020年だったかな、韓国芸能界特有の7年契約満了・更新無しによる活動終了で、とある理由から完全体での復活は有り得ない。そんなグループです。
知るきっかけは確かPretty,Prettyの冒頭の歌詞を和訳してみたら「これお笑いのイジりみたいな歌詞やな」ってなったのがきっかけですね。
そこから過去曲とかを知って、一番好きな曲は?と聞かれたら「So Wonderful」と答えるまでになりました。
ちなみにデビュー曲の「Bad Girl」も「Hate you」も好きです。レディコの曲って大半にホーンの音がバリバリ入ってたのも好みのひとつですね。

まあ、これ全部その「完全体は有り得ない」という理由の不慮の事故の後からの出会いなんですが。
またその事故の事を思い出すので「KISS KISS」が封印曲扱いになってるんですが。
その不慮の事故でよりによって最推しになったふたりが永遠のヒトとなってしまったので余計にそう思うんですけどね。

推しが他界しても何で好きで原点と言えるのか、それは元来私がヴィジュアル系界隈でファンやってたからでして。そちらでも推しが他界してまして(そろそろ2桁数えそうです)、それでも曲は好きだし原点とも言えるバンドも推し麺もいるんで、そこら辺は慣れていたのかもしれない。

そう思って思い返したら推しが他界したあとの曲は推せなかったりするので、やはり推しがいなくなるというのは癒えない傷となって刺さる事になるのかもしれない。
実際、脱退後などでメンバーが変わった以降追ってないバンドが多すぎるなと思い出しましてね。

話を戻すと、そのLADIES' CODEも出会った時は活動休止していた頃なので、洋楽オタクに戻ったり懐古主義に走ったりボカロにどハマりしたりしてました。
ちなみに洋楽はブリポップとUSのポップスが好きなので、Bruno MarsとかCarly Rae Jepsenとか聞いてた気もします。
あとは何故かEasy popが好きになってハイファイレイヴァーとか聴いてたり、登美丘ダンス部の黄金期だった時に踊ってみたで知ったTWICEを知ってSIXTEENの過去動画を漁っていた記憶。

で、YouTubeポチポチしてたらある日、運命に出会うんですよね。

ちょうどIZ*ONEがデビューした辺りで、プデュ48の個人カメラとかがガンガンおすすめに出てきた頃だったかな。
ウリムとWMの事務所評価の動画を見つけて驚いたんだよね。

ウリムのとある研究生の名前と、WMのとある研究生の名前。
先にWMの方から言うと、SIXTEENに出てたイ・チェヨンですね、完全体姉妹の姉の方の。
相変わらずよく踊る子だなと思ってて、そういやJYP退所してたんだっけと思ってたのでWMか!と驚いた記憶がある。

ウリムの方は、クォン・ウンビ。
IZ*ONEのリーダーとなった彼女です。
名前を聞いてリアルで「嘘だろ……」といった記憶があります。

というのも、私がLADIES' CODEで推してたのは、RiSeとEunB。
それぞれ本名を權梨世(クォン・リセ)、高恩妃(コ・ウンビ)と言います。
RiSeはダンスが凄く上手いメンバーでひょうきんな最年長、EunBは歌が上手かったんです。そして2人ともそれぞれすっごく可愛くて。
歌に関してはSoJungという化け物クラスに歌の上手い人がいたので隠れがちでしたが。
(現在ミュージカルを中心に活動してます)

で、プデュで見つけたウンビさんも歌が上手くてダンスも上手くて、でもズワンだとちょっとポンコツで、大人できれいなお姉さん。
巡り合わせってあるんだなって。そう思いました。

その二人に出会って追いかけたIZ*ONE、気づけばダンスが上手いのに面白オンニなこの二人が推しになっていて、最終的には最推しがチェヨンになってました。
プデュ48を通して何度も困難があったのに渾身の努力で駆け抜けて最後の椅子を掴み取った場面に、言語の壁という大きな障害を乗り越えてデビューに至ったRiSeの幻影を見たのかもしれない。

まあ、パート割りで不満だったのはTWICEでもLADIES' CODEでも通った道なので欲は言わん。その代わりダンスブレイクやイントロとかで見せ場貰えてるからなんも言わん。
(お察しの通りTWICEはモモ推しでした)

で、活動期間が終わって、ズワン亡霊になり。亡霊しながら何故かMAMAMOOに少し転び掛けたりもして。(某女子プロレス選手のお料理動画から気にはなってた)
ウンビさんがソロで活動し始め、チョユリズもそれぞれソロ活動を始め、そのほかは日本に帰ったり新グループで花道を歩き始めたり俳優やってたり。
なのに推しは事務所がまたサバイバルに出そうとしてて頭抱えたり。

そうこうして、やっとデビューに至ったんですよね。
これからは花道をめざして歩いて欲しい、光の当たる道を歩いて欲しいなと切に思ってます。


これで終われば綺麗な話だったんですよ。

また推しが増えました(イマココ)


いや、弁解をさせてください。

昨今、韓国の音楽界ではカムバの際にダンスチャレンジ動画をYouTubeショートやTikTokにあげる文化があるんですよね。
うちの推しは本当に軽やかに力強く踊るので、時期が重なった他のグループや同じ事務所のカムバ曲チャレンジに出てねえかな、なんて思って漁るんですよ。 
そういう時って、名前タグで漁ることが多いんですね。

話は前後するんだけど、ズワン末期に推しの事務所は買収されて、今は名前そのままでMAMAMOOのところの傘下になってまして。
それを知ったのがつい最近でして。

いつもの様に名前タグで探ってたら事務所イベントでイベ限ユニット組んで踊ってたんですよ、母体の事務所のグループの人と。
ついでにその人と踊ったチャレンジ動画も、その人のカバーダンス動画も見たんですが、出力自在なところがすごいと思って見事沼りました。

彼女が全力でガチってるチャレンジ動画って今のところSEVENTEENのDINO、RIIZEのたろう(SHOTARO)とロザリンが鉄板だったんですよね。
ガチのダンサーバトルみたいな感じ。
個人的に好きなチャレンジはSEVENTEENのSuperのやつ。アレマジでカッコ良いんでぜひ。

それもそれで見ててすごく楽しいんだけど、ONEUSのHWANWOONGとのチャレンジ(+ONEUSの方のチャレンジ)を見て沼ったんですよ。


ええ。HWANWOONGに。


ハマったあとに彼のダンス動画見たら普通にこの人ヨジャグルのダンス踊る人だわ→推しちゃんはナムグルのダンス踊ってる人だわ→あっ、そっかあ。みたいな感じで納得しました。

そして彼を知るきっかけになったのはRBWのイベントでNowのカバーやったからです。わかりやすい。

印象深かったのは、元来結構張ってくっきり聞こえるファヌンの声と基本的に柔らかく拡がる感じのチェヨンの声があそこまで溶け合うのかー……という感想。
ダンスよりも声の相性の良さに驚いたのよね。

コラボなどで溶け合う声が好物なのはきっとこの歌が心に刺さって抜けないから。(歌詞的な意味で)


ついでに言うとこの記事はLa'cryma Christiの「Ivory trees」を聴きながら書いてます。
繋がりがないにも程がある。

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