見出し画像

第88回東京優駿<日本ダービー>出走予定馬、馬体評価


第88回 東京優駿<日本ダービー>

無敗で皐月賞を3馬身差で勝利した、エフフォーリア横山武騎手に注目が集まる一戦。桜花賞2着のサトノレイナス ルメール騎手が参戦する事も話題に。

そんな競馬の祭典<日本ダービー>を楽しんで、馬券を当てる。今年も頑張りましょう


<注意>
競馬ブックさんの1週前PHOTOパドックを見て、あーだこーだと個人的見解を書いていますので、その点はご了承ください。


1週前追い切りの当日に撮影、1週前追い切りの前に撮影で少し捉え方が違ってくるので、そこはしっかりと見極めたいです。

エフフォーリア
(20日撮影、19日1週前追い切り)

皐月賞の時と比べて、厚みがあるというか重厚感が増した印象。1週前追い切りの次の日の撮影も、皐月賞の時はもう少し張り艶が良かった。6Fで4秒ほど遅いタイムの1週前追い切りだったので、その影響かも。
最終追い切りで馬体がどう変化するか注目ですね。

馬体の厚み感からは、中山→東京はプラスではないかと…共同通信杯は結果出しましたが。

サトノレイナス
(19日撮影、19日1週前追い切り)

1週前追い切りを6F64秒終い11秒台でしっかり追い切りした後の馬体。
もともとコロンとしたタイプの馬体も、今回は長めの距離にも対応できるようにスラッとして見えます。肩周りについていた筋肉もいい意味で削ぎ落とされていて非常にバランスが良い。

牡馬の一線級相手でも引けを取らない馬体に好感。

タイトルホルダー
(20日撮影、19日1週前追い切り)

皐月賞の時と今回、1週前追い切り6Fのタイムはほぼ同じで馬体もほぼほぼ変わりなくいい意味(高いレベル)で順調。

もともとがゴツイタイプでパワー型。
鬐甲から前腕にかけて長さもあるので、心肺機能に優れてスタミナ勝負に強いのではないでしょうか。
馬体からは、少し馬場が悪くなって時計がかかれば更にいいかと。


グラティアス
(20日撮影、20日1週前追い切り)

皐月賞、そして京成杯の時に比べて全体的に丸みを帯びてきてパワーアップした印象。
トモに丸みもあり、以前はなかった半腱半膜様筋にしっかりラインが出てきていますし。
1週前としてはいい仕上がりではないでしょうか。

右前脚、接着装蹄が見えますが問題ないでしょう。

タイムトゥヘヴン
(20日撮影、20日1週前追い切り)

前走からのレース間隔が短く、回復しながらの1週前追い切りは馬なり。
バリバリ乗り込んでいたNHKマイルカップの時に比べると、張り艶は一息に。
最終追い切りでしっかり攻めれば、張り艶は戻るでしょうが少し胴が詰まり気味で距離延長はどうか。


アドマイヤハダル
(18日撮影、19日1週前追い切り)

撮影は1週前追い切りの前日で、皐月賞の時と同じも張り艶が少し落ち、腹周りの厚みが目につく。

撮影の次の日に栗CWで6F80秒半ば~終い11秒半ばの速いタイムで追い切られたので、余分なものは削ぎ落とされているはず。

全体的なバランスは良く、繋も長めで軽い馬場が合いそう。

グレートマジシャン
(20日撮影、19日1週前追い切り)

前日に1週前追い切りを消化し、スラッとして全体的に仕上がり良好。
半腱半膜様筋にうっすらとラインも見えて、瞬発力を秘めたトモの造り。
他の馬に比べて、肩周りの筋肉が少し物足りなく感じるのでそこがこの馬の伸びしろかと。


バジオウ
(18日撮影、20日?1週前追い切り)

ルーラーシップ産駒によくあるコロンとしたタイプでもなく、距離は合いそう。
まだ、鬐甲も抜けておらず全体的な力強さも欲しい感じがありますが緩い感じはなく仕上がりは良さそう。
秋になれば良くなりそうです、菊花賞で狙い目かも

シャフリヤール
(19日撮影、20日1週前追い切り)

とにかくピカピカの馬体。
1週前追い切りの前日の撮影でも、緩さはなく仕上がり良好。
もう少し胴が長く、トモも鬐甲と同じラインの高さがあればバランスが良くなり距離延長も難なくこなせるかと。

半腱半膜様筋にラインも出ていて、仕上がりはほんといいですね。

ヴィクティファルス
(19日撮影、19日1週前追い切り)

皐月賞の時に見せた肩周りの張りや、全体的な力強さは少し物足りなさを感じるも、距離延長でもあり余分なものを削ぎ落として仕上がり良好。

撮影当日の1週前追い切りで、かなり速いタイムで一杯に…だとしたら、艶はもう少しあってもいいような気が。

ステラヴェローチェ
(18日撮影、19日1週前追い切り)

張り艶は前走の方が良いが、1週前追い切りの前日の撮影でもあるので。

緩さはなく距離延長に対応できるように絞ってきてる感は感じられる。
肩の角度からは距離延長ドンとこい、っていうタイプではないのでその点がどうか。

レッドジェネシス
(18日撮影、20日1週前追い切り)

1週前追い切りの2日前の撮影も、緩さはなく仕上がり良好。
ディープ産駒にしては曲飛ですが、前脚も長くバランスはいいですね。

もう少しトモに丸みが欲しい感じも、カメラの位置が低いからそう見えるのかも。

ヨーホーレイク
(18日撮影、19日1週前追い切り)

1週前追い切りの前日の撮影で、張り艶は前走の方がいいが全体的に丸みを帯びて非常にバランスがよい造り。
母父フレンチが出ていて、少しがっちり感が他のディープ産駒よりあるので力のいる馬場でも大丈夫そう。

トモに血管も浮き出ていて体調は良さそう。

ラーゴム
(18日撮影、19日1週前追い切り)

皐月賞の時と同じくどっしりと。
1週前追い切りの前日の撮影でもあり、腹周りはもう少し締まれば更に良さそう。

全体的なシルエットからは、力のいる馬場が得意そうなパワーを感じます。

ワンダフルタウン
(19日撮影、19日1週前追い切り)

同じルーラーシップ産駒のバジオウより、少し胴が詰まり気味ですが全体的に力強さがある馬体。

時計がかかる馬場なら更にパフォーマンスを上げてきそう。

張り艶も良く、休み明けを好走した反動なく仕上がりは良好。


ディープモンスター
(19日撮影、20日1週前追い切り)

全体的に見て、ディープ産駒らしいような…らしくないような…。
何か物足りないんですよね…胴の長さなのか、全体的なバランスなのか…。

パッと見、中内田厩舎の馬っぽいんですが池江厩舎なんですよね。

何かが物足りないから、勝負どころの反応もそこまでなのかもしれませんね。

首、肩周り、前脚、胴周り、トモと部分部分を見るといいんですが、全体的に見ると何かが…。

まだまだ成長の余地がある、って事ですかねぇ(汗)。


バスラットレオン
(19日撮影、21日?1週前追い切り)

前走からの間隔も短く、1週前追い切りに当たるものが21日。
馬体は全体的にがっしり、いかにも短い距離向き。札幌2歳ステークスでは3着でしたが、小回りの1800と東京2400では全然違うので…。

馬は今日何メートル走るか分かってないので、短距離と同じ感じでハナ切るとスタミナが…。
キズナ産駒で硬めですので、馬場が悪くなって他が苦にするようなら。


まとめ

今回は皐月賞の時のほうが、張り艶良かった馬が多かったような気がします。

ダービーなのでどの馬も仕上がりに抜かりはないでしょうが、1週前の段階で凄く変わり身を感じたのは…

サトノレイナスです。


マイルから長めの距離に対応できるようにしっかり調整して、馬体もスラッと。
この馬、右トモの繋があまり深く踏み込めず、パッと見歩様の乱れかと思うんですが、その感じでもしっかり走れているから問題はないかと。


どの馬もそうですが、当日のパドックでもしっかりチェックしたいですね。


長々と見づらい文章を最後までご覧いただきありがとうございました。よろしければ是非他の回顧記事等も。


Twitter(@urulovevoice)もやっております。
馬の写真を載せたり色々やってますので、是非NOTEと合わせてフォローよろしくお願いします。


サポート頂けると大変有難いです。NOTEで得たものは一部ではありますが引退馬の余生を送る為に使わせて頂きます。宜しくお願いします