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松永涼と木村夏樹 どこが似てる?どこが違う?〜個人的覚書〜

はじめに

シンデレラフォトでこういうサムネ作りやすくなりましたね……

※本記事はあくまで覚書を兼ねた個人の所感です、書いてる人間も主にアプリメインでまだ全ての情報を追い切れてるとは言えないので、こういう観点もあるのかーといった目で見て貰えたらと思います。

 シンデレラガールズ、松永涼のPを一応名乗っている身のTLで度々話題になるのが、松永涼木村夏樹の類似性と相違点。
 ただでさえシンデレラの「ロック」となると、それぞれの性質で多田李衣菜と木村夏樹が目立つ中、歌に重点を置いた松永涼もメインジャンルとしてはロックに被っている。
 まあこれだけならシンデレラではよくあることだと思いますが……
 そもそもとして、この2人のどこが似てるか?と言われると

・両者共に18歳(ついでにどっちもAB型)
・両者共に一人称がアタシ、〜だぜ等の口調が目立つ
・炎陣、ハードコア☆ヘヴンズドアetcのメンバー
・音楽が好き(恐らくそれ繋がりで両者TSUTAYAコラボに選出されたと思われる)
・その中でも目立つ好きなジャンルがロック
・ギターを弾くことが出来る
・以上のこともあり、夏樹の恒常SSRなど、度々気の合う仲間というようにつるむ姿が見受けられる
・両者、ステージの上で終わらせたいというような類の言葉を言っている(それぞれモバとステのぷち)

 といったように、パーソナルデータから好みまで結構似てるところがあるんですよね。
 そして、主に見える相違点はというと。

・涼はクールアイドル、夏樹はパッションアイドル
・利き腕が違う(夏樹が左利き)
・趣味欄に書かれている趣味はホラー映画鑑賞とツーリング

 などが挙げられると思います。
 でもこの2人、個人的には似ているようで違うところも割と多いと思うんですよね。
 TLの受け売りも含めて、それらを見ることの面白さをまとめようかなと思ったのが今回の記事です。

単刀直入に、2人のどこが違うのか?

 結論からまずまとめますと、涼が真面目キャラ、夏樹が奔放キャラに見えて、逆なところもあるだということです。
 私は拓海からデレマスに入った口なので、他のルートは想像でしかないですし、各々はじめて触れたコミュなどによって印象が変わるのはあると思いますが、想像出来る範囲の、世間の2人のイメージとしては

涼→白坂小梅に振り回されている、歌へのこだわりが強い
夏樹→ロックアイドルとして多田李衣菜と一緒にいる

 あたりだと思います。周りの子との絡みや、クールパッションという属性補正も含めて涼は常識人枠の振り回され系、夏樹は自由奔放系のイメージが先行するかなと思うんですよね。
 (あとデレステをやってるとある程度は見ることになるローディング画面で、ホラー現象に怯える涼や、冗談を言ったりバイクを美世&晶葉に任せる夏樹が見れるのも大きいかも。想像ですが)

 ただ、私がこの2人を見比べてまず思ったことは、夏樹の方が存外ロマンチストだったりするんですよね。

 夏樹はメッセージを見ていると「(ロック/音楽の)神様」「祈り」「光」というロマンチストというか、神聖的な言葉がちらほら見える。
 また、エモーショナルビートでは「神という言葉を軽々しく使って欲しくない、そうなれるのは本当に突き抜けたやつ」という言及もあります。
 そして、華夜紅炎の各メッセージや、モバの劇場(しんげきのアニメにもなっている)を見ても、彼女のそういった一面が見えるのではないのでしょうか。
 プロデューサーが浴衣の自分の歩幅に合わせて歩いてくることにちゃんと気づいたり、仕事を賭けたチェスでわざと負けたり、頭の回転は決して悪くないと思います。
 なお、ロッキングラヴァーでは「バカって言葉はロックをやるやつにはサイコーの褒め言葉」という言葉もあるんですが、JttFコミュなどで李衣菜の真っ直ぐなロック好きの姿勢に憧れていたことも踏まえると「彼女はいい意味で突き抜けたバカに"なりたい"」、そういったロックに憧れを持っている子なのかなって思わされます。

 一方の松永涼。
 年下の小梅に振り回されがちだったり、純情コミュでも亜季里奈のテンションに押されてたり、他の楽曲コミュにゲスト出演した際に夏樹やあやめたちに助言したり。
 またNocturneやJokerやメモリアルで悩んだりしてる姿も度々見られるので、常識人で苦労人のような印象がつきがちだと思います。
 私も担当になる前はそんなイメージでした。
 モバの劇場でCMの回にて、みんな真面目、の一角に入ってたのでその面も間違いとまではいかないと思います。
 だがそれが全てか?と言われるとそうでもないと思うんですよね。

 神聖な言葉云々のあとに並べると割と強いものを選んでしまった……
 涼は売れないバンド時代にも何がなんでも歌ってやるというこだわりの元でもがいてた過去があったり、アイドルと比較されて煽られた反発でアイドルというものに偏見を持ってたり(それぞれロッキンヴォーカリストとSAR親愛度台詞)、こだわりの強さと子供っぽさはなんなら炎陣メンバーの中でも随一だと思うんですよね。
 ストーリーコミュでも「つまり子供を拗らせてしまったんですか?」と言われたり、麗しのミューズの親愛度セリフで「自分を見てほしいというワガママな感情もまた自分を動かして強くしている」という旨のことを言ったりしています。
 涼、カッコいいお姉さんに見えてまだまだ子供なんですよね。そんなお前がすき家……
 そして、持ち歌も含めて度々彼女のテーマになりがちなのが、人生や自分の選んだ道。
 実は相当に自我の強いアイドルなんですよ。
 それらを踏まえていくつか並べていきましょう。

ギターにまつわるウワサ

 2人ともギターに関するトピックスがあって、それが上記の画像です。
 私、これ照らし合わせたとき、すごくこの2人らしいなぁって思ったんですよ。
 これ、夏樹は見えないものに願をかけてる話で、涼は自分自身の思い出話なんですよね。
 上記で触れた、ロックに憧れの像や信仰要素がある夏樹と、自分の人生を強く意識してて自我の強い涼。
 共通点でもあるギターだけど、それにまつわる話には2人自身の違いが出ている。とても好きですね。
(ちなみに涼も、UDDRの親愛度台詞で理屈じゃないホンモノを追い求めてるという類の言葉があります。
 ただ麗しのミューズなどで好きな音楽へのアンテナが広かったり、ヒストリーでは感銘を受けたバンドがそのまま所属になったりという面で、そちら方面で一方的な強い憧れや信仰を抱いてるイメージは現時点ではあまりないんですよね)

カッコ悪いを見せるのが苦手/カッコいいを見せるのが苦手

 JttFで涼に指摘された夏樹と、Jokerで悩める涼。
 夏樹はカッコ悪いところを見せたくない、涼はカッコいいを見せることに対して悩んでいた。

 自分の中の弱音を誰にも言えないし、そう思うことすらカッコ悪くて嫌だ。
 彼女の、弱いところを見せることの怯えはJttFを経るまで相当だったのだと思います。
 上記の憧れの話も踏まえ、彼女は恐らく自分への理想が高いのではないでしょうか。
 エモーショナルビートで「叩かれて自分を曲げるほどヤワじゃない」「売れなかったら?それも楽しんだ」と軽く言う彼女ですが(これらも割と虚勢の可能性もありますが)
 そんな彼女の一番のウィークポイントは「カッコ悪い自分を曝け出すのが苦手」なことではないでしょうか。
 空想探査計画でも才能絡み関連でつまづいたことを匂わせています。
 JttFを経て李衣菜と分かり合えた彼女ですが、頭の回転が良く繊細な面もあるのは彼女の性質でもあるため、今後も壁にぶつかる可能性もなくはなく。
 その時は周りの子やプロデューサーたちが支えてくれるのかなと、思ってしまいますね。

 夏樹に「仲間にまで気取る必要はあるのか?」と指摘をした涼はというと、売れなかったバンド時代に必死だった過去もあり、そして今がある。
 泥臭くもがき、あがいていた道も含めて自分の人生は気に入っている。
 でもだからこそ、そんな自分をアイドルとしてかっこいいとしてお出しするのはどうなのか?と悩んだりもした。
 夏樹に指摘した本人だけあり、むしろ自分のカッコ悪い要素を受け入れて、それも自分だ!ということの方が得意なんですよね。

からかいや悪巧み

 夏樹は割とローディング画面や各劇場で李衣菜をはじめとした誰かをからかったりする面が多いので、ロックキャラも踏まえて自由奔放に生きてるイメージが強そうに見えます。
 からかって笑ってたりしてるのでちょっと「イイ」性格してるところもあるんじゃないかなと。

モバ劇場水着回より
モバ劇場お屋敷回より

 ただ、劇場によっては振り回される側だったりもするんですよね。
 恐らく彼女の性質から見ても、根は真面目なのでマジモンの天然には勝てないんじゃないかなと思わされるんですよね。
 一方涼はというと。

モバのお正月の思い出エピソード
ステ劇場夏恋回より

 麗奈のイタズラを意外にも放任気味だったり(ただし誰かを泣かせるようなことはするなとラインの釘刺しをする)、ありすをドッキリにかける周子の提案に乗り気だったり。
 Max Beatコミュでも、亜季と一緒に飛鳥を嵌めるようなことをしたり、ホラーを仕掛ける方を一度やってみたかった!とノリノリだったり、実はそういうことに案外理解があるんですよね。
 つまり、夏樹も涼も真面目なところもあれば、からかいや悪巧みが発動するところもあるとは言える。
 ただ、普段のイメージが上記の通り、ロックだったり苦労人だったりするので、その点でそれぞれ反対の意外な面がギャップとして見えると思うのですよね。

おわりに

 以上、似ているようで違うところもあるよという夏樹と涼に関するお話でした。
 同じ「ロック好き」ではあるのですが、ウィークポイントの違いなども含めて、案外ロックへの思いも違ったりするんじゃないか?と思ってしまいますね。
 この2人はDMWもあるため、もしデレステに実装されるとしたらどういう展開になるのか期待がかかるところです。

 これを書いた後のテンションで書いたこちらの記事もよろしくお願いします。↓