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S.KT.とクラリミコン2[全曲試聴会Bブロック]大熱狂編

Aブロックはこちら!

緒言

S.KT.のアイコン
S.KT.

S.KT.です。
曲を作っています。

さて、いよいよ後半戦ですね!

<変わらない説明部分>
前回120名ほどの参加者によって彩られしDTMerの祭典『クラリミコン vol.1』から早くも数ヶ月が経ちました(多分)。
今回の主催者である『クランとリオン』さんのEP『BREAK THE WALL』がiTunes Store エレクトロニックジャンルのランキングで第1位を獲得と言う快挙により、vol.2が開催される運びとなった今コンテスト。

このコンテストでは、アルバムの表題曲『BREAK THE WALL』のボーカルデータを用いて自由にリミックスを行い、それを発表しあいます。
(何と入賞者には豪華な特典が!)

私S.KT.も前回のvol.1から参加させていただき、皆様のお世話になっておりました。
そして今回は自身の参加はもちろん、全167名ものDTMerの皆様の作品をより堪能させていただくため、参加者の皆様全員のリミックスについて、感想を軽く綴ってまいります!

今回のルールは『盛り上がって書く』こと。
そのため、この感想は自身の投票の参考にさせていただきますが、曲を悪く言うことはありません(というより熱狂して書けない可能性が大きいです)!

それでは、前回に引き続き拙い文言となりますが、ぜひご覧になっていただければ幸いです!

楽しんでいるイメージ

配信によりますと、今回は167名もの参加者がいらっしゃったということです
(前回より多い…ぱちぱち)!
前回に引き続き、ブロックごとに分割してお送りします。

− S.KT.

ネタバレ注意!
ここから先は感想です。

<Bブロック>

本文<感想(と熱狂)>

文章量の差は熱狂の強弱ではありません。ご了承ください。
(各曲につき大体2文で記しています)
※語句の使い方が適当かもしれません(特にジャンル)。
熱狂気味で乱れた文です… 各感想の語彙力に偏りがみられる恐れがあります。

ー 注意点 (2023-)

それではどうぞ!
(見出しのみ敬称を略させていただきます)



IKO バッハ

アンビエントなグルーヴに乗ったのは、まさかの溌剌なブラス!
ギャップのある化学反応は、クセになること間違いなし!


ろゆ

BREAK THE WALLへの言葉を繋ぎ、響かすは大太鼓。
静かに、それでも力強く前に進むような力強さ!


smallBlueWhale

世界観ブループラネット。そして広がる海上のパルス。
静かな中のドラムトラックと、ピアノ彩る、その哀しみも包むような…


すももの手

鳴り響く一つ一つのヒット、ハープ、ブラスが個性をぶつけ合っています!
メダカの泳ぐような甘いスペースで、楽しげを乗せる。


バベボ

激しいギターに合わせて高速で捲し立てるボーカルは、思わずマネしたくなる(できるとは言っていない)!
今、新たなるロックが今はじまる!


範本信亮

オールドスクールでローファイなヒップホップが活かす!
スクラッチにチョップボーカルが小気味よく刻まれる!


びゅーん

空間を埋めるギターが奏でる、特徴的で明日を見据えるようなリフ。
夕陽を背に、渋くかき鳴らしながら、明日へ!


ダキダ

ギターも、シンセも、四つ打ちに跳ねる!
そしてサビでは一転、あらゆる音がブーストしてブンブンとノリに乗る!


はっさく

ガラスを割って、場面は変わってゆく!
一定の律を奏でるベースラインの周りを駆け巡る音色!


taira

激しいスネアが始まりを告げ、サイレンが鳴り響く…ここはどこだ。
もがいてはもがいては、鬱蒼と広がる暗闇で、真実を掴め! …という世界!


Erfelix

小鳥は囀り、朝のエレクトロニックダンス! 空の果て -Sky The Limit- に届くような浮遊感溢れる空間!
これで決まりだ今日の朝!


かいちゃんぱぱ

幼い頃聴き流してしまったようなレコードが、ゆっくりと針を進め、そして砂嵐へと時代は移り、モノクロ、パッドと、時代が移り変わっていきました。
まるで本当の不安定かのようなボーカル諸々のパン振りが懐かしくて…


hirosaki_Drive

なんだか懐かしくなりような、名機たちの奏でる可能性! このFX、ドラム、ピアノですよこれこれ!
…しかしそれにとどまらず、パーカッシブさまでプラスされている挑戦心!


Hes

この有機的なプラックに弱くてですね… みずのおとー!(頭溶けてる)
一つ一つの音がアンビエントに空間を演出しており、カタコトと流動的なRunning…


MNR

さあ、亜空間レース開幕だーっ!
未来的サウンドが永遠に疾走させてゆく、Breakなボーカルも間をつないで、ノンストップ”D”!


けしき。

ピアノの遠景、そしてシンセとギターが織りなすくぐもった圧が、天空にいる気分を演出!
メロディラインをなぞったサビのギターは、あの空に届きそう!


rock apple

ドーンと登場! 細かい音と重圧のベース! それなのに細かく刻まれた音が無機質に空間を漂う!
激しいドラムンベースでブレイク、疾走!


Namidame

明るく、行こう! 重く押していたキックやベースも、なんだか笑っているようです!
ボコーダーもここまで暖かいなんて…っ! 疲れた時こそ元気にいきたい!


MIKAGE

重くギターやベースがマジにやってくると思っていたら、Bメロでまさかの展開に!
…へへっ、なんだ… みんなここにいるんじゃないか! よーし、壁を壊しに行くぞッ!


D_11

和風スクラッチが最高にノリノリ〜!
一定のリズムを刻むハイハットなどのドラム、そして箏はミニマルにホップ!!


ccmai software

映し出すはミライボーカルのチョップがとても激しく刻むリズム、それでいてお二方の透明感と地に足ついたお声が際立っておりました!
さらには原曲が破壊されているかのようなダークなブラス!


ピーチモカ

軽快さ溢れるディストーションギターを振り回し、フレーズを繰り返して演出されるスピード感。
中盤のドラム地帯もドタドタ感がクールっ!


Ray

エレクトロな緩急は音像を正確に、こと細かに演出する…!
全て聞こえる、高揚感あふれるリードもシンセも、激しいドロップのスネアも…!


T

ミニマルベースからの都会的コードが次々と頭の中に摩天楼を建築してゆく…!
その色はパステルで、生き生きとした若い群衆のダンス…!


おちしゅ

ショーが始まってしまった! カフェスウィング中のフルートも巻き込んだジャズテイスト。
そしてどうしたものか、ボーカルが異なる音を歌っている…!?


Spade

とある悲劇の後、燃え盛る街の中、ゆらゆらと揺蕩う人影は低音が心地よいキック、うねるベース、ラウドなスネアがゴッゴッ打つ。
壊そう、我々と共に…


ぽっぽ

あぁ、やってもうた…!
過去の楽曲を乗り越えた先に、スクラッチされたボイスが、ギターが、ライドシンバルが… ワルいなぁ〜! 超ブートレグ風!


JIG

この粗い感じのザラザラしたドラムがいいなと思っていた矢先、呼応する心響き続けてました。
楽しさの中に一筋の優しさを見出す一作!


ヒラタケ

ギターのミュート感を聞きましたか皆様!さらにディストーションも埋めてゆくココロ!
2題目に行くリフは必聴です。おおっ!


logmug

いかにもはじまりそうなあのピアノ… と思ったらものすごい突風にぶち上げられました!  
ちょうど良いキックとサイドチェインが我々を歓迎しているようです…!


hirono

軽快すぎるギターの甘さ、ディストーションギターの刻むリズムと暴れっぷり…!
明るさで安らぐわ、コードが盛り上げるわともうこの世のギター全部入っているのでは…(ギターリスナー初心者の感想)


Re:sta

ベースの区切る展開を軸に、合間で詰め込まれたスクラッチに高音低音飲み込んで…
溢れ出すFXの箱をひっくり返したような音が溢れ出し、思わずいろいろ牽引される!


LECIRU

フレンチなハードコアが迫る中、曲の中で『再生された音楽』が駆け巡って止みません!
迫る迫る、原曲の再構築を体現されたハードミックス!


MegReinca

メロディラインがいい感じに引き伸ばされて入っている…!
基本的に静かな中で、確かに刻みつけられるガバは、恐怖・オブ・テラー!


ZEruga

これまたお太いフレンチを!ああブチ上がってゆくこの感情(昇天)
そんな激しさの中、リードメロディが確かに届くのはマジック!?


えすほ

大胆にもギターソロが開幕打ち鳴らされて引き寄せられます!
コーラスやディストーションによって空間が構築され、何度も天を目指すようなリフが光る!


Bestie

シンセサイレンと何かを強くならすような金属音によって、徐々にぶち上げられて… からのドラムとベースで決めっ!
タイトルロゴがキックに合わせてぐわんぐわんしている様子が浮かんできます(語彙力)


無能な人A

民謡のようなテイストのメロディを取り巻くディストーションベース、ゴリゴリと迫り来る低音たち。
激しくブレイクするドラムはとてつもなくダーカー(Darker)!


nullheart

エレピにウニウニと絡みつくミニマルベース音。
あらゆる音がっ…! 心地よく包んでいて… 落ち着きへと至るheartbeat…zzz


秋の宮島

ファンキーなカッティング! パーカッションもブラスもはっきりと聴こえている…!  
うーん、ノリノリなんてダンディー!


Fuming Cat

ふわふわとビートとディストーションが両立しているですって!?
これらがグルーブ感を作り出しておりなし、話してやまない…nnnn


モンジュ

アコースティックは癒しですねぇ…
左右に鳴るスナップもうっすら微笑むようなパッドも、エモーショナルに続く足跡を一歩一歩歩んでいくんだ。


Damocles

重くメタルを打ち鳴らそう、無機質な空間のルーティーン。
昏き産業を宿した、プロトコルを処理してゆくステージ。


トランス作るマン

トランシーなエナジーを流し込み! アシッドなベースを添えて。
ボーカルが迫り、音は手前と奥を行ったり来たりする…なんともど真ん中を貫いてくるのです!


ALPH

一歩一歩がズンズンくるキックと、巡って鳴り響くベース。
うねりを上げてゆっくりと歩みだし、高所から反旗を翻す。


ねばりのシタール

BreakThe×3の異様さがいつしか曲を包み込んでゆくギャップ!
一見少ない音の中の、次々浮かんでくる音素要素を巻き込んで大きくなってゆく…!


現役素人hirono

波打つパッドとコーラス、ささやかな潮騒の中で波に乗った温かみのあるベース、そっと打たれしハイハット。
これはまさに浮かべた情緒。


Wag@Beep

新たなる武器をも引っ提げ、ますます彩られる8bit!
沈んでゆく夕陽と荒原、明日を乗せるような遠景に、これは感情吐露を禁じ得ない…!


sa-bloo

柔らかく、それでもそれははっきりと形のあるものだった。
メロディと頭上を駆け抜けるような情景が、その先を見せてあげている…


メロン果汁

リリースカットピアノが好きになってしまったんだ。
転調によって都会をめぐる愛に、何度だってずっと願う未来と壊す壁!


ROCK

ハーモニクスの雄叫びだ! オルガンが映えるロックは名曲(至高)
ドラムとベースの連携具合も良いって…まじ?


ラララ

異世界始まりました…甲冑のぶつかる音がきこえる。 …そんな中世感から、重重としたハードなエレクトロ!
重厚厚厚厚…と重ねつつもしっかりと鳴り響くボーカル!


ユンフェ

コンコンと聴こえる音像の中、そこにあったのはベース、空間!?
エフェクトによって作られる独特の創造性が、曲を聴いたここでたった今、構築されてゆきます!


aomidori

壁を壊す… それは戦いです。
始まりの合図を告げる太鼓に始まり、拍子の切り方には驚かされ、終始戦いの渦中、心の内を感じさせる!


匿名希望1(yumeyui)

はっきりとハートをズッ、ズッと打つタイプのキックに、かけてゆくようなダンサブルメロディ。
ボーカルがかっちりと噛み合った時の瞬間は、もう飛んでいます。


匿名希望2

ポコポコとバウンス、何やらボーカルが奥からのメッセージをうやうやと…
うっかり聞いてしまったあなたは、引き摺り込まれる…流動へ!


Bayo

美しく奏でられるピアノを主体としつつ、ところどころで漏れ聞こえるギターのノイズ、ボーカルに合わせて包まれるストリングス…
そしてほのかな打楽器に… 心を融かされてゆく…


まきろん

館からの脱出を試みようとしている誰かがいました。
震えながら曲がり角を曲がる張り詰めた感情と、見つかった時の危機感の二面性が恐怖をあおる!(イメージでした)


youthUK

ドラムとピアノとストリングスの解像度が高いと、人は穴の空いた心がスッと満ち足りてゆき、浮かんでゆきます…
そして2番からのギター開放でさらなる展開、感情は揺さぶられまくっていました…!!!!


ミコ吉

緩急とメリハリの効いたトラック!
美しいピアノが巡るヴァース、シンセがふわっとかかってゆくコーラスは一級品のフューチャーベース!


A-byss

そっとバウンドしたイントロは、引き金を引いたらビルドアップの階段をもう登っている!
蠱惑のベースがダークでディープなエレクトロ!!


虹島夕夜

ホップしてますね、ホップ! なんだか琴線に触れてゆく細かい音たちに、ちゃんとビートに合わせて一緒に跳ねるボーカル!
重厚から至るは、グリッチ!


yaneuchi

くだけたプリズムに当たった朝の光が彩りを徐々に変えてゆくように、僕らは七色の輝きを纏っている。
これは生きとし生ける生命の躍動の讃歌!


山崎元大

ダークなのにとても規律的で、ピアノが色を変えて掴んでゆき、とてつもなくグラニュラー。
有機と無機の狭間の物質がうごめきながら、何かを自信に問いかけてくるのである。


FuVaRyU

この一寸の時間に、くぐもった存在がぬっと登場する!  
心から溢れつつある音が、これから始まり新たなる展開を予見させる!


ADDiTiVe

BPMでジャンル即決 !  フレンチコアの激しさから始まり、エモさを加速させる改造メロディライン、そして深く沈み込むようなベースはまさしく本物(自身調べ)。
ドラムからの音レベルの構築が織りなす攻勢!


TOM

トランスとうねるベースと、その中に色々入りまくっている細かいチャキチャキ!
ガラスを破りまくってからのブレイクがとてつもなく二転三転と音をこねくり回していて、抜群の聞き応え !


ヒータソ

ぶった斬られたボーカルと包まれるパッド、そして盛り上がりに至る演出のかっこよさ!
エモーショナル破壊は…ぶっ滾る!


フェルシー

ビーチラウンジ。うーん、なんとも涼しげです!
あまりにも心地良すぎる、どこか遠くにバカンスにでもいきたいですね…


keiichi_yamashita

カタコトとリズムを奏でるドラムマシンには可能性しか感じません…!
イントロの雰囲気の良さと合わせて、今季のDAWの不調が惜しまれる作品なのです…ッ!


ひゆー

熱い戦闘曲、もう背景に赤き魂がゆらめく炎!
シンセとギターの融和、そしてカットされたリズミカルさにより、疾走感あふれる火が燃えている!


Booker-2H

暖かさと金属感が心地よい、ボサノバなパーカッション。
そしてエレピに包まれる音は波に乗っている! サビ前の『カララン』がスーッと効いて…


THE_TOFU_ CORNER

開幕から音の波が流れ込んでまいりました…!  
一体どこまでブレイクしてくるかと思ったらリズムさえ想像以上にソリッドな世界…『コン』


名無し(部長)

一定のリズムに従ったと思ったら有機的に動き出したドラムと、うねるベースに溢れた低速捲し立て!
ダブなムーンバーだ、ダークを加速!


006

90’s ポップ! オケヒも、シンセブラスも、ドラムも、エレピも。ありとあらゆる要素を融合させミックスアンドスクラッチ!
懐かしき新しさがエモーショナルと打破の相乗効果!


Rialasten

ハイハットだけでぶち上がれるイントロを越え、高速とスピードに乗ってゆくと…!
金属的でデジタルがかき混ぜられることで…脳内に直接流し込まれるGet Down!!


大将

甘くゆらめくギターに、どこか懐かしさを覚えるような隠し味のサウンドがうっすらと。
そしてボーカルは…! 合いの手的な用法に、異なる歌詞も同時に流せば良いじゃない! の発想は自分にはなかった!


SETSU

ミニマルに抗うような攻めの姿勢に、常にすこしのダーク成分が漂うコードが、薄ら『嗤って』いるようデスッ!
ここからは一筋縄では行かないよ? と囁かれていますね…


次男

こんな大人な雰囲気のギターまで… オルガンとブラスとピアノがさらに織りなすブルージー。
考えられているコード進行が本当に洒落すぎていて酔いしれたい…!


凡人

マンパワーを感じる迫力! 勢いにとどまらず、ボーカルを生かしたテクノな世界観の構築が精巧でありました!
終盤に流れたドロップは一体何を魅せていただけるのでしょうかーッ!?


go57

ゆっくりと揺れていたいような、甘美の就寝への誘い。
安らぎの夜を流れるチルなビートとハープの心地よさ、またしてもzzz…


Taji Soul

追加されたボイスにコーラスは深い世界観へと転送されてゆく招待状!
(おそらく)チルなR&Bのような『声』により築かれた、重厚な世の中を彷徨う!!


Distたけ

ブレイクを始めようか…!
陽気なスクラップにスラップベースを乗せて導き出された音像はパッドに昇華され、サビでよりクールさを加速させる!!



Official Remix
まさかまさかのサプライズでした。
Make Some NOOOOISE!!!!


まとめ

一六七人一六七色。
Bブロックも強者揃いでした!
(歴代受賞者が全員属されているという意味でも)
本当に多くの方が曲作りにこだわりを持っていらしていて、限られた時間の中でそれをいかにして伝えるのか努力なさっていることが垣間見えます!
本当に私も心を打たれた次第であります…!

さて、短くはありますが、ここで文章の方を終わります。
皆様の次回の作品をワクワクしながら期待すると共に、自身もよりパワーアップして曲作りに励んでまいります!

もし抜けている箇所や間違っている箇所がございましたら、お気軽にお申し付けください!

ー S.KT.

クラリミコン2に関する記事

マガジン『S.KT.とクラリミコン』


以上、失礼いたします。
(S.KT.)

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