#安田記念回顧

ソングラインのGⅠ初制覇になりました。
戦前に予想されていた通りの大混戦、最後に勝敗を分けたのは池添騎手の積極的な騎乗が大きかったと思います。前走ヴィクトリアマイルでスローペースで思ったようなレースが出来ず道中躓く不利もあり5着。あの経験を無駄にしなかったのは流石でした。攻めて早めにポジションを取りに行って直線も不利のないように誘導、GⅠレースではなかなか思った通りにいかない物ですが今回は理想的な展開でした。中途半端な騎乗をしていたら又ぶっつけで安田記念だったら勝ってなかったかも知れません。左回りのマイル GⅠは国内では来年のヴィクトリアマイルまで無くそれまで今の調子を維持出来ているかはわからないので正にチャンスを活かした好騎乗でした。
2着はシュネルマイスター。パドックを見ても完調ではない事は明らかな状態でしたが良く2着に来たと思います。外に差し、追い込み馬が集中する難しいレースでしたがやはり東京のルメール騎手は格別に上手いです。最後の差し脚もシュネルマイスターの強さが良くわかるシーンでした。実力的にはやはりNo.1だと思います。秋はマイルCSでしょうがしばらく勝って無い事も事実、毎日王冠辺りでまた強いシュネルマイスターが見たいです。
3着はサリオス。身体も絞れていた事もありますがやはりレーン騎手と手が合っている印象でこれで5戦コンビで(1.2.2.0)と着外なし。悪いイメージがなく乗っている印象があります。ずっとGⅠを使っているので一度GⅡ辺りでも見たい馬で一度勝つと流れが変わると思いますが買い時が難しい馬、完全復活が見たいです。

本命にしたイルーシヴパンサーは8着でした。後方2番手で直線を向いた時はもう諦めました。スローペースで後ろがごちゃつく事はある程度想定していましたが予想以上の渋滞でレースに参加出来ていなかったです。これまで好位からの競馬でも勝っていた馬だったのでもう少し脚質に幅があるかなと思っていましたが展開待ちになってしまうと初GⅠでは苦しいです。1番人気になったのもかなり意外でした。最後伸びて来ていただけにまともなレースでどうなっていたかも見てみたかったです。

馬券の方は抑えの枠連が当たったものの外れと同じ気持ちです。運もありますが自分の馬券下手を痛感しています。予想より買い方が毎回下手だなと感じます。

春GⅠも残るは宝塚記念のみ。最後位はしっかり当てて秋に繋げたいです。