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mitsu NETSHARELIVE「#NO密」を終えて

mitsuさんの3月2日の「みつの日」から早いもので1ヶ月以上。
あの日の無観客ライブを最後に「もうしばらくはライブはできないな」と思っていたし、世の中の状況的にもこの先いつまでライブができないのかわからなくて、正直「今までみたいに当たり前にライブが出来る状況って、もう戻ってこないんだろうな」って思ってた。
悲観的な意味ではなく「仕方ないよね、こんな状況だし」という割とフラットな感じで思ってた。現実問題、ライブが出来る状況じゃないから。
でも、今日の「#NO密」は間違いなくライブだったし、ライブ以上にライブだった。我ながら何言ってんだって感じだけど、ライブが始まるまでのドキドキも、ライブ中の感動も、ライブが終わってからの高揚感も、全てがライブだった。

打ち合わせの時に、これってただの「ネットライブ」じゃないよねっていう話から「このライブをネットを通してみんなでシェアしよう」って意味を込めて「NETSHARELIVE」を付けたんです。たしか。
でも、この準備期間中に3日間「みつの日」のライブ映像をプレミア公開でみんなで一緒に見る時間を共有した時に「これ、ライブじゃん」って思って。
時間をシェアする
感動をシェアする
想いをシェアする
あ、ちゃんとしたライブだって思った。
今まで普通にライブが出来てる状況だったらきっとこうは思わなかった。だって今までそんな風に思ったことなかったから。
当たり前が当たり前じゃなくなって、自分はこんなにも素晴らしい時間を作るお手伝いをしていたんだなって改めて思ったし、こんなにも素敵な時間をみんなでシェアしてたんだなって気付きがあって、すごい時間だったな。
だから「NETSHARELIVE」って、意味合いとしてぴったりはまる言葉選びになってたなって。結果的にだけど、いいセレクトだったなって思った。

今の状況が収束して、前みたいにライブが出来るようになることが一番いい。そんなのみんなが思ってることだと思う。
でも今はできないし、今のところいつできるかもわからない。
今年に入って、mitsuさんのお手伝いをしっかりとやらせていただくようになって「みつの日」はもちろん、5周年に向けて毎日いろんな準備をしてきて
全部が0になってしまって、大げさではなく絶望した瞬間もあったけど
「できること」をみんなで探す日々が最近はとても楽しい。

最近ちょうどこれを読んで「自分は完全に叶え組だな」って思って(とてもいい対談だった)この対談の中でも船の話が出てきて、mitsuさん自身が「船長」っていう話もよくしていたので
「私、いい船に乗ったな」って。
mitsuチームは誰かが言った無茶な提案も「それ面白いかも」って拾い上げて、「じゃあどうする?」って実際に形にしていく、良い意味での軽さとスピード感が最高だなと個人的には感じていて
でもその反面、一つの議題で何時間も真剣に話し合う真面目さ(みんな根が真面目)があるから、フットワークは軽いけど一つ一つのアクションをノリ一発でやらないとこもとても良いなぁと思ってる。

「#NO密」の準備期間で、一体何時間のグループ通話会議をしたかわからないけれど「応援チケット」に関して言えば、本当に何時間も話し合って
ある程度固まってきたかなってところでまたひっくり返して、ひっくり返した上でまた話し合って…って。一晩寝かせてまた話して「本当にこれでいいかな?」が「これでいこう!」になるまでとことん話し合って。こんなに一つのことで話し合うことある?って毎回思うけど、それくらい、一つ一つに意味があって、想いがあって。そこに力を貸してくださるファンの皆さんのことを考えれば、より簡単な気持ちでアクションを起こせないし、起こせるはずがなくて。
ライブはあっという間の50分だったけど、そこにmitsuさんの込めた想いは計り知れないものだったと思う。
し、昨日はmitsuチームの誰よりもmitsuさん本人がそわそわして落ち着きがなかったこと、終わってからの高揚感が誰よりも高かったこと、それがグループ通話会議からひしひしと伝わってきていたことは特記事項ですかね(笑)

この状況が収束する見通しが立たないうちは、きっと前みたいにイベントやライブは出来ない。今の状況だと無観客ライブも難しい。
今回の「#NO密」の映像編集中、色んな映像を見ながら、あぁライブってなんて素敵で奇跡的な空間なんだろうって思わずにはいられなかった。こんなこと考えたくないけど、同じような空間を作るお手伝いはもう出来ないのかもしれないなぁって思ったら尚更、映像の中のライブが儚く煌めいて見えた。
でもこの時の空間を映像を通してみんなで共有して、mitsuさんの音楽を楽しむことが出来るってすごいことだなって。ライブがまだ出来るなって思ったらとてもワクワクしたし、やれることまだまだあるじゃん!って。
実際にライブハウスやホールでやるライブには間違いなく敵わない、それはわかってる。でもその上で、ライブが出来るようになる日を迎えられるまでは、出来ることをもっと模索する。素敵な時間、そして奇跡的な空間を作る努力をする。そう思っています。

私はもともと音楽の仕事をしたいと思って始めたわけじゃないし「音楽めちゃめちゃ好きです!」と言えるほどでもないけれど、こんなに自分に喜怒哀楽をくれて、こんなに感動させてくれるものは音楽しか知らない。音楽の仕事はもうしないと思っていた一年前からは考えられないけど、最近音楽を通して感動するたび「音楽最高かよ」って思ってる。
これからも、もっともっと音楽で感動したい。
今までにないワクワクとドキドキに包まれたし、もっともっと頑張るぞって思った日だった。だから記念に、この気持ちをここに記しておきます。
最高のライブだった。家の中にいて、こんな貴重な体験ができるなんて。最高でした。
最高を更新できるように、もっともっと頑張ります。

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