どんなものごとも解決する奇跡の方法

自己啓発情報商材のようなタイトルをつけてみました。

これから書くことは仕事どころかスポーツでも日常生活でも良くしていけることです。

まず、自らが上達するというときに、自分がやっていることとはなんでしょうか。初心者、新人の時と変わっていることは、慣れたり、知識を得ることによって「行動」が変わっています。

そして自分の好きなことに関してはこんなところでわざわざ書かれずとも人は自分で学び、体験し、行動を変えていきます。ということで、好きでもないことの上達法を書きます。

一言でいうと、「ネガティブな出来事を何が起こっても、精神的に落ち込まず自分のせいにする」ということです。

実は多くの仕事は自分の意志で変えられます。たとえば、その理由が天気であっても、例えば取引先の気分のようなものであっても、天気が変わった時の代わりの場所などを用意しておく、取引先の気分を変えるものを用意しておく、などそれぞれのことにはよりいい結果を出せる方法がたいていあります。

ところが、人には悪い結果を自分以外のもののせいにすることによって精神的に負担が減るという機能が備わっています。運のせいにしたり、他の誰かのせいにしたりすると自尊心が保たれるのです。そしていつか、運や誰かのせいで同じような不幸に見舞われます。しかし、運や誰かのせいではなく自分のせいとして、自分の行動を変えておけば、同じようなめに合わずにすむのです。

そして意外と重要なのが「精神的に落ち込まずに」という部分です。

そもそもくりかえしになりますが、人の心は落ち込むのが嫌で自分以外のもののせいにする性質があるわけです。なぜなら、自分のせいだと思うと心が落ち込んでしまうからです。そして、落ち込んでいるときというのはちゃんと物事を考えられず、例えば失敗についての改善策ではなく、関係の過去のつらい記憶などについて考えてしまったりします。すると考えがそちらに向かってしまいますが、ここで大切なのは「自分がダメだ」などという自分の価値について考えることは差し置いて、自分がどういう行動をとれば同じような出来事が起きないかという自分の行動について考えることです。

あらかじめ、自分の行動について考えつつ落ち込まないことが大事だと思っていればそのように認識しやすいと思います。言葉にすると「自分はミスをして以前よくない行動をとった」と考えるのではなく「自分がより良い行動でフォローすることで自分の力によって前回より良い結果をだせる」と考えるべきです。

仕事などでは、特に同じ誰か(上司、同僚、部下、取引先)のせいにする癖がつきがちですが、自分のせいにしてみましょう。そして、自分がこういう行動をとれば(一応、例えを書きますが説明の方法や口調言い方をかえる、特定の段階の時点で自分が確認しておく、あらかじめ練習させておく、口頭より確実な文書やメールを使う等)大丈夫だったということができれば、それは仕事上の上達です。

脱線してしまいますが、これは「自分の仕事の領分」ではないということもあるかもしれませんが、自分の仕事の領分を増やすということも上達するということです。「自分の仕事の領分」というのを自分で決めてしまうと、自分の価値を機械と同じに自らを成長しないものとみなしているということになってしまいます。きつい想像をすればその領分について自分より優れた人がいればまっさきに首切りの対象になりうるということです。チャーリーゴードンが賢くなったら、流れ作業の職員でもラインの改善をすることもありうるということです。それによって自分の仕事が早く終わる、あるいは利益が出ることによって給料が上がる、ということの方がのちのち役に立ちます。

最後に、この「自分のせいにする」という考え方は、個人としては上達の指針として持っているといいですが、同じ社内の人間などに教えたりすることはできません。あくまで基本的には抽象的な考え方の話ではありますが、それを特に部下などに話そうとして上手に説明できないと、話している本人が人のせいにしているように見えてしまい説得力がないという矛盾ができてしまうからです。また、人から言われると「落ち込まず」にという部分が抜け落ちてしまいがちです。

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