愛と球

昔、学校でIQテストというものがありました。正確にはあったそうです。というのもこの間「IQテストというものがあったよね」と久しぶりに会った友だちに言われたのですが、あまり覚えていませんでした。

そういったテストを受けたきおくがあいまいで、あったような、なかったような気がします。

ただ、ぼくは友だちと話をあわせて「あったような気がするね」と言いました。

友だちは「結果の数字はいくらだった?」と聞いてきました。あまりIQについて理かいしていなかったぼくは「君はいくらだったの」と、とりあえず聞き返しました。友だちは「110くらい」と答えていた気がします。

ぼくは3ケタ以上の数字があるということが分かったので、よゆうをかまして「へえ、あんまりよくないね、ぼくは400くらいあったよ」というと、友だちはちょっと考えてから「お前のだいたいのIQが分かった」といいました。ぼくは友だちがくやしがると思ったのに、友だちは少しわらっていました。くやしい時に思わずわらってしまうくせがあるのだろうと思いました。

そのあと、家に帰ってインターネットでIQテストについて見てみました。数字に関していうと欲をかきすぎたようです。

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