大人はわかってくれない
こんにちは、大抵のものは克服してきたけど、ピーマンだけは食べられない。さくらです。
最後の更新から3ヶ月ほど経ちましたね。
ボーッとしていたら、外はバカ暑くなり、知らない間にオリンピックが始まっていました。
季節も人生も無常に過ぎていくものですね。
現在、執筆時間は2021/08/02 00:51:24
記事を公開するのは、2021/08/07 0:00:00の予定をしています。
そう!!私の爆誕日です!!!!
23歳になってしまいました!!!!ガハハ!!!!
笑えね〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
とりあえず家から出たい一心で100万アルバイトで貯めて
名古屋に来たのが、高校卒業してすぐの10代で
斬るえむボスのつづきともみの家に居候させてもらっていたのが、昨日のことの様なのに。
こんなに大きくなる予定もなかったし、こんな大人になっている予定もなかったし。
なんて、みんなそんなもんか。
そもそも、大人とか年上って個人的に良いイメージはないので、自分がその立場になってきてしまっているんだなということに、精神大打撃。ショック。
もう末っ子とは言えなくなってしまった私の戯論。
貴重なお時間貰うようで恐縮ですが、折角だし聞いていってくださいよ。
一生みんなの妹的な感じでありたかった
大人や年上というのは、とっても気を使うし、年上を目上と勘違いしている人が多いし、面倒なことが多いし、終わりがなくて、老いるのが目に見えるから、私は絶対に大人になりたくないし、18歳のうぶのままがいい!!!!
けど、若くていいね!とか、若いから!って言われたくはない。
私は捻くれ者だから、若いを免罪符にされるのは、ムカつく性分。
大人に舐められないために、自分なりに這いつくばって生きてきたつもり。
経験とか色々足りなくて、もちろんバカにも舐められたりもしたけど。
それでも良い。それでも、自分なりにやってきた。
生まれた時から周りには大人しかいなく、物心ついた時には
大人の態度や顔から色んなことを教えてもらっていたから、無邪気な愛らしさは抜け落ちて、大人相手にお酌をすることが得意な子になってしまった。
年齢と逆らってできることが増えて、それを褒めてもらうことが多くなり
大人や当時のお兄ちゃんお姉ちゃん的な存在の年上に認めてもらえることが
生きるために一番重要なんだと、心から思っていた。
『さくらちゃんって、妹みたいね!』
そういって褒められるのが、心底嬉しかった。
多分、この人たちがいっている「妹」という部分は
理解が早く、都合がよく、いうことを聞いて、後ろをついてくる年下娘だと思う。(と、いうか親戚にいわれた。)
そんなことはつゆ知らずに、「妹」という位置づけに大変好感があった。
実際、兄2人がいる三兄弟で、一番末っ子が私。
ただ、長男次男とは10以上年齢が離れていて、私が小学校上がるくらいには2人は自立して別の生活を送っていたので、幼い時に近くにいることは少なかった。
今でもだけど、兄が好きだったから、近くにいないのがとても寂しかったし
幼さを理由にもっと甘えたかったと今でも思っている。
そんな気持ちがあったからか、年上の人にそんな風に褒められ
家族の様な、近くに存在できている様な気がして、その人のためなら
なんでもしようと思えるくらい、私にとって極上の褒め言葉だった。
今もだけど。
でもこの褒め言葉にはトラップがあって、ある一定の年齢を過ぎると言われなくなってくる。(さくら調べ)
それに気づいた時は震えが止まらなかったし、現状、言われなくなってきているのだ。
いづれその時が来ることは、正直わかっていた…。
そりゃそうなんだよな〜、ずっと上の世代が近くにいるわけではないし
むしろ私が上の世代になっていくんだからさ〜〜〜。
その人にとっての’’妹’’は、どんどん新しくなっていきアップデートされていくのだ。中古の妹となった私は一体…。
わかっていたけど、当たり前のことなんだけど
なんというか、私の存在価値がなくなってしまうのではないかと
思い過ごしな心配と不安が残り、どうしようもない拗れ女が夜な夜なベッドで静かに泣くのであった。
義務教育で習っていないこと
斬るえむにデザイン兼DJの新しい可愛い女の子が入ってきたことがある。
それはそれは、本当に珠のような娘で、私も大好きな子だった。
そして、
「さくらよりも年下の子がとうとう入ってきたな!!!」
来たか…。斬るえむに年下が…。
もうこの団体で、「一番下なんですよ〜^^」という十八番ワードが使えなくなるのか…。末っ子じゃなくなるのか…。
そして何より、年下の子って、どう接すればいいんだ??
これが本当に難しかった。というか今でもわからない。
その女の子はとてもしっかりしていた娘だったし、特に悩む必要はなかったんだろうけど、私が大人や年上にされたことで嫌忌なこととかはまちがってもしたくないし、「ウワ、先に斬るえむいたからってダルゥ…😩」とか思われたくないし、穏便に過ごしたい…。
けど、当時私を扱っていた大人たちはどうやって私を操っていたんだろう。
どういう気持ちで、手を差し伸ばしてくれてたんだろう。
てかさァ!!!!!こういう時のこととか、社会とか生きていくことに大切なことをもっと義務教育で教えてくれねえかなァ!!???
数学とか古文とか歴史とか、大事かもしれないけど、年下の扱い方とか、人の見分け方とか、正しい恋愛の仕方とか、貯金の仕方とかさァ!!!!!!!これを応用だとは思わねえんだよなァ!!!!!!!
そんなことを思いながらその子とはスタッフ業務を一緒にこなしていた。
ある日、私は作業していた。
細かいことは忘れたけど、物販の準備をしていた時だった。
個人的にはいつもの様に、まぁこんな感じかな〜てなもんで作業していたつもりだった。
けど、その女の子がこっちの様子を見てたもんだから、ついつい私も女の子の方を見てしまったのだ。これがよくなかった。
「あ…、手伝いましょうか…?」
気を使わせてしまった…!?雷を受けたみたいにショックが走った。いや、親切心で言ってくれていたのかもしれないけど当時の私にはそんな善を汲み取る余裕はなかった。
大丈夫だよ!と伝えたものの
「やりましょうか…?」の二段重ねで完全K.O
どうしようも出来ない罪悪感、そして情けで絞り出した2回目の大丈夫だよ!で作業に戻った。
「なにこっち見てんだよ、見てるならやれよ」みたいな雰囲気が出ていたのか…???
先輩特有の「わたし今作業してるんですけど…?」感が知らない間に出ていたのか???
なにより敬語で下から問いかけられたのが個人的にオーバーキル
高学年の人に質問とか確認する時、気まずさ感じながらあんな言い方してたなあ…と勝手に色んなことを思い出したりして大反省。
そして、私はもう誰かの年上になってしまったんだなあ。と強く実感した。
君の〇〇でいたい
もう年下でもなく、気を使われる存在をなってしまった私。
末っ子でも、妹でもなくなったんだな。
若いを免罪符にされるのは、ムカつく性分。だなんて偉そうなこと言って
妹や年下を一番利用して免罪符にしてたのは、私だったんだな。
しょうもなくて、どうしようもない人間だな〜〜。
と、その当時から最近までは、正直引きずっていましたが
今になって、落ち着いてゆっくり考察してみると、当時はまだ20歳手前の未熟な寂しさがあって、そういう部分に執着しないと、甘えるという行為を発散できなかったり、そういった位置づけで自分の中で自分の存在価値を作っていたのかなって。
アレ・・・もしかして、わたし可哀想な人間でゎ・・・???
そうです可哀想な人間なんです。でも、それでもいいの。そうやって生きてきたし、大人になることを一生抗いながらこれからも生きていく。
やっと、誰かに頼られたいという気持ちも生まれてきたし。
少しは余裕が出てきたのかな。な〜んちゃって(^_^;)‼️
今まで誰かのために生きてきたし、
この先も誰かのためにしか生きれないからさ。
好きな人に、君に、なるたけ迷惑かからない様に内緒で依存して生きていきたいな。
もう私は、誰かの妹や可愛い年下ちゃんになることは少ないだろうけど
誰かの○○ちゃんでいたい気持ちは、この先もずっとあることでしょう。
あの頃には戻れないことを思い知るの。それでも
喜びはいつも見出すものと、忘れないでいたい。
お誕生日おめでとう、私。
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