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誕生日じゃない日おめでとう、わたし。


こんばんは。はなまるです。

さっそくですが、最近生誕10000日目を迎えました。

誰もが27歳4.5ヶ月で迎える日ですが、大変感慨深かったのでnoteに残します。

わたしは仕事やプライベートでくよくよしたり落ち込んだりすると、カウンターアプリを開きます。

本当なら記念日を記録して楽しむものかと思いますが、わたしは自分の生まれた日を入力してあります。

「だってまだ9500日しか生きてないんだから仕方なくない?」と納得できるのです。4桁しか生きてない若輩者なんだから仕方ないな、長い目で見ればまだ赤ちゃんが立ち上がろうとしてるくらいじゃない?と。

それがどんどん10000日に近づいていくと、20歳になる前のような気持ちになりました。子どもでも大人でもない何者にでもなれそうな、でも5桁を迎えた途端になにもかも変わってしまうんじゃないか?という気持ち。


普通の平日でした。

9999日目は、早く仕事を切り上げて職場近くの大きなターミナル駅に行きました。

ケーキを買おうと思って行ったのですが、ずっと食べたかったちょっといいフルーツサンドを買いました。

そしてお花屋さんに寄って、わたしの大切な日にふさわしいお花になりたいひとー!と声をかけに行きました。

ひまわりが、「はい!🌻」と言った気がしたのでまっすぐなひまわりを1輪だけ買いました。今のわたしではなく、過去のわたしにあげたいと思って。

帰り道に電車の中でひまわりを見ながら、お墓参りに行くみたいだなーと。(けどお墓参りに行ったことはない)

過去の自分を認めてあげるタイミングというか、成仏させてあげたいというか、浄化させたいという気持ち。悲しい気持ちだった頃のことを思い出して、かけてあげたい言葉を考えていました。


‥出来の悪いのんびりとしたこどもでした。

そして、意志のない大人になりました。その途中で自分のことが嫌いになりました。期待することを避けるようになりました。そうしたら、つまらない自分になりました。

でも、つまらない自分を乗り越えて、受け入れて、前に進むチャンスなのかなと思いました。

家に帰るとお花屋さんで見たよりもひまわりの背が高く感じました。わたしも本質は変わらないけれど、置かれた場所で見られ方は変わってきたのかなとか思いました。


次の日も普通の平日でした。

毎朝のルーティンのコーヒーを少しだけ丁寧に入れて、大切なものみたいに厳重に包まれたフルーツサンドを食べました。期待しすぎて、まあこんなものかなと思いました。

化粧はいつも通り仕事用の手抜きメイクをしました。わたしだけが特別な日だとわかればいいと思いました。

出かける前に旦那さんが起きてきて、お誕生日おめでとう!!!と寝起きのくせに大きな声で言ってくれました。お誕生日じゃないけどね。

仕事も平和に終わり、一目散に家に帰りました。

旦那さんが、大切な日だからよく行く近所の焼肉屋さんにいこう!と予約してくれていました。約束より大幅に早く帰り、在宅で会議をする旦那さんの近くで床に座り込み、久々に化粧をフルで直しました。

あ!お化粧したんだね!とにこにこする旦那さんに連れられて、いつものコースを食べました。どうでもいい話で笑って、お互いの職場の変わった人のことを一緒に怒ったりしました。いつもの会話でした。

出会ってから4年くらいの旦那さんとわたしですが、お互いにとっての4年位変わる約1200日なんて、ポッと出てきた存在だよね!そんな人と結婚するんだからすごいよね!と話しました。ポッと出の人たちに影響受けてる自分だってすごいよね。

いつもの毎日が積み重なってわたしになったんだなーとしみじみ思いました。ここまでで、自分なりにチャレンジもしたし、たくさん泣いたし、思うところもたくさんあったなと。

これからもいつもの毎日が続いていって、時には時代の流れとか予測出来ないことも起きながら、それもまたいつもの毎日になるんだなーと。特別なことなんてしなくなって、なくたって、わたしはわたしのままなんだなーと当たり前なことをありがたいなと思いました。

10001日目も普通の日でした。

でもやっぱり何かが4桁の毎日とは違うような、不思議な気持ち。

誕生日じゃない日、ばんざーい!