誰だって可愛くかわりたいんだ
痩せてキレイになった!
そんな言葉はよく聞く。たしかにそう思う。
ただ、実際にそう言われることが増えた身になったとき、果たして痩せたことだけが要因なのか、と考えるようになった。
わたしは昨年よりダイエットを始め、14キロの減量に成功し、今もなお継続したダイエットをしている。
実際の数値にすると、身長170センチで、74キロ→60キロの減量に成功。BMIでいうと26→21である。
内容としては食べる量を単純に減らしたことと、食べるものの見直し、夜は炭水化物を控える、お酒は付き合いとしんどい時だけ。食べすぎたら次の日調整する、などまあ、様々なことを少しずつ行ってきている。
糖質制限やカロリー制限はしていない。単に体重を落とすことよりも美容に気をつけながら行うことが優先。運動もなるべくするようにする。など無理のない範囲で生活習慣の見直しを行った。
14キロも体重が落ちれば体形もかなり変化がでてくる。そのため昔着てた服はぶかぶかだ。昨年着てたニットを普通に着たらびっくりするくらいサイズ感が大きかったので買いなおした。
メイクや髪型もこだわるようになった。
もともと美容やファッションに関心が高い方であるが、ダイエットを始めてからは尚更高くなった。
太っていたころはゴムの膝丈のフレアスカートばかり履いてお腹周りを隠していたが、ダイエットを始めてからはタイトなものをなるべく着るようにして常に緊張感を出した。トップスも腕まわりがゆったりしたものよりも、身体のラインが出るタイトなものをなるべく購入して、着るようにした。
昔は身体が大きいから着れないーーーと嘆いていた見るだけだったブランドの服も買えるようになった。タイトなコートを試着して余裕ができた時の喜びと、サイズもう一つ小さくていいなって思えるようになったこと。問答無用でLサイズだった服がMサイズで大丈夫になったこと。挙げたらキリがないくらいファッションの幅が広がった。
顔まわりがスッキリしたからこそ、髪型も幅ができた。ロングヘアにしても顔が野暮ったくならないから髪を伸ばすことに抵抗がなくなった。フェイスラインを隠す必要がないから大胆に髪の毛を巻けるようになった。
そんな要因が重なり、とても容姿の変化を褒めてもらえるようになった。初対面の人にも、綺麗ですね。と言ってもらえるようになった。
お世辞かもしれない。それでも自分の努力が実ったのだと実感して必ず容姿を褒めてもらったら
ありがとうございます
と答えるようになった。謙遜なんてしない。だってその分わたしは自分と向き合った。毎日鏡と睨めっこして、腰回りを細くしたい、新しい筋トレを探す、継続する。理想と現実の差にきちんと向き合った。だから褒めてもらえるんだ。
痩せたから綺麗になる
というのは自分と向き合った証拠である。