トウキョウの空はとても街の灯が明るくて

表題は最近ハマっている歌い手の天月さんの「コスモノート」の一節。優しい声なんだけど澄んでいて、力強い歌声。最近毎日繰り返し聴いているいい大人です。

#東京とわたし

なにかを描きたくてなにに書こうか、と思っていた。最近東京というワードにセンセーショナルな気持ちになる。東京で生まれて東京で育って、いまもなお東京にいるわたしにとってはすべての思い出がある街。東京という言葉って人によって感じるイメージが違うと思う。わたしの東京を描きたい。

わたしは都心にいると落ち着く。渋谷のスクランブル交差点で学生時代を思い出して心がじわっとなるし、新宿のアルタ前で待ち合わせをしていれば今までのデートを思い出す。あのごった返したたくさんの人と、すこし汚い雑居ビルの密集している街がなんだか落ち着くのだ。

突然始まる路上ライブも、キャッチの兄ちゃんの声も、主張の声も、全部全部耳慣れてしまっている。
ここで生きてきた証拠だ。

複雑な地下鉄とJRと私鉄の乗り換えは頭に入っているし、主要駅の乗り換えも出口も迷わずいける。毎日の満員電車に乗って通学していた学生時代。

学園祭の打ち上げは歌舞伎町のお好み焼き屋だし、休日は渋谷のハチ公前で待ち合わせをした。アルバイトで中目黒のレストランに行って沢山お店に連れてって貰ったし、学生時代にホテルビュッフェに行ってクリスマス会をしていた。そんな絵に書いた学生時代を過ごした。

東京は、わたしにとって思い出の詰まった故郷である。

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