1月(少ない!)
レポート、テスト期で心がざわついててあんま読んでない、けどいい本読んだ
1. 『白いしるし』 西 加奈子
ざああ、っと、力が湧いてきた。
あ〜〜、とてつもなく今、出会いたくて出会うべき本だったな。
雑誌で見て、これだって思って本屋で買って、別の本屋には「全女子必読!」って帯が付いてたけど、必読して欲しく無い。私だけのものに独り占めにしたい。
でも、紛れもなく確かにどの女子にも、勧めたいなと思った。恋愛をたくさんしてる人も、あんまりしてない人も、読んでみてほしい。本編はもちろんだけど栗田有起さんの解説素晴らしくて、男に生まれてきたかったと思ってた最近だったけど、女いいなと思えた。ほんと、全身全霊で恋をする夏目のすがすがしさ、しびれるくらいにかっこいい。ぐあーーーっと、打ちのめされる。
ほんとめちゃくちゃ好きだった。共感すぎた。今だった。
今年一冊目の読書から幸先好くて今年出会う本たちがとても楽しみ。
2.『ひと』小野寺史宜
ただ生きていく、流されていくだけでも日々は大変で、怒りたいところで怒りが湧かなかったり、その分となりの人がなんでか怒ってくれたり、そういう、一筋縄ではいかない人の思いと繋がりが溢れていた。嫌な人にも嫌な人なりの世界の見え方があるし、良いなと思える人にもどこか隙はあって、大事なのは自分で自分をどう生きていきたいかの意思と欲なんじゃないかと思うし、どんなことが起きても未来をないがしろにしない主人公はカッコいいなと思った。
どこにも押しつけがない文体と思考で、でも長所と短所は冷静に判断してたりと不思議な読み心地だった。ふつうの「ひと」なのがいいな。
3.『ひとりごと絵本』100%ORANGE
レポートの参考文献探してたら見つけてついついめくった。笑ってしまった。なんだこれ。好きだわ。
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他にもほんとは3冊くらい読んだけど、芝居の本とか内緒にしたい本だったから内緒。あとは装苑とかえんぶとか雑誌をよんだ。
アイスを買います