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冬のおもてなし

取材協力で福井冬のおもてなし(庶民編)

冬の始まりは、麹の季節の始まりともいえますね。
大豆麹と米麹を使った冬の箸休め。
左から、

【もろみ】大豆麹、米麹、塩が原材料で、お塩控えめなお醤油のもと
(この日は、私流アレンジでオリーブオイル&柚子とスパイスを追加)
【なとみそ】大豆麹、米麹、甘酒、塩、夏野菜の塩漬け(塩抜きしたもの)、紫蘇の実等が入っています。白ご飯とこれがあれば十分。

【実家の母のなとみそ】大豆麹、米麹に自家栽培の夏野菜の塩漬けを、塩抜きし、味醂やお醤油で味付けし数日間寝かせた母の味。


大豆麹と米麹、冬の麹仕事の味わいも様々です。

【里芋のちんころ煮物】
このくらいの大きさのものが丁度いい。
福井県産の里芋、そして地元の(甘い)お醤油ありきの味付けです

【美山、河内赤カブの酢漬け】
焼き畑で作る、福井伝統野菜の赤カブを酢漬けにしたものを頂きました。

季節の食べ物が行き来するのも、この辺りのいつもの風景です。

【春菊の胡桃味噌和え】
地元の山の胡桃は小っちゃいけれども、味が深い。
ので、合わせるお野菜も法蓮草とかよりも、
香り強めの春菊が合う。

乾煎りは必須です。
すり鉢でゴリゴリしていくと、その油脂の多さなめらかさに驚く。
良質な胡桃の油が、胡桃味噌に奥行きを出してくれるのです。

つづく・・・

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