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順徳上皇伝説と謎解きウォークラリー

順徳上皇と承久の乱

2022年現在、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にて、登場する後鳥羽上皇。
八十二代天皇「後鳥羽上皇」は、武家政権である鎌倉幕府、特に二代執権「北条義時」を敵視する。
そして、遂に1221年(承久3)に北条義時追討の院宣を出すことで『承久の乱』が幕を開けた。
この後鳥羽上皇の意志に積極的に賛同したのが後の第八十四代天皇『順徳天皇』である。
順徳天皇は、鎌倉幕府打倒のために、早々に後の仲恭天皇に譲位することで戦いに備えた。
戦いが始まるも、上皇軍が大敗。
後鳥羽上皇は、隠岐島に。
順徳上皇は佐渡島に配流されることとなる。

順徳上皇を導いた廣斉寺

石川県津幡町の順徳上皇伝説

佐渡島に向かう順徳上皇が大しけに遭い、やむなく現在の石川県かほく市大崎に上陸。
そして、石川県河北郡津幡町御門に行在所を定め、しばらくの間滞在した。
悲劇の上皇「順徳上皇」の伝説が石川県津幡町に存在することは、あまり知られていない。
ここ津幡町には、御門屋敷跡、上皇に飲料水として差し上げるための井戸跡など史跡が多数存在する。
そして、津幡町英田地区には、順徳さん謎解きウォークラリーも企画されマイナーではあるものの人気スポットとなっている。


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