ストックイラストの極意を考えてみた

ストックイラストはじめて３か月が経った現時点で
売上を伸ばすために大事なことについて
気付いたことを書いていきます。

ストックイラストの売り上げを伸ばす極意、それは

ニーズ×クオリティ×数

じゃないだろうか。
とっても簡単な数式であらわせた。
一つずつ解説していこう。

ニーズ

まずこれは需要があること。必要とされているイラストであること。
さらにいうと供給が足りていないもの。
ニーズを読む力がある人は、結構早くから成果を出せるのではないかな。
でも、そんなものはないからといって、ここで諦めるのはまだ早い。

クオリティ

作品の質というと絵が上手い下手かというとそうじゃなくて、
使いやすさ
ストックイラストにおいては、使い勝手が良いかどうか、使いたいと思うかが重要。
これは４段階あると思ってる。

０、審査に受からないレベル
イラストの審査に落ちたら０は０のまま。お店に並べられないのでダウンロードされることもない。

１、審査には受かるけどできれば使いたくないレベル
出来れば使いたくないなーというものだが、これしかないなら使う人もいる。イラストは好みもあるし、シチュエーションによっても求められる絵柄は違うけれど、そのなかでも極めて使われにくいだろうなというイラスト。

例えば、何が描いてあるのか分からないイラストとか。（抽象画は別として）人物を描いてるのに、作者が想定している年齢性別に見えないものとか。見る人によって解釈が変わるイラストは使いにくいかな。

２，これでいいレベル
これでいい！となる。まあまあダウンロードされる。
まずはこのレベルを目指したい。急いでいる人はこれでいいレベルを見つければすぐにダウンロードしそう。

３，めっちゃいい！これ使いたい！レベル
使う予定がなくても欲しくなるようなハイクオリティなもの。
たぶん、これでいいレベルの１０倍から１００倍以上ダウンロードされる。

レベル１のまま数だけ増やしても、なかなか成果が上がらない。
でも２レベルまで行けば、登録数に比例して成果は上がっていく。
まずはここを目指したい。

これは競合によってもイラストの価値は変わってくる。
同じテーマ内で他の作品との比較の問題にもなる。

数　
そして数。
正直、ニーズもクオリティも、どう上げていったらいいか分からない。けれどたしかなのは数。数だけは計測できるし、自分の行動でコントロールできる。だからはじめは特に登録枚数を増やすことを意識していったらいい。
ニーズも重要要素としてかかげたが、手当たり次第に数出していけば、どこかで当たる気もする。

クオリティは上げ方が分かっているなら実践しているだろうし、意識の問題。クオリティが高い人は、低い人の足りない部分が分かる。

そしてさっきも少し言ったが
競合がないってことが大事。
競合が少ない、もしくはないということ。
競合がない素材を出せたら強いんじゃないか。
ニーズもないと０のままだけど。
どの分野にも言えることだが、「ありそうでなかったもの」はヒットの方程式だ。
キーワード検索をして、登録件数が１ページ分しかないものも今でもまだまだある。

あとこれはまだまだ検証中だが、遊び心も結構大事なんじゃないか？ということ。遊び心が他と違ったユニークなオリジナリティになる。
気に入ってもらえて、似たものがなければ、ダウンロードしてもらえる。

まとめ　

ストックイラストが売れるためにこれからできること

１．とにかく数！登録枚数を増やそう。
まずは100枚、そして1000枚登録を目指す。

２．使いやすさを考えよう
実際に身の回りで使われているイラストを観察したり
ストックで売れているイラストの傾向や工夫を分析する。
具体的に使われるシチュエーションをイメージする！

３．登録前にタグリサーチ
ニーズを取りこぼさないように、検索キーワードの多いものを外さないように調べる

使われることを考えながら、登録数を増やしていく、
単純だがそれがストックイラストの売り上げを伸ばす極意ではないだろうか。