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バビロン体験記のこと

ゴリラザウルスです。名前変えたい。

最近秋野ひろっていうおもろ漫画家のおかげでバビロン体験記色んな人に見てもらえてるのでちょこちょこ警察学校のこととかについて解説します。

読んでくれた方ありがとうございます。

バビロン体験記の登場人物について

バビロン体験記の登場人物は全て実在する人物を元に作ってます。


けど明記しときたいのは主人公のゴリラザウルス(俺)を除いた全ての登場人物はゴリラザウルスが見た、体験したことをより伝わりやすくするために脚色してるので完全に本人というわけではないということです。

体験記と名を冠しているので嘘は描いていませんが脚色はしてまっせというお話です。

ゴリラザウルスの視点や感情だけ本物です。思い出しながら描いてます。なつけ〜。



森巡査を例に挙げて説明します。


森巡査とは汗かきでムキムキで実家の酒屋を継がずに警察官を目指しますが、作中4話で理不尽な指導を受けて警察官の道を諦めてしまう同期です。

指導についての賛否は色々あると思いますがゴリラザウルス的には正当であったと思ってます。このnoteの趣旨とは違うので説明は省きます。


事実として、「厳しい指導を苦にして退職を選んだ」同期はいました。そもそも卒業時には入校時の半分くらいしか残ってなかったし。

ただ森巡査という人間は存在しません。


「汗かきな同期」「ムキムキな同期」「実家が酒屋な同期」「指導に耐えきれず退職した同期」、最低でも4人の同期の要素を掛け合わせて誕生したのが森巡査です。

その他のキャラクターも同様の製法で作り上げた実在する警察官のキメラです。

一回同期全員バラバラに解体してマンガ的に映える要素を繋ぎ合わせたり、描写できない部分を取り除いたりしてキャラクターを合成してます。

長々説明したけど要は「実話を基にしたフィクション」ってことやんね。そういうことです。

学校施設、設備等について


これは校内の建物や室内の構造についてですが、警察学校は施設の特性上敵対する組織(共産党とか)に構造を知られてはいけないので多分この辺は隠しといたほうがええやろなという部分に独断でところどころフェイクを入れてます。

敵対組織とかカッケーよな。みんなは組織と敵対したことある?

描くのがめんどくさいというのもあります。めんどくさいです。

木村指導員についての補足、訂正

たまに出てきてはキレ回って森巡査を退職に追い込んだ警察官です。

彼についてリプライや引用リツイート等で

「木村教官酷すぎる」


「この教官大丈夫か?」



みたいな意見をいただきます。リプとか嬉しいからドンドン送ってね。

酷すぎるかどうかはさておき、ひとつだけ訂正させてください。

木村指導員は教官じゃないです。


教官じゃないんです。「指導員」なんです。これは完全に作中での説明不足なのでここで補足しておきます。


木村指導員は学生側


木村指導員は学生です。ゴリラザウルスと一緒。無論森巡査とも一緒。学生が学生辞めさせてます。

なぜこんなことをするのか?
木村指導員がカスゴミ警察官だからではないです。


指導員という立ち位置


木村指導員は教官ではなく学生で、「指導員」という役職を請け負っています。

指導員の説明の前に警察学校に所属する学生について説明します。

他県警ではどうか知りませんが、僕が入校した警察学校では大きく分けて3種類の学生がいました。

1.ゴリラザウルス、森、江口、香川ら


2.木村指導員他


3.専科生

1.は特に説明不要ですが、要は入校したてのペーペー学生。怒られるのがお仕事の新米警察官です。作中に登場する「巡査」は大体これです。


2.は作中ではまだ木村指導員しか出てきていません。なぜなら作中では現時点で木村指導員くらいしか接点がなかったからです。今後もしかしたら何人か出てくるかも。
彼らはゴリラザウルスらより半年早く入校して訓練を受けている「先輩」にあたります。ゴリラザウルスが高1やとしたら木村指導員は高2。

3.は警察学校卒業後なんらかの専門的な技能の取得のため再度入校した人たち。ゴリラザウルスが高1やとしたら高7くらい。
特に今後作中で描く予定はないです。何してるか知らないので。高7ってなに?


以上3種類の学生がいます。その中で1と2はかなり密接な関係を築くのですが、それが「指導員」という役職です。


僕の県警では2の学生が1の学生に寮のルールや警察官として必要な言動を指導するという制度がありました。これは2の学生の指導能力の向上や1の学生と2の学生の交流を目的としています。多分。

ただ2の学生全員が指導するというわけではありません。
2の学生も学生なので自分たちの勉強や訓練があります。指導に時間を割いて自分たちの訓練が疎かになってしまっては本末転倒です。

なので2の学生のうち、後輩育成に時間を割いても問題ないであろうと判断された優秀な学生のみが1の学生に対し指導を行います。それが「指導員」です。

つまり木村指導員は教官ではなく優秀な先輩ということになります。


指導員は教官の指示のもと訓練を実施したり1の学生の寮内での生活をサポートしてくれます。
サポートというか監視ですけど。指導期間中はまじうざかったわほんま。


そういうことです。指導員は教官じゃなくて学生で俺らの先輩です。分かりにくいよな〜別にこれ分かっとっても分からんでもええねんけどな。ポリなりたい人は予習くらいのつもりで見とってくれたらええなみたいな。そんな感じです。

最後に


申し訳ないですが現在バビロン体験記は制作を中止しています。
理由としては僕は絵を描く以外に音楽活動も行っているため絵一本の人より遅筆がちであること、またマンガ制作以外に有償でのイラスト提供も行なっており、依頼がめちゃくちゃ渋滞してるので趣味のマンガに割く時間がないからです。


有償依頼が片付き次第また再開しようと思ってます。再開というか別に描いて無いわけじゃないねんけどな。
有償依頼の休憩がてら描いてます。ぼちぼち不定期であげながら有償依頼が終わったらちゃんと毎週金曜日に1話ずつあげていくのでよろしくお願いします。

今のうちに読み直しまくって気になるとことか質問してくれたら嬉しいです。


終わり。

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