慌ただしい朝。

電車を一本逃しただけで、
朝話しかけてきたあなたのせいにしてしまう。
1分時間が危うくなっただけで、
あなたに誠意を問うてしまう。
時間の波を読み違えて、
ここまできてしまったのは わたし。

私と同じように、神経を逆立てたものたちが詰まった箱
出来るだけ針を畳んでも、刺さってしまう距離。刺してしまう距離。
抗っても、血を見るだけだから。

少しガタゴトに慣れてくると、痛みも和らいで
ああなぜあの時、私は酷く憤っていたのか。
そしてなぜあの人はそれを受け止め、あるいは受け流したのか。
怒りはぶつけていなくとも、伝わっているはず。

でもあの人は強いから、痛くも痒くもなくて
肌に怒りが触れたことすら忘れて
すぐに好きなものを見つけに行ってしまうのだ。
それが貴方の周りの救いだって、知ってた?

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