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ネットリテラシーの必要性~住所はこうやって特定される~

1.ネットリテラシーの必要性

最近ネット界を騒がせている「特定班」。それは、一個人から某有名Youtuberまでもが被害にあっている。しかし、大抵の特定される人は「ネットリテラシー」が全くないという共通点を持っている。もし、ネットリテラシーが欠如しているものが炎上してしまったら、どうなってしまうだろう?これから、SNSに投稿すると危険なものなどを挙げて、ネットリテラシーの大切さを紹介していく。

2.SNSに投稿すると危険なもの

今から挙げていく情報は、SNSに投稿すると、住所が特定されてしまう危険性があるものだ。

①自宅から撮った写真

これは当然だろう。自宅から撮った写真というのは、一番危険なものだ。まわりに特徴的な建物がなかったとしても、特定される材料となりえるものだ。

②「○○住み」「○○在住」

これは、どこに住んでるかを特定されてしまう。これ1個ではさほど特定されないが、断片的な情報がいくつも集まると、特定されてしまう。

③通っていた小学校、中学校

これらが、私立ならまだ特定される危険性は少ないが、公立だった場合、通っている学区から特定されてしまう可能性がある。

④天気の情報

天気の情報では特定されないと思っている人も多いだろう。これも特定される危険性がある。過去の天気は気象庁のホームページで確認できる。なので、天気の情報を公開するのは、やめておいたほうがいいだろう。

⑤交通機関

バスや電車の情報は特定されやすい。たとえば、「バスが遅れた」や、「人身事故ふざけんな」などの情報は、すぐ調べられてしまう。

⑥自宅付近の地形情報

「川が流れてる」「近くに森林公園がある」などといった情報も特定材料となってしまう。

3.特定班はどのように学校を特定するのか?

例えば、芝学園に通っている生徒が、迷惑行為を投稿し、SNSで大炎上してしまったとする。その場合、特定班が一番最初に特定しようとする情報は、通っている学校である。

「今日運動会だった!投稿日2019/4/29」

「今日は文化祭だ 投稿日2019/9/15」

など、情報を上げていた場合、運動会は特定される可能性は少ないかもしれないが、文化祭はすぐ特定されてしまう要因となってしまう。

もし、これらの行事の情報がなかったとしても、「今日は卒業式で高校生だ!」と投稿してしまった場合、芝学園のホームページに書いてなかったとしても、「今日 卒業」などで検索にかけると、一人ぐらいプロフィール欄などに「芝学園」と書いている人もいるだろう。これらを検索にかけて、何も出てこなかった場合、次に探すのは、フォロワー内に同級生のアカウントがあるかないかだ。フォロワー内に同級生のアカウントが出てきた場合、そっちから漏れている情報を探すことで、特定につなげられてしまうのだ。

4.特定班はどのように住所を特定するのか?

「3.」と同じ状況とする。学校を特定した後は、住所特定を特定班は試みる。大抵、学校を特定された時点で「○○圏住み」ということがわかってしまう。特定班が目をつけるのは、自宅からの写真である。特徴的な建造物が見えていた場合、それだけで特定されてしまう。次に目をつけるのは、最寄り駅である。「○○駅最寄りなんだよね」といった会話は避けるべきだろう。

5.これらを通じて

さて、これらを通じて一番言いたいことは、炎上するような内容を投稿しないというものも大事だが、「個人情報を特定されるような情報を出さない」ことを常に心がけることである。常に特定班に狙われていると考えて、行動した方が、もし炎上した場合、特定されずに済むだろう。これを読んでくれて、少しでもネットリテラシーが身についてくれれば幸いである。

6.参考画像


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